<一日、一日を大切に>人生は短い、何をしたかもありますが、日々どう生きているかが大事。〜佐藤一斎語録〜

ノグチ(noguchi)

2022年07月20日 07:15

<一日、一日を大切に>人生は短い、何をしたかもありますが、日々どう生きているかが大事。〜佐藤一斎語録〜

昨日の佐藤一斎の訓示の続きがあります。"老人、老い易く学成り難し"ですが、以下『佐藤一斎一日一言』7月20日の訓示から、

(以下、本より)

易に曰う、「日昃(かたむ)くの離(り)は、缶(ふ)を鼓して歌わざれば、則ち大耋(てつ)の嗟(なげき)あり」とは、此を謂うなり。

【現代語訳】
易経に「人生が終わりに近づこうとするとき、楽器を打ち鳴らして歌い楽しんでおかないと、いたずらに年をとってしまったという悔いだけが残ることになる。これこそ不幸で有る」とあるのは、これを意味しているのである。
(以上、『佐藤一斎一日一言』より)

要は、無駄に一日、いっ時を過ごしてはいけない。少年期、壮年期、老年期、あなたは今、どの時期でしょうか?

佐藤一斎の言葉を集めた物が『言志四録』ですが、晩年になるほど、学び続けた佐藤一斎の言う幕末の学者の教えは、現代にも通じるものがあります。

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