2021年09月29日

人は変わりながら成長する。困難こそが変化(成長)のチャンス。〜易経〜

人は変わりながら成長する。困難こそが変化(成長)のチャンス。〜易経〜

今朝の『易経一日一言』9月27日の訓示に、なるほど!と思った。

(以下、本より)

変を尊ぶ

 どんな困難な時であろうとも、必ず物事は変ずる。逆にどんなに安定した時ですあっても、必ず物事は変ずる。
 満月が新月に向かうように、安定は傾くほうへと向かい、また、傾いたものは安定へと向かう。
 人生にはさまざまな時があるが、易は変を尊び、変化するからこそ成長と発展があるとしている。
(以上、『易経一日一言』より)

数日前から行き詰まった課題があって、頭の中で試行錯誤していましたが、実際に事に当たると、変化が大きくあり、スーッと見透しが良くなりました。

朝目覚めてから、さらにその先の課題となる改革案を考え続けていた。バッ!と起きて、数値にして試算すると、なんだこれくらいしか必要ないのか、と分かった。

何事も、ビジネス的な発想で、数値で見える化すると、解決ができるのだなぁ、と気付かされました。

案ずるより産むが易し。

諺とは、意を得ていると思います。
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 11:11Comments(0)易経

2021年09月20日

人は自ら足るに止まること能わずして亡ぶ。〜管仲(斉の国の宰相)〜

人は自ら足るに止まること能わずして亡ぶ。〜管仲(斉の国の宰相)〜

なんでも、ほどほどが大事だが・・・

人は欲に目が絡むと、限度を忘れて、突っ走ってしまう。

特に、"俺の思う通りになる"と思ってしまうと、制御が効かなくなる。

冒頭の言葉は、三国志の名宰相、斉の国の管仲の言葉だそうだ。

「富の涯(かぎり)たる、その富すでに足れるものなり、人は自ら足るに止まること能わずして亡ぶ」

【意味】
 富の限界は、それに満足することである。しかし、人間はどこまで行っても満足することを知らず、ついには身を滅ぼしてしまう。

人間の欲によって発展してきたのだが、欲はエスカレートしていき、際限がなくなっていく。

昨日、ベルサイユ宮殿の中をテレビが映していた。貴族社会の贅を尽くした生活、特にルイ14世とマリーアントワネット王妃は、庶民の苦しさを知らずに、諸外国への見栄に金を使った。

革命により、2人は処刑された。

現代も財力によって、見果てぬ夢を見て、宇宙旅行の真似事に、莫大な金を払った人たちがいる。

世界には、食べることにも事欠く生活の人々がいるのに・・・

生き方はそれぞれだが、マザーテレサのは、国際会議に出かけた。しかし会場前にいた瀕死の人を助けるため、会議に出席せず、その人を連れ帰り看病した。

会議はすれど、人は救われない現実。

>人は自ら足るに止まること能わずして亡ぶ。

自らの足る(満足)はどこか?

特に、私利私欲で動く人は、見境なく突っ走ってしまう。

知足(足るを知る)の大事さを、三国志の英雄も説いている。人間の欲とは、いにしえの時代から変わらないのかもしれない。

*参考資料:守屋洋著『韓非子を見よ!』
  


2021年09月19日

勝ちは一時的な高揚感、負けは確実に心を耕す。〜「正邪とか善悪とか損得とかを分別するな」(禅語)〜

勝ちは一時的な高揚感、負けは確実に心を耕す。〜「正邪とか善悪とか損得とかを分別するな」(禅語)〜

(以下、『禅、比べない生活』より)

勝って失うもの、負けて得られるもの。

手段を選ばず勝つ、ということの恥ずかしさ、やましさに気づきませんか?

勝つため、利を得るためならなんでもあり。

それではいけないのでは?

