2014年06月28日

いつも陽気な人ほど本当はむずかしい人?(祇園の教訓より)

いつも陽気な人ほど本当はむずかしい人?(祇園の教訓より)

おはようございます。どんよりとした梅雨空の熊本です。今朝は、ウォーキングは休みでした。ゆっくり本を読み、明ける空を時折ながめていました。数冊、枕周りにある本から、数日ぶりに京都の芸者の岩崎峰子さん著作『祇園の教訓』に、次の一文が目に停まりました。

「いつも陽気な人ほど本当はむずかしい人です」

話は、気むずかしい癖のある人よりも、いつもは朗なかに笑って、冗談を飛ばす人が実は複雑な内面を持つ人物が多い、と長い祇園のお客さんを見て来た感想を書かれれいます。

(以下、本より抜粋)
 
 お座敷には笑いが絶えないのでラクなお座敷と思って私も気楽に勤めていたある日、襖を開け「おぉーきに。はぁー」とギャグを言おうとして息を呑みました。そのお客様がいつもとはまったく違ってむずかしい顔で、お仕事の話をしています。
「いまの状況は・・・」
「今後の見通しは・・・」
 あわてて、座り直してお話がおわるのをじっと待ちました。内心「これがこの人のほんまの姿やにゃ」と思いながら。そういえば、この方は、ご自宅の場所も知られたくないようで、いつも車を呼ばず、ワンブロック歩いた先から車を拾ってお帰りになります。ほろ酔い加減で足元がふらついているように見えてそれ以上崩れることもなく、決まって11時になるとちょっと早めのシンデレラのように、お帰りになり、足元を見ると先ほどとは打って変わってしっかりしているのです。(中略)
(以上、『祇園の教訓』より)

芸者さんのように、様々なお客とは接することはないが、人間観察は意外に面白いと思います。私は、本を多読しますが、小説はあまり読みません。司馬遼太郎の本は読みますが、小説は、坂本龍馬、西郷隆盛については読みましたが、私は司馬遼太郎の講演集を集めて読んでいます。講演禄を読むと、作者がどんな所へ行き、どんな興味が有ったか、これが面白いと私は思っています。

小説は表の顔とすれば、講演録は本音(裏)の顔と勝手に思っていて、小説の心に留まる文節を集めた本も好きで読みます。作家の個性(本音)がちらほらと見えるのが面白いのです。

岩崎峰子さんは、祇園で明るくはしゃぐお客の方が、内面は複雑で、その人の琴線に触れる言葉は禁句で、意外に注意が必要と語っているように、自分の身の回りで明るくふるまう人たちも同様に、複雑な気持ちを持っているのだろうなとおもいます。人間観察は、人間関係を上手くするために必須の勉強かもしれませんね。

今日は、種目別スポーツの中学体育大会の地区予選があり、私はサッカー会場へ応援です。雨も上がり、足元は悪いですが、この時期にしては良い天気と思い、子供たちにには悔いのないゲームをしてほしいなと思います。そろそろ準備して、大会会場へ向かいます。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 07:21Comments(0)故事、名言、訓示、スピーチ

2014年06月27日

<経験と育成>「アイデア」は移動距離に比例する。人生は自分で「つくる」もの。

<経験と育成>「アイデア」は移動距離に比例する。人生は自分で「つくる」もの。

昨夜は、熊本の若い人たちが企画した講演会「マグマ塾」に参加した。中心は20代の青年たち、年配者は周りばかり気にして、動きが鈍い。やはり若さとは大事と思います。「よさこいソーラン」を熊本へ導入し、今年、踊りに参加した若者は3000名を越えた。その勢いで、東京から講師を招き講演会を実現した。

さて、講師の能町光香さんは、多様な外資系企業の経験や英語圏での日本語教師等々を経験した方で、大学生や若い世代へ、自分の経験を基に訴えられました。中でも、心に留まった言葉が、下記の5つの理念です。

外資系企業の経営者(エグゼクティブ)たち5つの行動理念
1.トキ(時)は「未来」から流れてくる。
2.「アイデア」は移動距離に比例する。
3.卓越した「集中力」で、自分がやるべきことだけに焦点をあてる。
4.頭を空(からっぽ)にし、「無」の時間を持つことで、創造性が発揮される。
5.人生は自分で「つくる」もの。

5つの行動理念(教え)を語った後、「外資系のエグゼクティブで成功する方は、部下に対して愛情を注ぐ」とありました。これは、世界共通だなと確認しました。

昨日、福島県警察でパワハラで2名の警官の自殺が発覚したニュースを見た。50代になってとても了見の狭い上司がいるものだと呆れてしまいます。人間、「内向き志向」だと、パワハラみたいな行動が出るのだろう。都議会のヤジ問題も同じようなものです。最大会派「自民党」の中に居れば、何を語ろうが喚こうが守られる。でも、議員を辞めれば、唯の人です。人生は晩年が大事で、議員を辞めた後「あいつが女性を蔑視していた議員だ!」と、一生言われることでしょう。

また、これは能町さん本人が歩んできた職能の経験から出た言葉と思いますが、大学生や若い人への5つのメッセージです。

『経験』がなによりも大切!
1.世界言語である英語をマスターする
2.いろいろな人と話す
3.「声をかけられる」人になる
4.たくさんの本を読む
5.「生きる」力を養う

日本人のパスポート取得者は、3割強とも言います。これだけグルーバル化の進んだ現代、若者たちは世界を見聞し、出向いた国々で様々な経験を積み、仲間をつくり、その経験を基に次のステップへ踏み出すが大事と思います。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 14:12Comments(0)リーダーの名言

2014年06月26日

「大人とは、男を大切にする女、女をいたわる男」「女から話かけやすい男は、徳より才能といえる」

「大人とは、男を大切にする女、女をいたわる男」「女から話かけやすい男は、徳より才能といえる」

おはようございます。今朝も山登りコースで、ウォーキングしました。今日から雨が始まるような気配の九州です。

さて、私は小説等はあまり読みませんが、人生訓のような文節を集めた、作家の語録集は好きで集めています。今日は、膨大な著作を残された作家の田辺聖子さんの語録集『女のおっさん 箴言集』から、2文を紹介します。これは、以前にmixiで「こころを育てる言葉」コミュニティで、日々書き綴っていたものから、抜粋したものです。


