2009年02月16日
( 孟子 ) 「四端の説」辞譲の心は礼の端なり
「四端の説」辞譲(じじょう)の心は礼の端(たん)なり
譲り合いの心は、礼の始まりと孟子の解説にあった。『孟子』の有名な「四端の説」の一つである。『孟子』のよれば、人間はだれでも、次の四つの心を持っている。
一、惻隠(そくいん)の心:かわいそうだと思う心
一、羞悪(しゅうお)の心:悪を恥じ憎む心
一、辞譲の心:譲り合いの心
一、是非の心:善悪を判断する心
そしてこれらの心は、それぞれに、仁、義、礼、智の芽生えなのだとあります。
一、惻隠の心は仁の端なり
一、羞悪の心は義の端なり
一、辞譲の心は礼の端なり
一、是非の心は智の端なり
この「四端」を大きく育てていけば、だれでも立派な人物になれるとありました。
惻隠、羞悪、辞譲、是非 = 仁、義、礼、智
文字だけを追うと分かり難いですが、
・かわいそうだと思う心
・悪を恥じ憎む心
・譲り合いの心
・善悪を判断する心
四つのことは、日々の生活にしょっちゅう出会うことと思います。今いる場をより良くするように、考え行動することでも、自分をバランスよい人間に育てるのかもしれません。
*参考資料:守屋洋著「中国古典一日一話」
譲り合いの心は、礼の始まりと孟子の解説にあった。『孟子』の有名な「四端の説」の一つである。『孟子』のよれば、人間はだれでも、次の四つの心を持っている。
一、惻隠(そくいん)の心:かわいそうだと思う心
一、羞悪(しゅうお)の心:悪を恥じ憎む心
一、辞譲の心:譲り合いの心
一、是非の心:善悪を判断する心
そしてこれらの心は、それぞれに、仁、義、礼、智の芽生えなのだとあります。
一、惻隠の心は仁の端なり
一、羞悪の心は義の端なり
一、辞譲の心は礼の端なり
一、是非の心は智の端なり
この「四端」を大きく育てていけば、だれでも立派な人物になれるとありました。
惻隠、羞悪、辞譲、是非 = 仁、義、礼、智
文字だけを追うと分かり難いですが、
・かわいそうだと思う心
・悪を恥じ憎む心
・譲り合いの心
・善悪を判断する心
四つのことは、日々の生活にしょっちゅう出会うことと思います。今いる場をより良くするように、考え行動することでも、自分をバランスよい人間に育てるのかもしれません。
*参考資料:守屋洋著「中国古典一日一話」