2024年08月07日
「イマダモッケイ(木鶏)ニオヨバズ」〜双葉山(昭和の大横綱)〜
「イマダモッケイ(木鶏)ニオヨバズ」〜双葉山(昭和の大横綱)〜
目覚めて開いた枕元の本『安岡正篤一日一言』の8月5日の訓示は、
中国古典『荘子』の「木鶏」でした。
短く解説すると、闘鶏の鶏の育て方について
王のために鶏を育てる。
育成担当に、10日して王が聞く。
未だ、まだ空威張りしています。
また、10日して聞いた。
未だ、相手の姿や声に興奮します。
また、10日して聞いた。
未だ、相手を見ると睨みつけます。
また、10日して聞いた。
まあ、どうにかよろしいでしょう。他の鶏の声がしても平生と変わらず。まるで木鶏のようです。その姿は全く徳が充実しました。もうどんな鶏を連れてきても、これに応戦するものがなく、姿を見ただけで逃げてしまうでしょう。
(以上、『安岡正篤一日一言』より)
闘鶏訓練から生まれた、木製の鶏(ニワトリ)の話です。昭和の大横綱「双葉山」の69連勝にまつわるエピソードから、有名になりました。
(以下、円覚寺webより)
安岡正篤氏が、かの名横綱双葉山にこの木鶏の話をしたのだそうです。
この話に感銘を受けた双葉山関は、安岡氏に「木鶏」と書いてもらい、額に入れて毎日その額の前に静坐して木鶏の工夫をしていたのでした。
そうして双葉山は、六十九連勝を成し遂げたのでした。
しかし、連勝はそこで止まり、次に敗れてしまったときに、安岡氏に電報を送りました。
そこには、「イマダモッケイニオヨバズ」と書かれていたそうなのです。
よく知られた話であります。
(以上、円覚寺webより抜粋)
人の心身の鍛錬の話です。
双葉山は、「木鶏」を目指しだが、70回目の対戦で敗れた。それが、
>イマダモッケイニオヨバズ
となるのですが、現在、パリではオリンピックが開催されています。2連覇、3連覇が話題になる。4年、8年の間負けなしの選手もいる。これは、日々の鍛錬の賜物だと思います。
今朝の読書で、双葉山のエピソードを思い出して、コメントしました。危機において動じない心身を持ちたいものです。ほんと、日々精進だと思います。
目覚めて開いた枕元の本『安岡正篤一日一言』の8月5日の訓示は、
中国古典『荘子』の「木鶏」でした。
短く解説すると、闘鶏の鶏の育て方について
王のために鶏を育てる。
育成担当に、10日して王が聞く。
未だ、まだ空威張りしています。
また、10日して聞いた。
未だ、相手の姿や声に興奮します。
また、10日して聞いた。
未だ、相手を見ると睨みつけます。
また、10日して聞いた。
まあ、どうにかよろしいでしょう。他の鶏の声がしても平生と変わらず。まるで木鶏のようです。その姿は全く徳が充実しました。もうどんな鶏を連れてきても、これに応戦するものがなく、姿を見ただけで逃げてしまうでしょう。
(以上、『安岡正篤一日一言』より)
闘鶏訓練から生まれた、木製の鶏(ニワトリ)の話です。昭和の大横綱「双葉山」の69連勝にまつわるエピソードから、有名になりました。
(以下、円覚寺webより)
安岡正篤氏が、かの名横綱双葉山にこの木鶏の話をしたのだそうです。
この話に感銘を受けた双葉山関は、安岡氏に「木鶏」と書いてもらい、額に入れて毎日その額の前に静坐して木鶏の工夫をしていたのでした。
そうして双葉山は、六十九連勝を成し遂げたのでした。
しかし、連勝はそこで止まり、次に敗れてしまったときに、安岡氏に電報を送りました。
そこには、「イマダモッケイニオヨバズ」と書かれていたそうなのです。
よく知られた話であります。
(以上、円覚寺webより抜粋)
人の心身の鍛錬の話です。
双葉山は、「木鶏」を目指しだが、70回目の対戦で敗れた。それが、
>イマダモッケイニオヨバズ
となるのですが、現在、パリではオリンピックが開催されています。2連覇、3連覇が話題になる。4年、8年の間負けなしの選手もいる。これは、日々の鍛錬の賜物だと思います。
今朝の読書で、双葉山のエピソードを思い出して、コメントしました。危機において動じない心身を持ちたいものです。ほんと、日々精進だと思います。
真の自分になること、自分の信念・学問・信仰に徹する。〜古賀穀堂〜
<目覚めの学び>知識の学問→知恵の学問→徳惠の学問〜安岡正篤〜
<死中有活・忙中有楽>『六中観』〜安岡正篤〜
<安岡正篤語録>人間の質「五悪」「五善」とは?。この人間分析は、人の本質は長く付き合わないと分からない。
<感情と内臓との関係>多想心労、多怒肝労、多思脾労、多悲肺労、多憂腎労。〜賢(じん)を養う〜
昭和の東洋哲学者・安岡正篤先哲も老いて益々学んだ、学び続けた。〜老いて学べば死して朽ちず。〜
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