・女から話かけやすい男は、徳より才能といえる 

(田辺聖子)
女から見てしゃべりやすい、話かけやすいというのは、現代では男の徳目というより、もはや男の才能といっていい。 

(感想)
PTA活動をしている否が応でも女性と話さないといけない。そこから話をできるようになった。これも経験かもしれない。 


・大人とは、男を大切にする女、女をいたわる男

男も女も、たがいに異性の支えを力として、生きにくい世を生きる。だから、男を大切にしてやらない女、女にいたわりと感謝を示してやらない男は、まだ異性と暮らす資格はないコドモなのだ。異性と真に仲良く暮らし、その楽しみを享受できるのは、真のオトナの男と女だけである。 

(感想)
世の中を見回すと、「この人は大人だな」と思う人はあまり居ない。男女の仲は、日々の生活の積み上げから生まれると思う。 

*出典:田辺聖子語録集『女のおっさん 箴言集』


『女のおっさん 箴言集』は、読みながら、つい「フッ」と笑が出るような場面を思い起こすような文が多いのですが、上記の2つは、人生の先輩として、後輩の我々に向けられたメッセージと思っています。果たして、私は大人か、コドモか・・・。みなさんにとって、上記の2文を自分に照らしてみて、考える機会になれば幸いです。

今日は、午前・午後と建築の打ち合わせが続きます。雨混じりの一日、梅雨もまた良いものです。
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 09:18Comments(0)故事、名言、スピーチ、等

2014年06月25日

役・仕事が増ええるほど、さらに工夫が必要。

役・仕事が増ええるほど、さらに工夫が必要。

蒸し暑い熊本です。午前中は、宇土市観光協会会長を訪ねて、龍馬社中の九州ブロック総会及びシンポジウムのご案内を届け、協賛のお願いもしてきました。久々にゆっくり語っていたら、アッと言う間に1時間が過ぎていました。地元中学校の保護者会でもご縁のある方で、語り出せば色々と出てくるものです。

さて、用事・仕事が重なってくると時間の調整も含め、知恵が必要なことと、順番を間違えないようにしないといけません。昨日も、九州外の龍馬会へ案内作成と送付、県内の歴史に興味ある方への案内の送付、加えて、建築の打ち合わせ、リフォームの現場確認、建築事務所での図面担当のスタッフと打ち合わせ、夕方から2つの市民活動の打ち合わせと続きました。

順番を間違えると、移動が伴うことなので、そこ30分はすぐずれてしまいます。昨日は、まあまあ上手くいったと反省します。6月25日の『佐藤一斎一日一言』の訓示は、

・工夫忘るべからず(言志後録246訓)
「酬酢粉紜中(しゅうさくふんうんちゅう)にも、提醒(ていせい)の工夫(くふう)を忘る可(べ)からず」

【現代語訳】ごたごたした仕事中でも、自分の本心を失わないための工夫を忘れてはいけない。
※1:酬酢ー酒杯のやりとり、転じて応対のこと。
 2:提醒ー本心を呼び覚ますこと。

熊本で活動をつづける市民リーダーの一人は、自分の会社の仕事を効率的にさばくため、創業以来毎朝5時に会社に出社しているそうです。一時期は、自分の経理事務所と総合病院の経理課長の2役を務めた時期もあったと、出会った後に知りました。まーっ、一年中何かの活動に参加していることを続けておられ、明日も新たな活動を起こされます。常に前向き姿勢が、人生を切り拓くのだと思います。

人間一人に与えられているのは、身体1つと24時間。これをいかに多用に使うか、けっこう工夫が必要と、私などは昨日一日でも反省ばかりです。

先人たちも同様に悩んでいたようで、庶民の学校で世界一古い歴史を持つ、岡山藩の「閑谷学校」がありますが、これを創った池田光正公は、多用な中で勉強するために、参勤交代時はもとより、ちょっとした移動時にも、馬に読みたい本を木箱二つを背負わせて連れて回ったそうです。寸暇を惜しんで学ぶ生き方を、現代人はもっと学ぶ必要があると思います。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 12:26Comments(0)斉藤一斎「言志四録」私の意見

2014年06月24日

「親に仕え、自らを鍛え、人を育てる」なかなかできるようでできない先人の訓示。

「親に仕え、自らを鍛え、人を育てる」なかなかできるようでできない先人の訓示。

おはようございます。今日の朝ウォーキングは、宇土半島の峠越えコースを歩き、自宅から峠までの往復6.5km高低差200m近くにある坂道で、登り切ると汗が滲んで来ます。帰りの下りは、木々の中でさえずる小鳥たちの声を聞きながら歩き、森林浴気分でさっさと帰って来ます。

汗を流して、開いた本は江戸期後半の教育に大きな影響を与えた佐藤一斎の訓示録『言志四録』から言志後録の第244訓で、「孟子三楽」。

【現代語訳】
孟子は、君子の三つの楽しみを挙げている。第一の楽として、親に仕えることを説いている。これは少年時代のことのようである。第二の楽としては、自己を完成させることを説いている。これは中年時代のことのようである。第三の楽としては、人物を養成することを説いている。これは老年時代のことのようである。私は自ら顧みてこう思った。「自分は既にとしをとってしまった。親兄弟はみんな没している。何の楽しみがあるだろうか」と。
(以上、『佐藤一斎一日一言』より)

人間、第一、第二の楽は、自らのことであるから実行できるにであるが、第三の人物を養うことに関しては、自分から地位を後輩へ譲り、人を育てる指導に徹することができるか? これが、私利私欲が働き、人育てができないリーダーを多く見受けます。

この訓示の解説に最後に、

「英才の教育は、もとより私が容易にできることではないが、精一杯尽力しなければならない」

あの佐藤一斎も、こう悩んでいる。人材育成は、先輩諸氏が協力し、次世代のリーダーを育成する地域力の現れではないかと最近感じます。リーダーとは、太陽のような存在で、いつの間にか恩恵を受けている。だから市民は、いざ事が起こると地域のために懸命に働く。

