素心規(素直な心を忘れない生き方)~今日訓示~
「素心」
利害や意見や年齢や地位身分など、そういう様々な世間の着色に染まぬ生地のままの純真な心
「素心規」~生き方の指針~
一、禍か福か、福か禍か、人間の私心でわかるものではない。長い目で見て、正義を守り、陰徳を積もう。
二、困窮に処するほど快活にしよう。窮すれば通ずる、又通ぜしめるのが、自然と人生の真理であり教えである。
三、乱世ほど余裕が大切である。余裕は心を養うより生ずる、風雅も却ってこの処に存する。
四、世俗の交は心を傷めることが少ない。良き師友を得て、素心の交を心がけよう。
五、世事に忙しい間にも、寸暇を偸んで、書を読み道を学び、心胸を開拓しよう。
六、祖国と同胞の為に相共に感激を以って微力を尽そう。
(安岡正篤著「一日一言」より)
先人の言葉を、大事に日々、反省を忘れずに生きなければと思う。
仕事は、与えられるもの、良き機会と思い、周りを最良の方向へ向かわせるような、言動に務めたいと思う。
言葉こそ、人も自分も動かす原点のように思います。不知火龍馬会の綱領になりました。