「人生が変わるかもしれない」という感覚を感じる時
人は、出会いや、体験から、「ハッ!」とする瞬間があると思います。
「そーか、これだったのか!」
と気付きから、新たな発想や道が見つかることが、人生に何度かあると思います。
それは、危機かもしれませんし、チャンスかもしれません。
しかし、日々凡庸な感覚で生活していると、そのチャンスをつかむことができないとも言われます。世の中の変化に関心を持つこと、周りの人の語る言葉に耳を傾けることが大事と思います。
伊藤肇著「人間学」の次の一節がありました。
(本文より)
学問は人間を変える。また、人間を変えるような学問でなければならない。そして、その人間とは他人のことではなく自分のことである。他人を変えようと思ったら、まず自分を変えることである。(中略)
(感想)
「尽心」(じんしん)という言葉があります。心を尽すという意味ですが、本当の意味は、自分の心と向き合い、自分の心を育てるような努力をすることと、中国古典の解説書で読みました。
自分を変える学問、「尽心」の実践が私は大事と感じます。
心を尽し、学問に打つ込むことこそ、自分を変えて行くのだと思います。
「尽心」
心尽す、そんな日々の積み重ねを大事にしたいと思います。
*参考資料:伊藤肇著「人間学」