「孟子の三楽」

なかなかできない大人の生き方と思います。佐藤一斎は、「少年から老年に至るまで(三楽)を受け用いるべきことで、慎んでこれを守り、朝から晩まで忘れてはいけない」とありました。三楽は、生涯をかけて取り組む自分を鍛える本筋のように思います。

親に仕え、自らを鍛え、人を育てる。

なかなかできるようでできない、先人の訓示です。定例議会も終わり、日常に戻りますが、「三楽」を常に心に置き、活動を続けることが大事と思った朝です。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 07:56Comments(0)斉藤一斎「言志四録」私の意見

2014年06月23日

現代の「龍馬」は熊本に集まるぜよ!〜「全国龍馬社中」九州ブロック総会、記念シンポジウム

〜現代の「龍馬」は熊本に集まるぜよ!〜

「全国龍馬社中」九州ブロック総会、記念シンポジウム

全国(海外も含め)に、坂本龍馬を敬慕し、歴史顕彰や地域活性化活動しているグループは163団体、地域の特性を活かした活動をしています。九州には21団体、熊本には4つの龍馬会が活動しています。今回、九州ブロック総会を熊本で開催するに当たり、幕末維新の歴史顕彰のシンポジウムを開催致します。

日 時  2014年7月12日(土)14時30分~(14時開場)
場 所  宇土市民会館・大会議室
テーマ 「幕末の熊本と坂本龍馬」
(講 演)
講 師  堤 克彦(郷土史家、文学博士)
(シンポジウム)
パネリスト 坂本 登(坂本家9代目)
橋本邦健(全国龍馬社中会長)
    堤 克彦(郷土史家、文学博士)
コーディネーター 北里敏明(熊本龍馬の会・元京都市副市長)
参加費  一般参加者は無料(但し資料代1000円必要)
主 催  「全国龍馬社中」九州ブロック総会・記念シンポジウム実行委員会
共 催 全国龍馬社中、全国龍馬社中・九州ブロック
後 援  熊本県、宇土市、熊本市、宇城市、熊本日日新聞社(予定)
協 賛  (募集中 一口5000円、何口でもOK。振込先は下記の郵貯銀行口座まで)
【振り込み先】(郵貯銀行)01740-6-127549 実行委員会「熊本龍馬社中」
事務局 熊本県宇土市網引町1374 不知火龍馬会内 野口修一(09036667682)

*シンポジウム終了後、交流会も開催します。一般の方の参加費は、5000円。なるべく事前に申込みください。当日参加もうけつけます。


<全国龍馬社中・九州ブロック総会>
記念シンポジウムに先立ち、全国龍馬社中九州ブロックの総会を開催致します。各龍馬会は、会長・役員の総会へのご出席をお願い致します。また同日17時30分より同会場で、九州ブロックの交流会を開催致します。会員以外のシンポジウム参加者の交流会参加大歓迎です。

日時 2014年7月12日13時30分~(13時開場)
場所 宇土市民会館、第1・第2会議室
【交流会】会員の参加費(総会+シンポジウム+交流会)は7000円。郵便振替で事前に参加費を納入下さい。
【振り込み先】(郵貯銀行)01740-6-127549 実行委員会「熊本龍馬社中」


<幕末維新の遺品展示会>
幕末維新で活躍した、坂本龍馬、勝海舟、西郷隆盛、中岡慎太郎、等々にゆかりの品々を、龍馬会有志の協力により実現しました。

日 時  2014年7月12日(土)10時~17時
場 所  宇土市民会館2階・展示室
見学料  無料
*今回初公開の遺品あり。幕末維新の歴史研究者が当日在駐します。

  


Posted by ノグチ(noguchi) at 06:46Comments(0)宇土の出来事地域活動、まちづくり

2014年06月21日

相手の気持ちになる。「わけはわからへんにゃけど、靴の減り方でわかんねん」

相手の気持ちになる。「わけはわからへんにゃけど、靴の減り方でわかんねん」

おはようございます。今朝は、雨の熊本です。さて昨日から読む、『祇園の教訓』に靴の話があった。たかが靴で、その人の人生が見える話です。

下足番で出世したのは、豊臣秀吉ですが、下足番は大きな料亭には、必ずおられるものです。京都の老舗お茶屋さんには長年下足番を勤めていて、お客様の靴を日頃からよく見ています。ホテルで言えば、車のドアを開けるドアマンですが、ドアマンと下足番は、少し意味合いが違うように思います。

岩崎峰子さんは、「身だしなみで大事なポイントは何かと尋ねられたら、私は「足元」と答えます」と本にありました。要は、いくら高級なスーツや着物を着ていても、靴や草履が汚れていると「その人となり」がわかるそうです。

老舗の下足番のおっちゃんに聞くと、「お座敷にいらっしゃるお客様はどの方もキチンとした靴を履き揃えていらっしゃるので、くたびれた靴を履いている方はおいでになりません」、靴でその人がわかるというのが本当のことらしいのです。

これは、『祇園の教訓』のエピソードですが、(以下、本より転載)

ある日、いつも黙って靴を履き揃える下足番のおっちゃんが、会社の社長をしているのお客様に、「社長さん、後生どっさかい、早いとこお医者さんに行っとくれやす」と頼んだのです。長年、そのお客様の靴を見ていたおっちゃんが、ここ1ヶ月、靴の減り方がいつもと違うと感じ、思い切ってお話ししたのです。
「どっこも悪いことないのにな」と不審に思いながらも、そのお客様が病院に行って精密検査をすると、はたして、肝臓に異変が見つかったというのです。早期発見だったので、その方はいまもお元気に仕事をしていらっしゃいます。
(以上、岩崎峰子著『祇園の教訓』より)

医学知識も無いただの下足番ですが、日々の観察力、お客様の様々な言動の情報に関心を持っているから、変化を見つけることができるのだと思います。岩崎峰子さんが、そのおっちゃんに聞いたら「わけはわからへんにゃけど、靴の減り方でわかんねん」と答えたとありました。

自分の仕事を、ただ日々の時間つぶしとしてしているのか、関わる人たちの役に立とうとしているのかで、一瞬にすれ違う下足番の仕事でも、縁ある方の身体の変化にも気づくことができる。仕事とは、魂(気配り)を込めてやらなければならない、と今朝の読書で思いました。

