(姜尚中氏講演)政治は、硬い板をキリで穴を開けるようなもの
・横井小楠生誕200年祭
今日は、横井小楠生誕200年を記念して、熊本市と熊本日日新聞が共催した、横井小楠200年祭の企画「篤姫と肥後の猛婦たち」、「横井小楠の思想」をテーマに、基調講演とシンポジウムがあった。今日も色々な勉強をさせて頂きました。関わる人々の感謝の一日でした。
・偶然の姜尚中の講話
窮めつけは、熊本市長の幸山政史氏と政治学者・姜尚中(かん・さんじゅん) との対談(トークショー)が開催された。この催しに参加できたのは、偶然がいくつか重なって出会えた出来事でした。
・始まりは、訪問者から
まず、横井小楠200年祭の催しが終わりに近づいた頃、一人の女性記者らしき人が、受け付けを訪ねて来て、
「肥後元気モンでは、ご迷惑をかけました」
と、・・・、これは私の中では、終わっていた話でした。
「いえいえ、行き違いはこちらも責任があります。気にされずにお願いします。」
と返事をすると、ますます「すみません」の言葉、私が、
「今日は、謝るために来たのですか?」
とたずねると、
「いえ、今日は熊本市長の○○さんと政治学者・姜尚中(かん・さんじゅん)が、歩きながら熊本城を見学ウォークをされたの、同行しました」
と返事、私が、
「それはとても良き企画ですね、その対談はどこかで聞けますか?」
と聞くと、
「今夜あります。18時から」
とあり、私は何を勘違いしたか?、元細川首相夫人の細川佳代子さんと勘違いし、
「新聞広告で見た、熊本大学教育学部60周年の企画ですね。ぜひ聞きたいので、今から参加できますか?」
と聞くと、会場へ連絡され、代表者から「OK」の返事ありました。17時にシンポジムが終了し、早々に片づけをして、熊本大学百年記念館に着くと、「幸山政史VS姜尚中の対談」のカンバン???、結果オーライ、これはおもしろい企画、ぜひ聞きたくなり、責任者を読んでもらうと10年来の知人でした。即「了解」を頂き、前から3列目で、二人にトークショーを聞かせてもらいました。
・幸山政史氏と姜尚中は同窓だった。7つのキーワード
それぞれの高校時代の話(同窓、年齢差あり)、今回の政変、熊本の未来、熊本の未来、政治的リーダーの資質とは、リーダーの必要な7つのキーワード、リーダーに最も必要な
心とは、・・・、(姜の著書から)
・私が聞いた今年の最高レベルの講演
今年、最高の講話でした。会場は超満員で、誰も帰ろうとせず、先輩の後輩としての親近感、最後は「日中韓の首脳会議を、熊本城の本丸御殿で」の提案まで出て、会場は大盛り上がりでした。この企画は、熊本大学の学生が企画し実現にしたと最後の紹介がありました。
・政治とは、硬い板をキリで穴を開けるようなもの
姜の最後の言葉が印象的でした、「政治とは、硬い板をキリで穴を開けるようなもの、これからのリーダーは信念もち、半歩先を行く事が大事」とありました。そのリーダーの要素に、「先見力」「コミュニケーション力」「動員力」「決断力」、他。
・「苦中に楽有り」、偶然の講話、不思議、不思議・・・
今日は、朝からどたばたの一日でしたが、最後のトークショーのお蔭で、とても充実した1日を感じることができました。「忙中に閑有り」、「苦中に楽有り」、闇に指す光のような姜さんのお話でした。
「偶然=必然」に感謝し明日の活力を頂いたこととと、人の行動を検証した一日でした。