2014年06月27日

<経験と育成>「アイデア」は移動距離に比例する。人生は自分で「つくる」もの。

<経験と育成>「アイデア」は移動距離に比例する。人生は自分で「つくる」もの。

昨夜は、熊本の若い人たちが企画した講演会「マグマ塾」に参加した。中心は20代の青年たち、年配者は周りばかり気にして、動きが鈍い。やはり若さとは大事と思います。「よさこいソーラン」を熊本へ導入し、今年、踊りに参加した若者は3000名を越えた。その勢いで、東京から講師を招き講演会を実現した。

さて、講師の能町光香さんは、多様な外資系企業の経験や英語圏での日本語教師等々を経験した方で、大学生や若い世代へ、自分の経験を基に訴えられました。中でも、心に留まった言葉が、下記の5つの理念です。

外資系企業の経営者(エグゼクティブ)たち5つの行動理念
1.トキ(時)は「未来」から流れてくる。
2.「アイデア」は移動距離に比例する。
3.卓越した「集中力」で、自分がやるべきことだけに焦点をあてる。
4.頭を空(からっぽ)にし、「無」の時間を持つことで、創造性が発揮される。
5.人生は自分で「つくる」もの。

5つの行動理念(教え)を語った後、「外資系のエグゼクティブで成功する方は、部下に対して愛情を注ぐ」とありました。これは、世界共通だなと確認しました。

昨日、福島県警察でパワハラで2名の警官の自殺が発覚したニュースを見た。50代になってとても了見の狭い上司がいるものだと呆れてしまいます。人間、「内向き志向」だと、パワハラみたいな行動が出るのだろう。都議会のヤジ問題も同じようなものです。最大会派「自民党」の中に居れば、何を語ろうが喚こうが守られる。でも、議員を辞めれば、唯の人です。人生は晩年が大事で、議員を辞めた後「あいつが女性を蔑視していた議員だ!」と、一生言われることでしょう。

また、これは能町さん本人が歩んできた職能の経験から出た言葉と思いますが、大学生や若い人への5つのメッセージです。

『経験』がなによりも大切!
1.世界言語である英語をマスターする
2.いろいろな人と話す
3.「声をかけられる」人になる
4.たくさんの本を読む
5.「生きる」力を養う

日本人のパスポート取得者は、3割強とも言います。これだけグルーバル化の進んだ現代、若者たちは世界を見聞し、出向いた国々で様々な経験を積み、仲間をつくり、その経験を基に次のステップへ踏み出すが大事と思います。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 14:12│Comments(0)リーダーの名言
 
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