以前、老舗ホテル「帝国ホテル」のベテランのドアマンが、約8000人の方の名前を記憶し、ドアを開けた瞬間に「◯◯さま、いらっしゃいませ、お待ちしておりました。」と挨拶をしていたのをテレビで見ました。ただのドアマンではないと思いました。

ルーチンワーク(繰り返す仕事)に近い、下足番やドアマンの仕事ですが、相手の気持ちを思いやっているか、いないかで、仕事の深み、お茶屋さんやホテルでの存在感が違うし、お客様が、最初に挨拶する人が「常に自分ことに気をつけている」と思える気分にさせる心遣いは嬉しいものです。

日々の仕事は、誰もが変化無く、つまらないものですが、最初に会う、電話する時、催しの準備側、受け入れ側の苦労に思いを馳せて、お世話になる側は謙虚に申し入れをするのが、良い効果が出るように思います。九州の龍馬会仲間が集まる7月12日の催しですが、少ない人員で準備をしていますが、お茶屋さんの下足番にはなれませんが、できる限りのおもてなしの用意をしたいと思っています。

今日は雨のようですが、一日元気に、明るい気持ちで過ごしたいと思います。
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 08:07Comments(0)故事、名言、スピーチ、等

2014年06月18日

人は常に質が文より勝っていることが望ましい。〜中国古典輪読会〜

人は常に質が文より勝っていることが望ましい。〜中国古典輪読会〜

こんにちは、今日は遅い書き込みです。早朝から、リフォームの現場へ出向き先ほどまで、打合わせでした。40年近い住宅のリフォームは、内部を解体して見ないとどれくらい傷んでいるか分からないので、その場で考えることが多いのです。

リフォームは、とにかく密に打ち合わせることが大事です。もうかれこれ20年近くなるのですが、200年以上経った酒蔵をリフォームする仕事が来ました。いざ解体を始めると、壁の中に在るはずに柱が腐って下1/3が無い。さてどうするか、大工さんとその場で考え、設計のやり直しです。

でもこの酒蔵改修が、思ってもみない県の賞をいただき、本来は洋物が好きな建築士が、蔵屋敷、寺、大正の街並み修景、等々。和物が回ってくるようになりました。本人の思いと周りの要望は違うな、とつくづく思います。

たぶん、自分の嗜好は“洋建築”を目指していましたが、生まれながらの日本人気質は消えないのだと思います。父も大工で、田舎家を作り続け来ましたから、その影響はあるのだと思っています。

人は外へアピールすることと、本来の本質(能力・人格)のズレがあるように思います。それは過信とも言えますが、実際に周りから見られる評価が、本来の本質なのかもしれません。

数日前から読む『安岡正篤一日一言』に、人となりの姿を語られた一文があります。

(以下、転載)

文より質

人は常に質が文より勝っていることが望ましい。その人に奥深いものがどっしりとあって、そこに若干の表現があればよい。
(以上、『安岡正篤一日一言』8月21日の教示)

昨日、中国古典勉強会のご案内が届きました。私のような、サボりばかりの塾生へ、毎回丁寧なご案内があります。宇土市で、毎月1回開催されている中国古典輪読回、今回は191回目、一月も休むことなく続けられています。塾長は、肩肘張らず、常に謙虚で、若い人へも丁寧な言葉で語られます。とても勉強家ですが、ぜんぜんそんな態度はありません。

塾長は、正に「文(学識)より質(人格)が勝っている」と常々尊敬をしています。実は、このようなことを書くことは、私がサボり塾生なので、人格(行動=受講)の実践が足りないから、先輩の行動に近づきたいと思っている現れと思います。とにかく、物静かですが、地道に続ける実践こそ大事と思います。

人間、「思う自分と思われている自分」には、どうもずれが有る。そのことを自覚して、時々は立ち止まり、先人には「一日三省」した人もいました。これからは、立ち止まり自分を見つめ直す機会を持つことも必要と思いました。今月の中国古典輪読会には、2月ぶりに参加してみたいと思っています。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 12:31Comments(0)宇土の出来事故事、名言、スピーチ、等

2014年06月17日

〈長期的、多面的、根本的〉難題に向き合う時の思考の三原則とは。

〈長期的、多面的、根本的〉難題に向き合う時の思考の三原則とは。

日々の仕事は、常に予定通りには行かない。関わる人たちの思いが輻輳して、微妙に変化していく。この変化に対応するのが本来の仕事ではないか、と感じる今日この頃です。

安岡正篤先哲の教示に、「思考の三原則」がある。短く整理すると、

「目先だけで見たり、一面的に考えたり、枝葉末節からだけで見るのと、長期的、多面的、根本的に考えるというにとでは大変な違いがある。物事によっては、その結論が全く正反対ということになることが少なくない。
我々は難しい問題にぶつかる度に此の心掛を忘れてはならない」
(以上、『安岡正篤一日一言』より)

昨日訪ねた高宗昭敏先生の国政の話に、維新の会が話題に上らなかった。分党の話にも、関心を示されませんでした。10年先を見て今を語られる思考法は、昔から変わらず、目先で動くような政治には関心をお持ちでない、という具合です。

長期で物事を考える。多面的に検証する。周りで起こる事件の根幹を見つける。

いろいろ活動をすると、人と関わることが増えるので、思い違いから意見の衝突が起こる。しかし、見方を変えれば、やる気のある仲間が集っていることの現れです。何事も“やる気”が一番大事なので、そのやる気を衝突ではなく、未来へ向かわせるパワーに帰るのが、リーダーの仕事と思います。

刻々と変化する思い(やる気)を、良い方向へいかに振り向けるか、難題でもあり、楽しみでもあります。明日は、九州の龍馬会が集う「全国龍馬社中・九州ブロック総会」の準備盛り上げる、私たちの不知火龍馬会の決起集会(飲み会)です。

どんな意見が飛び出すか、独立独歩の面々なので、楽しみな明日の集まりです。そろそろ、明日の準備をするために、早めの帰って作業です。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 16:45Comments(0)安岡正篤語録

2014年06月15日

「言志四禄」精しく内省しながら(物事を)“見る“ から“察する“ 力に。

「言志四禄」精しく内省しながら(物事を)“見る“ から“察する“ 力に。

おはようございます。今朝は、なぜか早く目が覚めて、朝ウォーキングを元気よくやってきました。清々しい朝の空気は、気持ちよいものです。

さて、今朝の読書から、佐藤一斎の『言志四禄』から、名誉についての記述があった。(以下、転載)


