「悲観論者はあらゆるチャンスに困難を見いだす。楽観論者はあらゆる困難にチャンスを見いだす」(ウィンストン・チャーチル)
「悲観論者はあらゆるチャンスに困難を見いだす。楽観論者はあらゆる困難にチャンスを見いだす」(ウィンストン・チャーチル)
自らの"いいところ"を探す
夢を実現し、成功を手に入れ、しあわせになり得るすべての要素を持ちながらも、いつも憂鬱そうにしている人がいる一方で、何度も不運や困難と直面しながらも、人生に喜びを見出している人たちがいるのはなぜでしょうか。
(以上、『ハーバードの人生を変える授業』から)
冒頭の言葉は、第二次世界大戦当時のイギリス首相ウィンストン・チャーチルの言葉ですが、ヨーロッパでナチスドイツが戦線拡大している時、イギリスはアメリカの参戦を画策していた。その状況下で、日本が真珠湾攻撃をして、アメリカの参戦が確実になった時、ある歴史書のチャーチル首相の言葉「これで寝れる」と。
ヨーロッパでは、アメリカのノルマンディ上陸作戦からヨーロッパ戦線は大きく転換した。ところが太平洋戦争は、日本の進撃が早く、インド洋でイギリス自慢の戦艦が3隻も日本に撃沈され、日本を巻き込んだが、日本の強さにチャーチルは落胆したとの史実もある。
冒頭の言葉は、第二次世界大戦の経験があった時期の言葉かは別として、当時の政治指導者は、戦争に翻弄されて、日々一喜一憂の生活だったのだろうと思います。
本の一節に、
「幸福というものは人生における客観的な出来事で決まるのでなく、出来事をどう解釈するかという主観的な心の働きによって決まるもの」
また、どのような状況でもそこによい部分を見つけられる人たちがいます。他人の成功を自らのことのように、挫折をチャンスに、人生を楽観的に生きれる人たち。
最高の出来事が起こるのではありません。起こった出来事を最高のものにできる人がいるのです。
上記の感覚で、過去の出来事を捉え直すと、自らが歩いてきた人生も違った見方が出てくるのではと思います。
坂本龍馬のように"常に前のめり"の生き方をするには、失敗をくよくよ悩むより、今できることに取り組んで行く。それこそが楽観論者ではないかと思ます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
関連記事