「勝ち」というのは一時的な高揚感をもたらしますが、あくまでも「気分」ですから、すぐにあとかたもなく消えます。しかし、「負け」は確実に心を耕します。〜「負けの効用」〜
(以上、本より)

負けて勝つ。

「正邪とか善悪とか損得とかを分別するな」

勝ち負け、見方を変えると逆にもなる。

朝から禅問答のようなコメントですが、

人生は"七転び八起き"。七転八倒しながら、自らの心を鍛え、耕して生きる方が、最後は生き残れるのかもしれない。

>「負け」は確実に心を耕します。

今朝の学びでした。  


2021年09月17日

<悟臭>とことん考え抜き、計算を重ねたことが、周りに分かれば、すべて大なしになる。〜禅語〜

<悟臭>とことん考え抜き、計算を重ねたことが、周りに分かれば、すべて大なしになる。〜禅語〜

周りが気づかないような配慮や気遣いでないと、良い成果は出ないのですが、評価されたい、勝負に勝ちたい、の意識が表面に見えるようでは、真のプランナー(企画者)とは言えない。

策士とは、誰がやっているか分からない企画者。

策略とは、終わるまで、終わった後も、気づかれない知恵。

目的(野心)が周りに分かるようでは、まだまだ子どもの浅知恵でしかない。

禅語に「悟臭」なる言葉がある。

「野心にとらわれているあいだは、生ぐさい臭気(悟臭)を放ち続ける」

とある。また、中国古事に「四知」の訓示がある。

「我知る、あなた知る、天知る、地知る」(2人だけ知るはずが、天と地も知っている)。

どんなに隠しても、野心の悟臭(企み)は、周りに伝わる。

特に政治の策略には、私利私欲があっては上手くいかない。どこからか「悟臭」が漏れ出すものです。

朝から、学んだ「悟臭」なる言葉、人間分析の深さを感じる言葉と思います。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 06:31Comments(0)故事、名言、訓示、スピーチ

2021年09月15日

突然の出来事にどう対処するのか。〜『易経』〜

<我行かん>突然の出来事にどう対処するのか。〜『易経』〜

昨日からまた読み始めた『易経一日一言』に、今日の言葉があった。

(以下、本より)

独立して懼(おそ)れず、世を遁(のが)れて悶(うれ)うることなし。〜沢風大過の卦〜

「沢風大過」は、危急存亡に瀕した時のこと。

本日の『易経一日一言』の訓示「我行かん」です。

解説に、以下とあった。

(以下、本より)

 危機の時、リーダーは自分の力量を超え、過ぎた行いをしなければ、危機からは逃れられない。周りや世間がどんなに非難しても、苦闘せず、良しとした志を懼れず流されず貫き通すことである。
 大変な非常時には逃げるのでなく、「我行かん」と勇気を持って進んで行かなければならないと教えている。
(以上、『易経一日一言』9月15日より)

突然の出来事にどう対処するのか。

日頃から考えておかなければならない、と思った朝です。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 06:18Comments(0)易経

2021年09月14日

「易」とは変わること。新たなものに変化・成長する。〜いつの時代も変わらない〜

「易」とは変わること。新たなものに変化・成長する。〜いつの時代も変わらない〜

朝から、へーっ!でした。

私の日本語の先生は、『易経』にも詳しいのですが、"易"が変わることとは教えてくれませんでした。

『易経一日一言』の本日(9/14)の訓示は、以下です。

「生生(せいせい)これを易という」

【解説】
 春夏秋冬は規則正しく巡り、冬が終われば、また新たな春がやってくる。同じ時は再び訪れることはない。
 生じるものは常に新たであり、またそこから新たなものが生じる。このよう窮(きわ)まりない変化を「易」という。
(以上、『易経一日一言』9月14日より)