 名誉は無理に求めるべきものではないが、かといって、今持っている名誉をわざわざ捨てるべきではない。名誉を捨てるということは、実を捨てることになるからである。
 そうゆうわけだから、行いの正しくない者たちと交わって、自分の名を汚してはいけない。本分に外れた行いをして、名を損じてはいけない。権勢の強い者に近づいて、名を落としてはいけない。金銭や財宝によって節度を失って、名を傷つけてはいけない。
(以上、『言志後禄』220より)

・行いの正しくない者との交友を控える
・本分に外れた行いをしてはいけない
・権勢の強い者に近づいてはいけない
・金銭や財宝によって節度を失わない


四つの行いに注意を払うことが、今得ている名誉(実働)を失わないことが第一条件と、佐藤一斎が説いています。

とかく若いころは、自分自身が何者かを見えていない。ただ自分をボーっと見ている。少し年を取ってくると、自分の行動を、いろいろな角度から、いろいろな方の意見を聞き、自分を観察できるようになってくる。「俺は、大丈夫か?」

私は誕生日が過ぎ、56才になりました。還暦まで後4年ですが、果たして自分を観察できるゆとりができているか。自分では、まだまだ不足しているように思います。

『佐藤一斎一日一言』の5月15日の訓示の末尾に、

「五十歳から七十歳に至るまでは、さらに精しく内省しながら(物事を)“見る“ から“察する“ 力に、近づかなくてはならない」、とありました。まだまだ、自分を高めることが必要とつくづく感じます。

今日は、午前中前半は、ボランティア活動で、10時過ぎからワールドカップの日本戦を観戦です。午後は、自宅の片付けになりそうです。

*参考資料:渡邊五郎三郎監修『佐藤一斎一日一言』
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 06:52Comments(0)斉藤一斎「言志四録」

2014年06月14日

(試案)歩くグリーンツーリズム、健康と観光で地域活性化プログラム

(試案)歩くグリーンツーリズム、健康と観光で地域活性化プログラム

 地方は過疎化の中で、集落の維持もできない地域が出てきている。豊かな自然環境を維持するには、人手が必要です。熊本の阿蘇の草原は、献身的な多くの住民とボランティア活動で維持されている現実、これはどこの地域も同じです。

私の住む熊本県央地域にある宇土半島エリアは、北は有明海、南は不知火海に挟まれ、天草諸島への玄関口でもあります。有明の対岸には、国立公園の雲仙が見え、冬の海苔養殖は有明海の文化であり、日本の海苔養殖の発祥として住民が献身的に取り組んでいます。熊本との海の名所「おこしき海岸」干潟は、日本一を誇ります。
 南の不知火海は、豊かな柑橘類を育成する潮風をもたらし、かつて繁栄した地区を再現した白壁の「松合通り」は、風情をもつ港町。また、天草の玄関口の三角地区は、明治に唯一完成した官制貿易港の三角西港があります。
 この歴史・文化はもちろんですが、熊本生まれの牡蠣「クマモトオイスター」の発祥地であります。海の幸、山の幸を持つ地域が、過疎でだんだん疲弊しています。

 また、世は健康ブームでマラソン人口は1000万人を越え、熊本市の市民マラソンには1万人が集まり、各地のマラソン大会も大盛況です。それをはるかに越える軽スポーツとレクリエーションを兼ねたのが「ウォーキング」です。
 ウォーキングは、30年くらい前から日本ではブームなり、現在は3000万人を越える方々が、散歩から始まり、長くは100キロを歩くコース、更に何日も歩くロングウォークも各地で開催されています。最近は、イギリス型ウォーキング「フットパス」や、韓国の自然の中を歩く「オルレ」なども合わせて、更に広がっています。

 私は、九州でも最高の景観を持つ海浜地区を、健康ブームで広がるウォーキングで活性化できないかプログラムを作りました。「宇土半島、歩くグリーツーズム」。宇土半島は、かつては天領天草への道筋にあり、多くの人が行き来しました。現在は、北岸に国道57号線、南岸に266号線が在り、多くの車が往来しています。しかし、半島地域では経済活動の乏しく、若者たちは熊本市や宇土市・宇城市の市街地へ移り、ここ50年で半減した地区もあります。自然は、人の手が入らなくなると、野生動物が増えるのはもちろんですが、その再生が難しくして行きます。 
 宇土半島は、交通網からすると、熊本のほぼ中央にあり、九州の中央に位置する宇土市・宇城市エリアの近接する自然豊かな、国道・県道を結ぶと約50km内のあるエリアです。ここで次の6つプログラムを計画します。

1.歩くことで健康と交流を起こすプログラム
 長距離ウォーキングとショートウォーキング「フットパス」、「オルレ」も。

 <ロングウォーキング>
 国道57号線で宇土市網津地区から宇城市三角地区まで21km、国道266号で三角松合地区から松合地区18km、県道58号線で松合地区から半島の峠越えして網津地区11kmがおおよその距離です。これを合わせた約50kmを、29kmと21kmに分け、2日間で歩くロングウォーキングと色々なコース設定ができる。

 <ショートウォーキング> 
 現在、熊本県が主導してイギリス型ウォーキング「フットパス」の認定コースが、網津地区と網田地区のあり、距離も5km、7kmと短く、散歩感覚で健康ウォーキングを楽しむことができる。

2.「農家民泊」と「縁側カフェ」のプログラム
 ロングウォーキングの参加者は、多くが前泊をして歩くことから、スタート地区で前泊で人を呼び込むことが可能になる。ロングウォーキングは、10〜20名のグループで一緒に歩く。参加者同士の交流も目的の一つ。
 フットパスは、地域の歴史や自然の物語を聞きながら歩くグループウォーキングで、昼食や休憩場所で、地域の産物を使った接待を行う。地域外の人が田舎の風景を歩くことで、地域住民にも刺激となる。

