2025年03月02日
「事上磨錬」(じじょうまれん)という言葉〜陽明学〜
「事上磨錬」(じじょうまれん)という言葉、
昨日の宇土高校卒業式で配布された学校通信に、3年生の女子生徒が書いた高校生活の学びについての文中に見つけました。
(少々文が長いので、お時間ある時にお読みください)
この(事上摩練の)教えは、なかなか若い世代では読まない陽明学の『伝習録』の一節にある訓示です。
簡単に言うと、「自らを鍛えるのは(遠くの場所ではなくて)日々の生活の中で実践する」の教えです。
詳しくネット情報を引くと、
(以下、言葉の意味より)
じじょう-まれん【事上磨錬】
実際に行動や実践を通して、知識や精神を磨くこと。明(みん)代の王守仁(おうしゅじん)こと、王陽明が学問の修養について、日常の行為を離れて思索する静座に対して、実際の日常の行動をこなし、これを通して修養するのが真の学問であると述べた説。
▽「事上」は実際のことに当たりながらの意。「磨錬」は練り磨く意。
出典:『伝習録でんしゅうろく』
下類語:事上錬磨
(以上、解説より)
高校通信を読み、その場に居られた校長や来賓たちに、「最近は、論語を教えていますか?」と話題にしました。数名は、その文章に目を通されていました。
生徒は、さまざまな家庭事情があります。高校時代に海外留学できる家もあれば、高校生活をするのに奨学金を利用しなければ通えない家もある。
しかし、高校でしっかり学べば、自らの能力を高めることができる。昨日の卒業生代表の挨拶は、それを物語っていると思いました。
『渋沢栄一100の訓言』の1ページに、
順境も逆境も自分が作り出すものである。
という見出しで、王陽明の教え「事上摩練」の実践の話が説かれていました。
(以下、転載)
ここに地位もなければ富もない人がいます。
引き立ててくれる先輩もいません。
しかし、彼には能力があります。身体と健康です。どんなことを任せても、安心できる仕事をします。いや、期待以上の結果を出すこともしばしばてす。
やがてこの人物は、ついに地位も富も手に入れます。
世間はきっと「彼は恵まれた順境の人だ」と言うでしょう。
しかし彼は、自らそうなるように努力しただけです。
(以上、『渋沢栄一100の訓言』より)
これを読んで思うに、よそ見(周りの華やかさに心を奪われない)せず、目の前のことに集中して取り組むこと【事上摩練】こそが、自らの未来を切り拓く最善の方法である、と渋沢栄一は説いたのだと思います。
(王陽明の教え)『陽明学』の難しい言葉は、私は40代になって初めて知りました。また王陽明の有名な訓示に、
【知行合一】(ちぎょうごういつ)
があります。"知ったことは実践する"という理念です。「実践無き知識は紙屑と同じ」と語った先輩がいました。
昨日の宇土高校の卒業式は、私の人生を振り返る、学びの機会になった気がします。
事上摩練
ほんと、日々の実践に努めたいと思います。
今日は、午前は宇土市の団体、市民グループによる駅伝大会、加えて女子の駅伝大会も同時に開催されるのに、開会式に参列します。
午後からは、佐賀県の男女共同参画社会づくり団体との交流会が山鹿市で開催されるので、夜の懇親会まで【事上摩練?】の交流・懇親の実践です。
今日も一日、元気に過ごしましょう。
昨日の宇土高校卒業式で配布された学校通信に、3年生の女子生徒が書いた高校生活の学びについての文中に見つけました。
(少々文が長いので、お時間ある時にお読みください)
この(事上摩練の)教えは、なかなか若い世代では読まない陽明学の『伝習録』の一節にある訓示です。
簡単に言うと、「自らを鍛えるのは(遠くの場所ではなくて)日々の生活の中で実践する」の教えです。
詳しくネット情報を引くと、
(以下、言葉の意味より)
じじょう-まれん【事上磨錬】
実際に行動や実践を通して、知識や精神を磨くこと。明(みん)代の王守仁(おうしゅじん)こと、王陽明が学問の修養について、日常の行為を離れて思索する静座に対して、実際の日常の行動をこなし、これを通して修養するのが真の学問であると述べた説。
