厳しい避難生活、原発事故の拡大、復興と人々の行動
厳しい避難生活、原発事故の拡大、復興と人々の行動
おはようございます。わが家の家の周りに、春の花が増え始めました。
東日本大震災から18日目、まだまだ厳しい避難所でも生活が続く。特に原発事故は、先の見えない事態を生みだした。
ロシアの作家トルストイの小説に、「人間が馴れることのできぬ環境というものはない。ことに周囲の者がみな自分と同じように暮らしているのが分かっている場合はなおさらである」。
今回の地震は、東北の海岸部とそれ以外で、被災状況が大きく異なる。都市部では、普通に生活をしている状況もあると現地からの報告。自治とはなにか、復興を検証し、人々の行動を見ながら、地域コミュニティの在り方を考える機会にしたい。
また半月が過ぎると、被災地へ色々な企業や事業者が、復興に関わり始める。人間、色々な思いを持って活動をすると思う。
ドイツの社会学者テンニースは、次の言葉を残した。「虚栄心は他人を鏡として使用し、利己心は他人を道具として使用する」。
復興の支援活動の中でも、人間の生き方が問われると思う。震災前の生活に戻るのは、10年後とも言われる、長い復興に道のりがある。多用な人々が、関わると思うが、それぞれが成長できるような復興の過程があることを願っている。
*参考資料:岩波文庫名句365「言葉の贈物」
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