2025年03月02日
「事上磨錬」(じじょうまれん)という言葉〜陽明学〜
「事上磨錬」(じじょうまれん)という言葉、
昨日の宇土高校卒業式で配布された学校通信に、3年生の女子生徒が書いた高校生活の学びについての文中に見つけました。
(少々文が長いので、お時間ある時にお読みください)
この(事上摩練の)教えは、なかなか若い世代では読まない陽明学の『伝習録』の一節にある訓示です。
簡単に言うと、「自らを鍛えるのは(遠くの場所ではなくて)日々の生活の中で実践する」の教えです。
詳しくネット情報を引くと、
(以下、言葉の意味より)
じじょう-まれん【事上磨錬】
実際に行動や実践を通して、知識や精神を磨くこと。明(みん)代の王守仁(おうしゅじん)こと、王陽明が学問の修養について、日常の行為を離れて思索する静座に対して、実際の日常の行動をこなし、これを通して修養するのが真の学問であると述べた説。
▽「事上」は実際のことに当たりながらの意。「磨錬」は練り磨く意。
出典:『伝習録でんしゅうろく』
下類語:事上錬磨
(以上、解説より)
高校通信を読み、その場に居られた校長や来賓たちに、「最近は、論語を教えていますか?」と話題にしました。数名は、その文章に目を通されていました。
生徒は、さまざまな家庭事情があります。高校時代に海外留学できる家もあれば、高校生活をするのに奨学金を利用しなければ通えない家もある。
しかし、高校でしっかり学べば、自らの能力を高めることができる。昨日の卒業生代表の挨拶は、それを物語っていると思いました。
『渋沢栄一100の訓言』の1ページに、
順境も逆境も自分が作り出すものである。
という見出しで、王陽明の教え「事上摩練」の実践の話が説かれていました。
(以下、転載)
ここに地位もなければ富もない人がいます。
引き立ててくれる先輩もいません。
しかし、彼には能力があります。身体と健康です。どんなことを任せても、安心できる仕事をします。いや、期待以上の結果を出すこともしばしばてす。
やがてこの人物は、ついに地位も富も手に入れます。
世間はきっと「彼は恵まれた順境の人だ」と言うでしょう。
しかし彼は、自らそうなるように努力しただけです。
(以上、『渋沢栄一100の訓言』より)
これを読んで思うに、よそ見(周りの華やかさに心を奪われない)せず、目の前のことに集中して取り組むこと【事上摩練】こそが、自らの未来を切り拓く最善の方法である、と渋沢栄一は説いたのだと思います。
(王陽明の教え)『陽明学』の難しい言葉は、私は40代になって初めて知りました。また王陽明の有名な訓示に、
【知行合一】(ちぎょうごういつ)
があります。"知ったことは実践する"という理念です。「実践無き知識は紙屑と同じ」と語った先輩がいました。
昨日の宇土高校の卒業式は、私の人生を振り返る、学びの機会になった気がします。
事上摩練
ほんと、日々の実践に努めたいと思います。
今日は、午前は宇土市の団体、市民グループによる駅伝大会、加えて女子の駅伝大会も同時に開催されるのに、開会式に参列します。
午後からは、佐賀県の男女共同参画社会づくり団体との交流会が山鹿市で開催されるので、夜の懇親会まで【事上摩練?】の交流・懇親の実践です。
今日も一日、元気に過ごしましょう。
昨日の宇土高校卒業式で配布された学校通信に、3年生の女子生徒が書いた高校生活の学びについての文中に見つけました。
(少々文が長いので、お時間ある時にお読みください)
この(事上摩練の)教えは、なかなか若い世代では読まない陽明学の『伝習録』の一節にある訓示です。
簡単に言うと、「自らを鍛えるのは(遠くの場所ではなくて)日々の生活の中で実践する」の教えです。
詳しくネット情報を引くと、
(以下、言葉の意味より)
じじょう-まれん【事上磨錬】
実際に行動や実践を通して、知識や精神を磨くこと。明(みん)代の王守仁(おうしゅじん)こと、王陽明が学問の修養について、日常の行為を離れて思索する静座に対して、実際の日常の行動をこなし、これを通して修養するのが真の学問であると述べた説。
▽「事上」は実際のことに当たりながらの意。「磨錬」は練り磨く意。
出典:『伝習録でんしゅうろく』
下類語:事上錬磨
(以上、解説より)
高校通信を読み、その場に居られた校長や来賓たちに、「最近は、論語を教えていますか?」と話題にしました。数名は、その文章に目を通されていました。
生徒は、さまざまな家庭事情があります。高校時代に海外留学できる家もあれば、高校生活をするのに奨学金を利用しなければ通えない家もある。
しかし、高校でしっかり学べば、自らの能力を高めることができる。昨日の卒業生代表の挨拶は、それを物語っていると思いました。
『渋沢栄一100の訓言』の1ページに、
順境も逆境も自分が作り出すものである。
という見出しで、王陽明の教え「事上摩練」の実践の話が説かれていました。
(以下、転載)
ここに地位もなければ富もない人がいます。
引き立ててくれる先輩もいません。
しかし、彼には能力があります。身体と健康です。どんなことを任せても、安心できる仕事をします。いや、期待以上の結果を出すこともしばしばてす。
やがてこの人物は、ついに地位も富も手に入れます。
世間はきっと「彼は恵まれた順境の人だ」と言うでしょう。
しかし彼は、自らそうなるように努力しただけです。
(以上、『渋沢栄一100の訓言』より)
これを読んで思うに、よそ見(周りの華やかさに心を奪われない)せず、目の前のことに集中して取り組むこと【事上摩練】こそが、自らの未来を切り拓く最善の方法である、と渋沢栄一は説いたのだと思います。
(王陽明の教え)『陽明学』の難しい言葉は、私は40代になって初めて知りました。また王陽明の有名な訓示に、
【知行合一】(ちぎょうごういつ)
があります。"知ったことは実践する"という理念です。「実践無き知識は紙屑と同じ」と語った先輩がいました。
昨日の宇土高校の卒業式は、私の人生を振り返る、学びの機会になった気がします。
事上摩練
ほんと、日々の実践に努めたいと思います。
今日は、午前は宇土市の団体、市民グループによる駅伝大会、加えて女子の駅伝大会も同時に開催されるのに、開会式に参列します。
午後からは、佐賀県の男女共同参画社会づくり団体との交流会が山鹿市で開催されるので、夜の懇親会まで【事上摩練?】の交流・懇親の実践です。
今日も一日、元気に過ごしましょう。
<川の流れの如く>「清濁併せ容るるは水也」プラスもマイナスも大きく包み込む器量が欲しい。〜水五訓〜
【日曜読書】三国志“魏”時代の5つの人物チェック、なかなか鋭い。
五つの心の弛み『五悪』に飲まれないように
自分の未来を切り開くか、決意(決断)こそ大事
耐えて志を達成する、「四耐四不の辞」(王陽明)、
常に自分を反省しなければならない
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