宇土親子論語教室 5月2日 参加しました。

ノグチ(noguchi)

2009年05月04日 08:19

宇土親子論語教室 5月2日 参加しました。

 ここ2ヶ月、毎月の第1土曜日に開催の「宇土親子論語教室」に参加しました。子どもが20名、大人10名の参加ですが、だんだん「論語の素読」が定着して、子ども塾の方も形が整い、普及が進んでいるように思います。



 昨日は、子ども塾の方は、「君子は義にさとり、小人は利にさとる」を何度も読み、分かりやすく説明して、楽しく耳に残るように、話をして行きます。そして、大人も混じって、「仮名論語」を2ページ素読します。







 その後、童謡を3曲歌いました。手遊びをしたりしながら、美しい言葉と楽しさも加味して、前半の「子ども塾」が終わります。



 後半は、大人たちだけで、孔子の教示を色々な角度から、読み解き、意見を交わす時間もあり、現代に政治状況も踏まえ色々な考えが交わされ、自分の思慮の足りなさを知り、さらに学びたいと思う気持ちになります。

 昨日の言葉で印象に残ったのは、

「意なく、必なく、固なく、我なし」
(意味)
 意:主観だけで憶測する事
 必:自分の考えを無理に押し通すこと
 固:一つの判断に固執すること
 我:自分の都合しか考えぬこと
 孔子は、この四つの欠点がなかった人だった。孔子という人が、いかにバランスのとれた人間像を形成していたかが、よくわかる。

 日々の暮らしのなかで、「意、必、固、我」にこだわらない懐の大きさを育てたいと思います。

 今日は、宇土親子論語教室の報告でした。

*参考資料:安岡定子著「こども論語塾」より

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