2014年10月29日

〈三種の鏡〉鹿児島本線と三角線の連絡が良くなくて、宇土駅で時間調整中です。

〈三種の鏡〉鹿児島本線と三角線の連絡が良くなくて、宇土駅で時間調整中です。

今夜の地方自治の議論は、中身のとても深いものになりました。自治体の予算や決算の数字的な理解も必要ですが、地域の方がどんな思いを持ってくらしているか?

認知症の様々な家庭介護の状況への対応と対策、色々、・・・

少年スポーツの熊本県の小学校の部活の社会体育への移行問題、・・・

川海の環境保全と林業家たちへ仕事づくり、・・・

公共交通の再編と熊本都市圏及び周辺のバス網の財源と自治体交通の住み分け、・・・

自治体の財源は削られてくが、地域の方々に夢を持たせる政策ができるか、・・・

色々な話を約3時間あまり、尽きない意見交換はとても有意義な時間になりした。さて、持参した本に、冒頭の言葉〈三種の鏡〉がありました。唐の時代教示だそうです。

「銅をもって鏡となさば、衣装を正すべし。古をもって鏡となさば、興替を見るべし。人をもって鏡となさば、得失を知るべし」

【意味】銅鏡は、それによって衣服の乱れをなおすことができる。歴史を鏡とすれば、興亡の原因を知ることができる。そして、人を鏡とすれば、自分の行動の当否を知ることができる。

この一節の〈鏡〉は、自分を振り返る、あるいは自分を省みる、の意味が含まれているように思います。古い中国古典の『荘子』の訓示に「明鏡止水」があります。【意味】は、よく磨かれた鏡と澄んだ水、静かな心境をたとえるが、要は無心で日々の行動を反省することが必要だなと思う、今夜の列車待ち時間です。

*参考資料:中国古典百言百話『十八史略』(PHP文庫)  


Posted by ノグチ(noguchi) at 22:09Comments(0)地域活動、まちづくり

2014年10月10日

今日の一言「英雄哲人に私淑しない者は霊魂の貧しい人間」

今日の一言「英雄哲人に私淑しない者は霊魂の貧しい人間」

久々の朝ウォーキングは、満月の下を気分よく歩けました。3月ぶりの朝の挨拶、多用な3ヶ月を忘れる気分です。

さて、今朝の読書から、安岡正篤先生の著書『人間としての生き方』の一節から、

(以下、転載)

歴史を修めず人物を学ばない者は、その霊魂に黒目がねかけて狭く汚い暗室に蠢(うごめ)く痴者である。英雄哲人に私淑することを知らない者は、未だかつて高層の立派な建物を見たことも、美しい山や川に遊んだこともない霊魂の貧しい人間に他ならない。
(以上、『人間としての生き方』より)

憧れの人物、どの時代の誰か。
尊敬する偉人、哲人は、誰か。

私は、数名の偉人つい、未だに学び続けて来ました。到底到達できない偉人たちの足跡、すこしでも近いづきたいものです。

今朝は、挨拶回りと建築の打ち合わせ。午後は、選挙の残務整理の最終作業。夜は、高校の同窓生が熊本の老舗放送局の社長に就任されたので、お祝いの宴があり参加します。先輩が語る挨拶の中の人生観から、生き方を学びたいと思います。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 08:14Comments(0)安岡正篤語録