要は、毎日、毎日、新しい自分に変わっていくこと。

今朝は、変な時間(深夜2時ころ)に目が覚めた。暗い中、これまでのことを思い出していると、"私は成長してきたのだろうか?"と考えた。

毎日目覚めて、「よし今日も頑張ろう」と言葉に出して始まる。

これは、中国古典の『大学』に以下にも書かれている。

>湯王は、洗面の器に「まことに日に新たに、日日に新たに、また日に新たなり」と言う言葉を刻みつけ、毎朝読み、常に覚悟を新たにして政治に取り組んだ。
(以上、『宇土親子論語』のコメントより)

毎日、気持ちを入れ替え(新たにして)仕事に取り組むようにしていた湯王の生き方。

毎日の小さな努力しか、人間を成長(易)させないのだろう。

いつの時代も変わらない、なと思います。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 06:46Comments(0)易経

2021年09月13日

家族団らんの中に道は実現している。〜『菜根譚』〜

家族団らんの中に道は実現している。〜『菜根譚』〜

来週の敬老会は、コロナ禍で2年続けて中止となった。高齢者は、ワクチン接種は済めど、"外出は控えて"の大号令が、年始からずっと続いている。

このコロナ禍で、家庭で過ごす時間が多くなった。家庭内で成長はあるのか、子どもの学びはできるか。

『菜根譚』に、以下の訓示学校ある。

(以下、本より)

家族団らんの中に道は実現している。

【訳文】
 家庭の中には一つの真実の仏がおり、日常生活の中にも一つの真実の道がある。すなわち、人間同士が、真心をもって仲よくし、にこやかな顔色にやさしい言葉を使うことにより、父母兄妹の間柄を、からだも気持ちもお互いに通じるようにさせたならば、息をととのえて気を養ったり、心を観察して特別な修行をして悟りを開くことよりもずっとまさっている。
(以上、『菜根譚』前集No.21)

やれ研修だ、やれセミナーだ、としゃかりきに、学ぶ人たちが多いが、足下の家庭に不和があれば、学びどころではない。

老若男女、高齢者も子どもも、和気藹々の家庭にこそ学びがある。

 四書五経の『礼記』に、官僚で学者の謝安が、妻に家庭教育について、「あなたは、子どもに何も教えない」と嫌みを言われた時に、謝安は「私は毎日教えている」と答えたとのこと。
 要は、親の生き方をそのものが、家庭教育そのものの教示と思います。

 かつての"親の背中"を見て育つ、コロナ禍だからこそ、自ら大人たちが、子どもたちに示すチャンスかもしれません。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 06:45Comments(0)菜根譚故事、名言、訓示、スピーチ

2021年09月11日

<世を生きる哲学>長生きの道は一歩ゆずることから。〜『菜根譚』前集No.13〜

<世を生きる哲学>長生きの道は一歩ゆずることから。〜『菜根譚』前集No.13〜

年に一度は読み返す『菜根譚』には、現代にも通じる人間学(哲学)が、たくさん含まれている。

『菜根譚』前集No.13の解説から、

【訳文】
小道のせまい場所では、自分から一歩たちどまりよけて、相手に行かせてやり、またおいしい食べ物は、自分の分を三分ぐらい減らして相手に譲ってやる。このような心がけこそ、この世を生きていく上で、一つの極めて安らかで楽しい方法である。
(以上、『菜根譚』の解説より)

俺が、俺が、の我利我利の視点しかない人は、外目も内も、心が荒んでいる。〜中村天風〜

また、『菜根譚』前集No.17より、

【訳文】
 人を遇する時には、完全なることを求めないで、九分ぐらいに止めて、あと一分は寛大にして見過ごすようにするのがよいことである。
(以上、本より)

司馬遼太郎講演集の一文に、事業の完成期(8〜9割)近づくと、最後に目立ちたい人たちが寄ってくる。

そんな時は、最後まで関わらず、目立ちたい人たちに任せで、その様子を高みの見物をしていると、後々、誰がやってきたか、いずれ伝わるものです。と、司馬遼太郎さんが語っています。