3.宇土半島を中心にするウォーキングコースの地図づくりプログラム
 催しとしてロングウォーキングの大会は、年に2~3度は実施しますが、日常的に綺麗な風景、自然環境中を歩き、歴史的な史跡等を知ることが、誰でもできるように、詳しく綺麗な写真を掲載したコース地図を作る。加えて、熊本県央エリアの散歩コースも加えて、リピーター育成を目的とする。

4.一日のロングウォーキング「宇土半島一周50kmウォーク」プログラム
 人数限定(20名程度)、宇土半島50kmを一日で一周するロングロングウォーキング。前夜祭からの参加条件も加え、ロングウォーカーの交流大会。親密のなって頂き、宇土半島一周ウォーク(一日コース、一泊二日コース)が、同窓会的な集い型ロングウォーキング。

5.過疎地へ定住を呼びかけるプログラム
 ウォーキング大会と並行し、空き家活用プロジェクトとして、宇土半島エリア内に在る、利用できる空き家のリストアップと、所有者と地域の理解を頂く活動を展開する。ウォーキング大会開催から、定住者を募る呼びかけを全国へ発信する。

6.林業の利活用と地域経済活性化プログラム
 「木の駅プロジェクト」と自伐林業で、地域の担い手育成 
プログラム。
中山山間地域の過疎が急速に進み、人工林の間伐ができず森林の荒廃が進み、地下水涵養の地力も無く、農地はもちろんだが、海浜地域へ流れ込む栄養が不足する事態に陥っている。これを解消するの取り組みが、四国の高知か起こり、小型のチェーンソー使い自分で伐採をし、簡易な輸送機械で山から降ろし、自分で市場へ持ち込む「自伐林業」の担い手育成。切った間伐材は、市民団体「木の駅プロジェクト」が、市場よりも買い取り地域通貨で支払う。農業と林業で、特に定年退職後に活き活きと生活できる仕組みを作る活動を起こす。

(長文を最後までお読みいただき感謝します)  


Posted by ノグチ(noguchi) at 07:56Comments(0)私の意見宇土の出来事地域活動、まちづくり

2014年06月12日

「名こそ流れて 今も伝わる」日々前向きに生きることが大事。

「名こそ流れて 今も伝わる」日々前向きに生きることが大事。

おはようございます。ゆっくりの朝です。

昨日は、仲間と色々な事を語りました。出会いは、色々な縁が繋がって起こるものですが、その縁がをつなげて行くには、けっこうな気遣いが必要なものです。

日本人は、思惑(世間の評判)を気にする。
はたして、世間とは何か?

地位から退いて時間が経つと、世間の評判になることもあまりなくなる。話題にもならないのもまた寂しいものですが、世界のリーダー中には、シンガポールの元首相のリー・クワンユー氏のように「世界の話題にならないような国にしよう」とやって来た結果、アジア一の一人当たり生産力を持つ国になっていた。一人ひとりの努力こそ、国を富ませるかもしれません。

百人一首に次の歌があります。

「滝の音は たえて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ」

【直訳】滝の音は ずっと前に 消えたけれど その名は流れ 今も伝わる。

[評釈]滝の流れがなくなり、水の落ちる音がしなくなってずいぶん月日が過ぎてしまったけれど、その滝の評判は世間に流れ出て、今でもなお鳴り渡っていることだ。(中略)

百人一首は、恋の歌が多いが、今日はあえて、人の評判としてこの歌を詠むと、地位を退いて長い時間が経っても、その評判は後世まで語り継がれている、と解釈します。よく使う故土光敏夫氏の政治改革への強い思いを語った「出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は打てない」の言葉ですが、現代でも政治改革となると、土光敏夫氏の国鉄民営化を含む、政治臨調時代の映像が流れる。

地位を退いた後、どんな話題が世間に残るか、当事者として立場にある時、どんな言動を続けたか、によるように思います。

上記の歌を作った大納言公任(だいなごんきんとう)は、当時とすれば長生きの74才まで生きた方ですが、地位を離れて20年もすると話題のもならないが、亡くなった後、葬儀が始まってから、本人の人柄が語られ始める。人の真の評価は、故人になってからと教えられました。

「名こそ流れて 今も伝わる」

故人になってどんな話題が始まるか、自分の知る由もないないことですが、気になるところです。勝海舟いうに、人の噂など気にもせず、自分の生き方を貫いた人もいます。それぞれの人生、日々前向きに生きることが大事なのかもしれません。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 07:46Comments(0)リーダーの名言

2014年06月07日

修験道場〈英彦山〉視察から思う、歴史現場ウォッチングと学問

修験道場〈英彦山〉視察から思う、歴史現場ウォッチングと学問

おはようございます。今朝の朝ウォッチングは、いつもより長めの9kmを歩いてきました。朝明が早くなったなと思います。清々しい空気の中を、早足ウォークは気分爽快です。

2週間ほど前のテレビニュースで、九州の霊場「英彦山」の夏を知らせる花「ヒコサンヒメシャラ」が紹介されていました。先月17日に初めて英彦山を訪れ、江戸期には日本三代修験道場として栄え、宿坊が60軒並び三千人が暮らしていたとを歴史ボランティアから説明がありました。訪問のきっかけは、歴史の現場視察と交流を目的とした宇土高校同窓会女性部の研修に誘われたからです。

歴史ボランティアから、当時の修験道場は女人禁制。ただ修験道場の入り口に在る英彦山神宮から、20段ほど階段を登ったところに、英彦山の全ての神と繋がれる社が在り、そこまでは女性も参拝できたそうです。厳しい戒律の中にも、万民への寛容な受け入れが、繁栄につながったと思いました。

しかし明治になって神仏分離令になり、修験道場の存在が薄れ、段々と修験道師も減り、現在宿坊として残るのは一軒でした。でも訪問した時、地元の高校生が、麓から頂上まで歩く研修に来ていて、地元では根強い信仰は続いていることが分かりました。。

最近の登山ブームで英彦山の訪問者は増えていのですが、滞在し自分を高める修行をする人は少なようです。修験道師たちが生活した名残りとして、薬草「九輪草」の花畑が作られ、苦悩する庶民を救おうと志高く「知徳体」を鍛えた場を、大切に地域の方々が受け継ぎ、啓発に努めるていることは素晴らしい。改めて、歴史の現場を見聞することは大事な自分の学びを深める機会になると思いました。

