基準の200倍の地下水汚染に、原子力規制委員会は「元がはっきりしない?」

ノグチ(noguchi)

2013年07月11日 10:13

国民をバカにしている。基準の200倍の地下水汚染に、原子力規制委員会は「元がはっきりしない?」

地下水汚染、国の基準の200倍に、原子力規制委員会は「元のところがはっきりしていない」を聞き、何を言っているのか! お役人の仕事はこんなものかと飽きれる。危機は、兆候の内に取り除くことが政治ではないのか?

述べ3兆円近い国費を投入している福島第一原発事故後の東京電力の事故処理、被災者保証が立ち遅れる中、4社8基の原発再開申請には、呆れて空いた口がふさがらない。特に東京電力の原発再開の意思には、「その前に、やるべきことが山ほどあるだろう」と思うのに、東京電力の経営陣は、被災者の経営陣は避難住宅に何時足を運び、謝罪し、救済の説明を続けているか。水俣病と一緒で、なにもかにも、国便り。

安い電力供給のはずの原子力発電所は、一基の廃炉に100年近くかかると、一箇所の原発事故処理に、既に国費3兆円の税金が使われた。危機管理の甘さもさることながら、これを推し進めてきた背後政治の検証が必要とおもいます。それも今回の参議院議員選挙で問われるべきと思います。

(JNNwebニュース)より
 福島第一原発で地下水から高濃度の放射性物質が検出された問題。東京電力の説明よりも深刻な事態なのかもしれません。東電は「環境への大きな影響はない」としていましたが、原子力規制委員会は10日、「海への拡散が強く疑われる」と危機感を示しました。

 10日に開かれた原子力規制委員会で、福島第一原発の海に近い井戸から高濃度の放射性物質が検出された問題が、取り上げられました。

 2号機の海側に ある井戸の地下水からは、9日までに国の基準の180倍から240倍の放射性セシウムが検出されました。

 東京電力は事故直後のおととし4月に、この場所の近くで超高濃度の汚染水が海に流出したことから、この時の汚染水が地中に染み込んだ可能性があると説明していました。

 しかし・・・
 「一昨年漏えいして滞留していたものが広がったのか、あるいは現在も漏えいが続いているのか。 元のところがはっきりしていない」(原子力規制委員会・更田豊志委員)
(以上、転載)

>汚染地下水問題 規制委「海への拡散が強く疑われる」(TBS系(JNN)) - Y!ニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20130710-00000039-jnn-soci&1373489504

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