宇土親子論語教室 5月2日 参加しました。
宇土親子論語教室 5月2日 参加しました。
ここ2ヶ月、毎月の第1土曜日に開催の「宇土親子論語教室」に参加しました。子どもが20名、大人10名の参加ですが、だんだん「論語の素読」が定着して、子ども塾の方も形が整い、普及が進んでいるように思います。
昨日は、子ども塾の方は、「君子は義にさとり、小人は利にさとる」を何度も読み、分かりやすく説明して、楽しく耳に残るように、話をして行きます。そして、大人も混じって、「仮名論語」を2ページ素読します。
その後、童謡を3曲歌いました。手遊びをしたりしながら、美しい言葉と楽しさも加味して、前半の「子ども塾」が終わります。
後半は、大人たちだけで、孔子の教示を色々な角度から、読み解き、意見を交わす時間もあり、現代に政治状況も踏まえ色々な考えが交わされ、自分の思慮の足りなさを知り、さらに学びたいと思う気持ちになります。
昨日の言葉で印象に残ったのは、
「意なく、必なく、固なく、我なし」
(意味)
意:主観だけで憶測する事
必:自分の考えを無理に押し通すこと
固:一つの判断に固執すること
我:自分の都合しか考えぬこと
孔子は、この四つの欠点がなかった人だった。孔子という人が、いかにバランスのとれた人間像を形成していたかが、よくわかる。
日々の暮らしのなかで、「意、必、固、我」にこだわらない懐の大きさを育てたいと思います。
今日は、宇土親子論語教室の報告でした。
*参考資料:安岡定子著「こども論語塾」より
関連記事