*今週末は行事多し*
今日は、5つの予定が続く日で、中学校招待サッカー大会、親子論語教室、日本で最初に女性史を書き上げた「高群逸枝没後50年研修」に途中合流、その後熊本の地域づくり団体の集まり「火の国ネット」の交流会に参加し、夜は地域活動でお世話なっている先輩たちと飲み会です。

〈告知〉
〜紫陽花マンドリンコンサート〜
明日の13時〜15時、宇土市住吉町の住吉神社周辺のアジサイ公園で開催されます。曇り空ですので、野外コンサートには最適と思います。鑑賞料は無料、たくさんの来場をお待ちしています。

〈ワールドカップ〉
6月はスポーツイベントの続く時期、外での活動が多く、自分はプレーしないくても、真っ黒に日焼けします。いつになってもサッカーから離れられないおじさんです。来週から始まる、ブラジルワールドカップ、1月続く世界最大のスポーツイベントに、また睡眠不足なりそうです。でも、ぜひ日本が決勝トーナメントに進出できるように応援したいと思います。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 06:45Comments(0)地域活動、まちづくり

2014年06月06日

〜心の内は隠せない〜勝海舟は、何も関係ない時に人に会うことが好きだった。

〜心の内は隠せない〜勝海舟は、何も関係ない時に人に会うことが好きだった。

こんばんは、アッと言う間に1日が過ぎました。午前中は、6月定例議会でした。市長選後の最初の議会で、雰囲気は少し違っていて、空気は変わったと感じました。これは、より良き議論ができる雰囲気だなと感じ、今回の議会は意味の大きい定例議会になるように思います。

午後は、建築の打ち合わせが続き、移動ばかりで、時間が済みました。夕方から宇土市議会の防衛議員連盟の総会に参加しました。私は、横井小楠に「海防」の重要性から、防衛議員連盟に加えていただきました。東アジアの緊張は、世界の懸念事項のなっています。

さて、友人で先輩議員の藤井慶峰氏の父様が亡くなりました。御歳98才でした。お通夜は、荘厳なもので、総勢24名の僧侶(曹洞宗)が唱える通夜のお勤めに、揃った音読は、心にジーンと響きました。

藤井先輩の通夜の言葉で、印象に残ったのは、お父様の2年前の家族へのメッセージは、「努力、努力、頑張れ」でした。96才の時のメッセージは、前向きで心のこもったメッセージ、素晴らしいですね。15才で仏門に入り、常に前向きに行き続けた先人からの訓示は、迫力が違うと思います。

さて人間の実力とは?

熊本出身で、共同通信の論説委員長だった政治評論家の故内田健三氏との出会いは20年前で、私の社会活動の先生は東海大学名誉教授(当時、経済学部教授)の高宗昭敏先生の勉強会でした。それから7年くらい経った時でしょうか、熊本で内田健三氏が熊本で講演をされた時、空港へお迎えに行きました。会場へ向かう車の中での会話です。内田氏は、当時80才でした。

「野口さん、歳を取れば身体は動かなくなるが、精神はいくらでも成長する。(私も)まだまだ勉強です」

当時私は39歳でした。言葉を聞き、身が引き締まる思いを忘れません。

人間の器量、意識レベルは、どんな場面(時)気づくでしょうか。

日々読む佐藤一斎の訓示録『言志四録』の「言志後録185条」にありました。

(以下、『佐藤一斎一日一言』より転載)

【現代語訳】

心の内は隠せない

戯れ言(ご)はそもそも真実のことではない。しかし、心に潜んでいることは、必ずふざけているうちに現れてきて、覆い隠すことができないものである。
(以上、本より)

人間観察は、欲目を捨てて人物を観ることが大事。

真面目な議論は構えるので、本心は見え難いが、仲間に打ち解けた飲み会や、地域の集まりの打ち上げなどに出席すると、 色々な人間模様、人生観、目標とするもの等々に気づくことがある、私はこの人間味が好きで、飲み会にはできるだけ参加し、可能であれば最後まで付き合うようにしています。

勝海舟は、何も関係ない時に人に会うことが好きだった。だから人間性がわかる。江戸無血開城ができたのか、山岡鉄舟の覚悟を導けたか。さらに、薩長軍が江戸攻撃した時、江戸火消し軍団と協力して江戸の住民全員助ける準備もしていた。

人間性は、用がある時に会うようでは、よく見えない。戯言が言えるような場に、気兼ね無く参加できる人間関係づくりも大事と、内田健三氏や勝海舟の行動から学びました。人間観察で定評のある三国志の英雄諸葛孔明の人間分析法に、「酒を飲ませて(飲んで)観る」があります。心許した時の言動こそ人間性が出るのかもしれませんね。

色々勉強した1日になりました。そろそろ、明日の活動の準備をしたいと思います。
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 22:47Comments(0)斉藤一斎「言志四録」意見・異見

2014年06月04日

【他力】期待するものではなく、人の思いやりの連鎖みたいなもの

【他力】期待するものではなく、人の思いやりの連鎖みたいなもの

おはようございます。梅雨空の熊本です。

人生には、色々な試練が降りかかります。何でこのようなことが起こる。でも天(神)は、乗り越えれない試練は与えない、と先輩から教えられたことがあります。その困難の時、思ってもみない周りからの助言や支援があったりします。

仏教に「他力」という言葉がありますが、「他力本願」の人頼み的な発想ではなく、自力で懸命に生きていると、その賢明さが周りへ伝わるのか、不思議と全く見ず知らずの方に声をかけて頂くことがあります。

「頑張らんとね」

人は一人では生きていけない。人とのご縁の中で、生かされている。他力とは、縁をつなぐ人の絆の力とも言えます。他力は、期待するものではなく、その存在すらわからない人の思いやりの連鎖みたいなものでしょうか。その人への好意とも言えます。

他力、今朝ふと思い出した言葉です。五木寛之氏の著書『他力』を読み返したくなりました。今日は、7月12日の九州龍馬会の案内の発送準備、午後は打ち合わせが続きます。今日も懸命に与えられた仕事を頑張ります。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 07:19Comments(0)私の意見道元「禅」の言葉

