2008年08月12日

利に放(よ)りて行えば、怨多し

利に放(よ)りて行えば、怨多し

 オリンピックの開幕のパフォーマンスで、論語の勉強をする古(いにしえ)の人々の様子が表現されいた。
 現実の中国国内には、論語の教えとは逆に、譲る心が薄れ、我先にの我欲の社会になっているように見えます。

 昨日も、一般庶民の生活の一端がニュースで流されていました。下記の論語の教えとを読むと、オリンピックを強行に進めている中国共産党のパフォーマンスは、相当無理が見えて来ます。
 オリンピックは、国を開くと思っていますが、伏せられていた色々な矛盾が、オリンピック後の中国の人々を、覚醒させることにつながり、真の民主国家への一歩につながれば良いと願っています。

論語、「里仁第四」より、

(現代語訳)
子日わく、利に放(よ)りて行えば、怨多し。

子日わく、能(よ)く礼譲)を以て国を為(おさ)めんか、何か有らん。能(よ)く礼譲を以て国を為めずんば、礼を如何にせん。

(解 説)
孔子が語れた「自分の利益のみを思うて行えば、やがて互に怨みあうようになることが多い」

孔子が語れた「礼の根本である譲る心えお以て国を治めれば、なんのむずかしいことがあろうか。その譲る心を以て国を治めなければ、礼制が如何に整っていても、どうしようもないであろう。

(感 想)
 法令、決まり事を整えることも重要ですが、底辺の一般庶民の生活を充実させることが、第一の政治の仕事と思います。
 国家は、色々な矛盾をはらんで存在していますが、オリンピック開催中に、国内はもとより、海外からも非難するアピールが続くけば、中国トップの威信が下がるように思います。
 国は、権力者のために在るのでなく、国民のために在るとことを、今回の北京オリンピック関連の報道を見ながら考えて行きたいと思います。



Posted by ノグチ(noguchi) at 18:33│Comments(0)TrackBack(0)孔子の教え

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