>一歩たちどまりよけて、相手に行かせてやる

>完全なることを求めないで、九分ぐらいに止めて、あと一分は寛大にして見過ごす

ただ注意、引くだけではなく、事業遂行までの地道な活動を知らせる努力があってこそ、高みの見物ができる。

社会活動には、人の生きる「哲学」があると思う。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 23:11Comments(0)菜根譚故事、名言、訓示、スピーチ

2021年09月10日

忙中に閑、閑中に忙の心を。〜菜根譚〜

忙中に閑、閑中に忙の心を。〜菜根譚〜

【訳文】君子は、ひまな時にも、さしせまった時の心がまえが必要であるし、また忙しい時にも、ゆったりとしたひまな時の心のゆとりが必要である。
(以上、『菜根譚』前集No.8より)

忙しい時ほど、時間と心にゆとりを持って行動する。

ひまな時は、心が緩むので、何かと忘れがちになる。だから、準備を怠りがち、忙しい時の手順を忘れてはいけない。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 13:27Comments(0)菜根譚

2021年09月06日

<心を育てる言葉>幸福や幸運は、自分が呼び寄せなければ来やしないんです。〜中村天風〜

<心を育てる言葉>幸福や幸運は、自分が呼び寄せなければ来やしないんです。〜中村天風〜

パラリンピックが閉幕しました。マラソン女子で金を取った道下さん、努力と勝負へのスパート、素晴らしい結果を生みました。5年の時を超えて、その努力が実った。

冒頭の言葉は、哲人・中村天風氏の語る、自らの不幸を、周りのせいにして、愚痴をこぼすだけでは何も変わらない。積極的な行動こそが、自らの人生を変えてゆくのであると。

(以下、『ほんとうの心の力』より抜粋)

 もっとはっきり言えば、やれ運命学校つまらないの、人生何つまらないなって人は、その考え方がつまらないんです。
 いいですか、幸福も健康も成功も、ほかにあるんじゃないんですぜ。
 運は向こうから、皆さんの方へお客に来るんじゃないんですよ。すべての幸福や好運は、自分が呼び寄せなければ来やしないんです。
(以上、本より)

また、数日前の元官僚が起こした大事故の判決を思い出します。自らの行動が、あの事故を起こしていることを認めない。

天風先哲から言わせると、心の力が足りないから、あの事故を起こした、となるのではと思います。

予見する力もまた、自らの心のにあると思います。

安全、安心をモットーにして生きていれば、運転免許証の返納もするし、早め早めの行動をするものです。

本に書いてある。

「自分が呼び寄せるというのは、自分の心が積極的にならないかぎり、呼び寄せられないんです」

安心・安全への積極的な行動があれば、あの事故は起こらなかったし、9人か死傷することなかった。

幸福も不幸も、自らの行動によるから、より良き方向を目指して、心身を鍛えなければと思います。

*参考資料:中村天風著『ほんとうの心の力』

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#積極的な心持ち  


Posted by ノグチ(noguchi) at 06:44Comments(0)偉人故事、名言、訓示、スピーチ

2021年09月04日

行動し続けなければ、何も変わらない。〜長野県の曹洞宗の住職の言葉〜

行動し続けなければ、何も変わらない。〜長野県の曹洞宗の住職の言葉〜

さて、行動するとはなにか?

ただの散歩では、周りは動きません。

動かすには、思い持った語り、仲間を作りながら継続することです。それが、行動です。

冒頭の言葉は、本の整理をする中で、本棚に埋もれていた、経営コンサルタントの書かれた本の、最初の候の訓示です。

以下、寺の住職の言葉より

「行動しなければ、何も変わらない。行動すれば、何か何変わる。という、ことは、最初はわけ分からなくても、行動し続けることによって、自分自身の意識や考え方学生変わってくることもあるのです」
(以上、『バカになれる人は、バカじゃない』より)

ほんとに、行動し続けなければ、何も変わらない、と思います。
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 20:13Comments(0)故事、名言、訓示、スピーチ