2014年06月02日

(不争の徳)奈良時代から続く日本精神を忘れずに人付き合いを考える

(不争の徳)奈良時代から続く日本精神を忘れずに人付き合いを考える

おはようございます。今朝のウォーキング、山の空気も湿度が高いような気がしました。昼過ぎから九州は雨になるようで、猛暑に一息つけるかもしれません。

さて、出る杭は打たれる、目立ちすぎると足を引っ張る、上から目線は敬遠される、色々言葉はありますが、どうも日本人は、才能をひけらかすことが嫌がれるように感じます。“自分が一番”と思った瞬間にフッと優越感が、表情に出るのだろう。

日本は、大陸から様々な文化が入ってきました。儒教、仏教を代表に、精神文化も多く入ってきました。中国古典を勉強することは、日本の現代社会の人々の考え方を知ることができるのかもしれません。

江戸期に読まれた世渡り教訓の書『菜根譚』に、謙譲の美徳のすすめの言葉が多くあります。自分の才能を鼻にかけ得意顔をしたり、得意分野ではしゃしゃり出たりすると、「なんだあいつは」となる。謙虚であれば、マイナスイメージを避けることができる。

と言いながらも、実力は時々示すこともしなさいと、反対の訓示があります。要は、たまに実力を示し、日常は周りに任せる。

「立派な指導者は、グループ(国民)を統治しようとする時には、謙虚な態度でへりくだる。指導しようとする時には、自分は後に退いて指導者ぶらない。だから、上に座っていても、関係者(国民)は思いと感じないし、先に立っていても、邪魔だと感じない」

これを『老子』では、「不争の徳」と読んでいる。

「善ク敵ニ勝ツ者ハ与ワズ、善ク人ヲ持ウル者ハコレガ下トナル。コレヲ不争ノ徳ト謂ウ」

解説によると、謙虚であり謙譲であることは、たんなる消極的な、受け身の徳目ではない。むしろそれは、人々の支持を集めるための武器であり、きびしい乱世を生き残るための処世の知恵でもある。

昨日書いた、『三国志』の英雄・劉備玄徳は、勇猛だが謙虚さも持ち合わせた指導者だった。力及ばずだが後輩に任せ、時々指導を加える程度が、信頼されるような気がします。『論語』『孟子』『老子』『菜根譚』等々、古代から中国思想の影響を受けてきた日本人は、グローバル化の現代においても生活文化の面では、奈良時代から続く日本精神を忘れずに、人付き合いをしたが良いのかもしれません。

〈太陽の活動のピークは12年周期?〉
今日も全国的に猛暑が続くようです。24年前とても暑かった。12年前もとても暑い日が続いた。今年は、5月から30℃を超える暑さ。24年前に聞いた話ですが、「太陽の活動がピークになるのが12年周期」だそうです。今年は、その年に当たるので、酷暑の夏になるような気がします。外出する時は、こまめに休憩を取り、水分補給がいつでもできるようにしたがよいと思います。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 07:33Comments(0)菜根譚故事、名言、訓示、スピーチ

2014年06月01日

「人生、意気に感ず」だが、人物検証は時間をかけ慎重に分析する。

「人生、意気に感ず」だが、人物検証は時間をかけ慎重に分析する。

おはようございます。早朝の地区嘱託会のグランドゴルフ大会は、3度目の参加ですが、日々やってる方々には足下にもおよびませんが、和気藹々で楽しいので参加しています。

さて、三国志の劉備が「三顧の礼」を尽くし射止めた人物が「諸葛孔明」です。孔明は、2度居留守を使い劉備の人となりを分析した。当時、超有名人の劉備玄徳が、20代の若者に頭を下げて協力を求めたことは、嬉しくないはずがないが、孔明は「これはラッキーと食いつかない」、劉備の誠意を確かめた。

「人生、意気に感ず」とは思いつつも、慎重に相手を見極める熟慮の時間を持つこと忘れてはならない。

また、中国の春秋時代の五覇の「楚」の荘王は、即位後3年何も動かず、毎日毎晩酒ばかりのみ、政治に関わらなかった。官僚たちの様子を観察することに徹した。

3年が経ち、とうとうしびれを切らした重臣が、遠回しに政治へ気持ちを入れるように箴言した。すると、荘王は「三年飛ばずとも、ひとたび飛べば天の極みに至るであろう。三年鳴かずとも、ひとたび鳴けば世を驚かすだろう」と語った。

さらにもう一人の重臣が、今度はズバリ荘王に改心するように直訴した。荘王は「諌める者は死刑と布告したはず、承知しておろうな」と念をおすと、その重臣が「我が君の迷いをさますことができれば、死刑になろうと本望です」と決意を述べた。

これをきっかけに荘王は、進言した二人の重臣を起用し国政の刷新に乗り出した。3年間家臣を見極め、時期が来たと思ったら電光石火のごとく動く。用意周到の準備と、決断したら即座に動き出す。成功には、どちらも欠けてはならない。

諸葛孔明も荘王も、徹底した状況分析と電光石火の動きが得意でしたが、リーダーに必要な資質と思います。

さらに中国古典から、

「あやふやな根拠にもとづき、あやふやな心によって下される決断は、必ず見当はずれなものになる」(荀子)

「大きな仕事を成し遂げることができることかどうか、胆力のいかんにかかっている」(韓琦)

周到な準備と即座の動き、決断力のあるリーダーは、そう簡単には動かない。日頃から発言が多く、動きがよく見える人物は、「あやふやな根拠で動いていることが多い」、事を実行すると決めたら、十分な分析、緻密な準備、時期が来た瞬間からスタートダッシュのスピードで動き続ける。周りが求めたら「人生、意気に感ず」だが、行動のタイミングは重要と思います。

上記二つのエピソードは、守屋洋著『男の器量、男の値打ち」にあったテーマ「確実な決断が男の値打ちを高める」で紹介されたものだが、決断できない上司、休む間も無く動き回る部下、行動が先か、決断が先か、よく言われるが、エピソードからすると、その二つの前に周到な情報収集と準備が大事とありました。

何の仕事でも人と関わらなければ、達成できない。一緒に仕事をする人物は、慎重に選ぶことも大事なようです。話題がひろがり、文が長くなりました。最後までお読みいただき感謝します。

今日も暑くなるので、水分補給を忘れずに過ごしましょう。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 10:49Comments(0)故事、名言、訓示、スピーチ