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2021年09月19日

勝ちは一時的な高揚感、負けは確実に心を耕す。〜「正邪とか善悪とか損得とかを分別するな」(禅語)〜

勝ちは一時的な高揚感、負けは確実に心を耕す。〜「正邪とか善悪とか損得とかを分別するな」(禅語)〜

(以下、『禅、比べない生活』より)

勝って失うもの、負けて得られるもの。

手段を選ばず勝つ、ということの恥ずかしさ、やましさに気づきませんか?

勝つため、利を得るためならなんでもあり。

それではいけないのでは?

「勝ち」というのは一時的な高揚感をもたらしますが、あくまでも「気分」ですから、すぐにあとかたもなく消えます。しかし、「負け」は確実に心を耕します。〜「負けの効用」〜
(以上、本より)

負けて勝つ。

「正邪とか善悪とか損得とかを分別するな」

勝ち負け、見方を変えると逆にもなる。

朝から禅問答のようなコメントですが、

人生は"七転び八起き"。七転八倒しながら、自らの心を鍛え、耕して生きる方が、最後は生き残れるのかもしれない。

>「負け」は確実に心を耕します。

今朝の学びでした。


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