健康をテーマに、行政と市民の協働がこれから必要

ノグチ(noguchi)

2013年04月03日 06:56

健康をテーマに、行政と市民の協働がこれから必要

朝のウォーキングは、ここ数日よりもだいふ気温が低かったです。みなさんの地域は、どうでしょうか。

「第3回美しい日本を残すために協力し合う会」で、登壇された89歳の陸上競技の守田さんは、70歳から陸上をはじめて、80歳でマスターズ陸上100m.200mの世界記録を樹立、マスターズは5歳刻みで記録を取るので、85歳でまた世界記録を樹立、次は90歳での世界記録樹立を目指して、毎日4時間のトレーニングに励んでいるそうです。その内2時間は、小中高生と一緒に練習をされるとのこと。時々は、タイヤ引きの練習もされるとのこと、その結果、足の筋力は20代以上の検査結果で出ている。

熟年世代は、なかなか4時間の練習は、取れないのが現実ですが、しかし1駅前で降りて歩き、またはバス停2つ前で降りて歩く。エレベーターを使わずに、階段を利用するとか、日常のちょっとした工夫で、筋力低下を防止することも可能です。

守田さんは、70歳から陸上競技を始められました。せめて、退職後から少しづつ、筋力トレーニングに親しむと、70代、80代の健康づくりにつながると思います。

守田さんは、小中高生との練習が楽しみで、続けていると語っておられました。スポーツの継続に、仲間たちが居ることが大きな要素と言われます。スポーツの仲間が身近に居ることが必要です。それは、家族だったり、地域の友人だったり、気楽な気持ちでできる仲間が楽しみを、継続させます。

今朝の記事に、新生熊本市の政策検証に、暮らしやすさと健康の話題があった。熊本大学の政策創造研究教育センターの河村洋子准教授が、「市民を、単なる行政サービスの消費者にしてはならない。大事なのは行政と市民の協働。健康を切り口に有機的に働くコミュニティーを育てる取り組みは良いと思う」とあった。

少子高齢化が急速に進む、地方社会では、行政頼りのまちづくりは、今後行き詰まりに至る。ならば、市民が積極的に行政に関わり、健康をキーワードにした、コミュニティーを形成して、医療費削減をテーマに、活動するのは大いに有効と思います。

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