「真の競争相手」は同業他社ではなく、「絶えず変化する顧客ニーズ」である。
「真の競争相手」は同業他社ではなく、「絶えず変化する顧客ニーズ」である。
おはようございます。朝のウォーキングは、往復する距離の半分以上を懐中電灯で照らして歩く、朝明けがだんだん遅くなってきました。しかし、朝の散歩をする人は、減ることなく続けている人が多くいます。健康ウォーキングが定着し始めているように感じます。
さて、今日にも安倍首相が消費税8%に上げる政策の発表がありそうですが、国の財政悪化の中では、必要なことと国民の多くが認識しているように思います。昨日の本『鈴木敏文、逆転発想の言葉95』を読み進めると、発想は自分で考え続けることが大事と気付きます。
最近、コンビニ店の廃業を時々見るようになりました。またコンビニチェーンの統廃合、商業の世界は変化し続けるのが常ですが、そんな中でも「セブンイレブン」は強気の経営を続け、業績は業界では一段上を進んでいます。
コンビニ業界では、市場競争=同業他社との競争から、「既存店売り上げ高の低迷=市場飽和」ととらえる考え方が蔓延してるが、鈴木氏は飽和状態説を否定し、「真の競争相手は絶えず変化する顧客ニーズである」と信じ、「顧客のニーズが変化する限り、飽和はありえない」の考え。
昨日、大阪の堺市長選挙で「大阪維新の会」が負けた。四年前から始まった「大阪維新の会」の快進撃は、4年の歳月の政治ニーズの変化に付いて行けずに、大阪府民から関心が薄れていることが敗因と思われる。
商業の顧客と政治ニーズを比較は難しいが、政治ニーズも常に変化し、地域地域で細かな要望・課題が違うことが分かる。スローガンばかりが先行する「維新の会」の手法を、4年の間に市民もしっかり勉強し、実質の政治成果を求めて来ているように思います。
「顧客=市民」でありますから、情報は足で稼げと新聞記者からよく聞くように、ネット上の死んだ(古い)情報を鵜呑みにせず、地域に足を運び、今求められる商品やサービスを、自分で見聞から考えることが必要なのだと思います。
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