~語り学び合う場~(仮称)「心養塾」
社会の出来事・事件は、みな人の心が決めたことが現れます。
・孔子・孟子、老荘思想、荀子等の教え
孔子・孟子の「性善説」、荀子の「性悪説」とありますが、両方に共通するものはやはり「学ぶこと」が必要と説いています。
孔子の「堯・舜」の聖人(聖天子)をシンボルとする人の生きる道、老荘思想の自然体の生き方、孟子の積極的「仁者」の生き方は、日本社会に長い時間をかけて浸透していると思います。
「荀子」には、元々人は悪い心を持っていて、それを目覚めさせない(行動の起させない)ように、教育し、法でしばることが必要とあります。
・人は多種多様、百人百色
人は、十人十色、百人百色の性格が存在しています。社会の変化に伴い、価値観もどんどん変ります。その時々の正しい(良識)とは何か、常に問われていて、昨今の情報技術の発達は、その判断を早く求めるようになって来ました。
しかし、孔子・孟子、老荘思想、荀子、陽明学、等々を学ぶと、人間の本質(心)は、二千数百年前よりほとんど変っていないと思います。
・社会変化と自分の心
そんな思いの中で、これまでインターネットでの情報発信が中心でしたが、やはり意識ある人たちと語る場が必要と思うようになりました。
私自身は、人から新しい情報を学ぶ異業種交流会「四季の会」を11年続けてきました。これも継続しますが、今の大きな興味は「社会変化と心の在り方」にあります。
・自分の心と向き合う「語る場」
一人ひとりの心が、社会も世界の決めていて、なにかの導きによって出会い、仲間をつくり、成長させてもらっているではと思うようになりました。それと、自分自身の心と向き合う方法として、他人と語る機会が必要と考えています。
それは異業種交流会を続けるために、1200人と越える方と、一対一、一対二で、語る機会を必ず設けて来た経験から、人と語ることは自分の考えを整理するのに、とても有効であると感じています。
・語り、学ぶ場はどんなものか
社会の様々な問題を題材に、故事や遺訓、偉人の生き方、人生観、哲学、更に科学、民族学、新技術、次世代のことなど思いつくままに、それぞれが意見を語りながら、自分の心と向き合う場を作れないかと考えています。
3~6名くらいの少人数で、年に6回程度(1回3時間程度)。日時は、隔月の第2土曜の午後とかどうかと思っています。
・ネット上で、事前から議論が始める
語る内容は、毎回、事前に幾つかの「キーワード」を会う以前から意見を交わしながら当日の集まりに至る形でどうか。もし参加できない人や、遠方の方にも、当日の議論内容が解かるように、整理し後日ブログに掲載してはと考えています。
もしこんな、語る場「心養塾」なるものを作れば、参加したいと思われる方は、ご連絡下さい。一人でも参加者が居れば、来月(09年06月)からでもやりたいと考えています。
・場所と参加費用、参加条件
多分、気になられるのは、場所と参加費だと思います。場所は、私の自宅(熊本県宇土市)で開催。キーワードに関連する解説資料(コピー)+お茶とお茶菓子があった方が良いので、参加費300円程度でどうかと、勝手に思っています。
参加条件は、年齢、性別、民族、国籍は問いません。参加回数は、毎回でも、時々でも、年に1回でもOKでどうかと考えています。
・宇土の田舎屋
実は、自宅の書斎をゴールデンウイークに大模様替えをしました。おかげで、座卓ですが6名程度がゆっくり座れます。気候が良い時は、ベランダで外の空気に触れながら語ることも出来ます。またグループとかで参加され時は、八畳の2間続きのありますから、対応できると思います。
色々ご意見もあると思いますので、意見、アドバイスも含め、メール、書き込み等頂けるとありがたいです。
<素案>
(仮称)「心養塾」~語り学び合う場~
記
日 時 偶数月の第二土曜日、14:00~17:00
場 所 宇土の田舎屋(野口宅)
参加費 300円程度(お菓子の費用で多少上下)
*開始予定:2009年内
*お問い合わせ先 Email : aande@lime.ocn.ne.jp
FAX : 0964-24-3570