女子の方には失礼な訓示も多い故事。小人(と女子)は近づけば不孫、遠ざければ怨む。
女子の方には失礼な訓示も多い故事。小人(と女子)は近づけば不孫、遠ざければ怨む。
論語は、男尊女卑が強いと言われる。確かに、女子への対応は厳しい意見がある。孔子先生も、女子との付き合い辛かったのだろうか。似たような訓示が、 中国古典『呻吟語』にもあります。
「小人を処するには、遠ざけず近づけざる間に在り」
『論語』には、次の訓示がある。現代語で読むと、
「女子と小人とは養い難しとなす。これを近づくれば不孫、これを遠ざくれば恨む」
とある。上記の言葉は、現代でも十分通用する孔子の体験からの言葉だろう。呻吟語を書いた呂新吾は、次のようにも語っている。
「マムシが好きだからといって、手を出して撫でたりすれば、たちまちその毒にやられる。虎が嫌いだからと言って、下手なぐりかかれば、たちまちかみ殺されてしまう」
要は、マムシも虎も、そっとしておくにかぎる。「さわらぬ神にたたりなし」でしょうか。世の中には色々な人がいるが、我田引水ばかりでは、人は付いて来れない。相互の利益、相互の不利益を考えながら、事を進めるためには、常に利害を考えることが必要だが、一般人(小人)は、自分のことが優先されて、結局物別れなることも多い。
「世は、理で動かず、利で動く」
人とのお付き合いも、分析と支援を両方手に乗せ、その折々に判断し、自己責任で行動するしかありません。良き言動ができるように務めたいと思います。
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