ビジョンの明示(土光敏夫)、未来テレビ「4K 」⇒「8K 」

ノグチ(noguchi)

2013年01月28日 04:43

「ビジョンの明示」(土光敏夫)、未来のテレビ「4K 」⇒「8K 」

おはようございます。今日から、朝のウォーキングを再開します。50キロを歩き、新たな気持ちで歩きます。薩長同盟ウォークの長距離ウォーカーから、「ウォーキングは毎日練習してはいけない。必ず休みを取りなさい」の指導から、週に2日は休むことにしています。

さて、昨日は日本の情報収集衛星打ち上げが成功した。純正日本のH2Aロケットで、打ち上げられた。16回連続の打ち上げ成功は、素晴らしいと思います。

日本のロケット開発は、様々な困難を乗り越えて、商業ベースに乗るまでに、近づいて来ている。衛星探査の「はやぶさ」の奇跡ではないが、やはり高い目標が必要と思います。

昭和の名経営者の一人、土光敏夫氏の訓示録「信念の言葉」に、次の一節がある。

「ビジョンの明示」
 自分のビジョンや目標といったものを持たない人は、考え方が現状維持的になり、行動が保守的になりがちである。
 自分のビジョンや目標を持つ人は、それを何とか達成しようとする意思が働き、前向きの考え方をするようになるし、それを座標軸として個々の行動を決めようとする。(中略)

日本のロケット開発は、小さな鉛筆くらいの大きさのロケットから始まり、現在は高さ50mを越える巨大ロケットを打ち上げるまでに、技術が上がった。

鹿児島の内之浦のロケット開発の打ち上げ基地を、一度見学に行った折に、まだまだ開発の模索段階、失敗の連続だったのだろうと、感慨深く見た記憶があります。しかし、高い目標を持って進められたロケット開発は、世界の信用を得るまでになりました。

数週間前、アメリカの家電展示会に、次世代テレビ「4K」が発表されていた。今朝の新聞に、「4K 」テレビの放送を前倒しして平成28年から放送するとあった。また、ネット情報だが平成32年には「8K 」を目標に開発を進めているそうだ。

人は、高い目標を掲げれば、それをどうにかして達成したいと、工夫するものです。トップの仕事は、次世代戦略をわかり安く明示し続けることが、とても大事と思います。

ー産経webニュースよりー
>実際、「日の丸電機」の逆襲はすでに始まっている。今年初めに、米ラスベガスで開かれた世界最大の家電見本市で、日本と韓国のメーカーは一斉に、現在のフルハイビジョンの約4倍の解像度を持つ「4Kテレビ」を発表した。

>東京五輪の招致をめざす平成32年にあわせて、「8K」の開発も進んでいる。かつて「夢の箱」と呼ばれたほどの輝きを、テレビは取り戻すことができるだろうか。

http://sankei.jp.msn.com/smp/economy/news/130128/biz13012803070000-s.htm

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