人間は、地上に何か残そうと思わずにはいられない

ノグチ(noguchi)

2009年05月09日 15:42

人間は、地上に何か残そうと思わずにはいられない

 私は、何のために地上に来たのか?
 私は、何をするために生きているのか?
 私は、後世に何を残し伝えるのか?

 5月5日、平和・環境活動家の先輩が亡くなった。
 その志は、友人知人によって長く語り続けて行くと思う。
 一般人は、物体を残すことは出来ないので、志(心)を後世へ伝えて行くことが大事と思います。五木寛之の言葉に、次の一節がありました。

(五木寛之語録)

「人間はただ生きているだけではなく、自分が何かこの地上に残そうと思わずにはいられない存在なのだ。」

「人間の生活なんてものは、雑然としているのが当たり前なんだよ」

 歴史上、大きな遺物が世界各地にあります。

 ギリシャのパルテノン神殿、

 ローマのコロシアム、水道橋、

 エジプトのピラミッド

 インドのタジマール宮殿(墓殿?)

 中国の紫禁城

 日本の伊勢神宮、法隆寺、大阪城、熊本城、

 大変な労力と時間をかけて建設されてきた。権力者の思いつきで始まるのでしょうが、住民の労苦を考えると、やりきれない思いを持ちます。
 現代の権力者たちは、何の未来へ残そうとしているでしょうか。

*参考資料:五木寛之ことばの贈り物


<関連コミュ>
・「他力(TARIKI)」五木寛之
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4176735

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