▽「事上」は実際のことに当たりながらの意。「磨錬」は練り磨く意。
出典:『伝習録でんしゅうろく』
下類語:事上錬磨
(以上、解説より)
高校通信を読み、その場に居られた校長や来賓たちに、「最近は、論語を教えていますか?」と話題にしました。数名は、その文章に目を通されていました。
生徒は、さまざまな家庭事情があります。高校時代に海外留学できる家もあれば、高校生活をするのに奨学金を利用しなければ通えない家もある。
しかし、高校でしっかり学べば、自らの能力を高めることができる。昨日の卒業生代表の挨拶は、それを物語っていると思いました。
『渋沢栄一100の訓言』の1ページに、
順境も逆境も自分が作り出すものである。
という見出しで、王陽明の教え「事上摩練」の実践の話が説かれていました。
(以下、転載)
ここに地位もなければ富もない人がいます。
引き立ててくれる先輩もいません。
しかし、彼には能力があります。身体と健康です。どんなことを任せても、安心できる仕事をします。いや、期待以上の結果を出すこともしばしばてす。
やがてこの人物は、ついに地位も富も手に入れます。
世間はきっと「彼は恵まれた順境の人だ」と言うでしょう。
しかし彼は、自らそうなるように努力しただけです。
(以上、『渋沢栄一100の訓言』より)
これを読んで思うに、よそ見(周りの華やかさに心を奪われない)せず、目の前のことに集中して取り組むこと【事上摩練】こそが、自らの未来を切り拓く最善の方法である、と渋沢栄一は説いたのだと思います。
(王陽明の教え)『陽明学』の難しい言葉は、私は40代になって初めて知りました。また王陽明の有名な訓示に、
【知行合一】(ちぎょうごういつ)
があります。"知ったことは実践する"という理念です。「実践無き知識は紙屑と同じ」と語った先輩がいました。
昨日の宇土高校の卒業式は、私の人生を振り返る、学びの機会になった気がします。
事上摩練
ほんと、日々の実践に努めたいと思います。
今日は、午前は宇土市の団体、市民グループによる駅伝大会、加えて女子の駅伝大会も同時に開催されるのに、開会式に参列します。
午後からは、佐賀県の男女共同参画社会づくり団体との交流会が山鹿市で開催されるので、夜の懇親会まで【事上摩練?】の交流・懇親の実践です。
今日も一日、元気に過ごしましょう。
2021年02月22日
<川の流れの如く>「清濁併せ容るるは水也」プラスもマイナスも大きく包み込む器量が欲しい。〜水五訓〜
<川の流れの如く>「清濁併せ容るるは水也」プラスもマイナスも大きく包み込む器量が欲しい。〜水五訓〜
「知行合一」を導き出した陽明学の祖・王陽明の教えに「水五訓」があります。
作家の谷沢永一著編『名言の知恵 人生の知恵』から、
(以下、本より転載)
水五訓ーー王陽明(伝)
一、常に己の進路を求めて止まざるは水也。
一、自ら活動して他を動かすは水也。
一、障碍に遭い激してその勢力を百倍するは水也。
一、自ら潔うして他の汚濁を洗い 然も清濁併せ容るるは水也。
一、洋々として太海充し 発しては雨となり雲と変じ 凍っては玲朧(れいろう)たる氷雪と化す 而もその性を失わざるは水也。
*王陽明:16世紀の中国の学者・政治家。
(以上、『名言の知恵 人生の知恵』より)
ほんと水は変幻自在、優しくもあり、激しく人間に襲いかかることもある。
水五訓は、戦国の武将「黒田如水」が、唱えたとも言われ、中国の王陽明の訓示から伝わったは別として、深い意味のある言葉だな、と思います。
水は人を生かし、作物を育て、船を浮かばせる。
私もそろそろ、活活と動くのではなく、ゆったりと水の如く、時間の流れに合わせて生きる生き方にしなければ、と思うこのごろです。
「知行合一」を導き出した陽明学の祖・王陽明の教えに「水五訓」があります。
作家の谷沢永一著編『名言の知恵 人生の知恵』から、
(以下、本より転載)
水五訓ーー王陽明(伝)
一、常に己の進路を求めて止まざるは水也。
一、自ら活動して他を動かすは水也。
一、障碍に遭い激してその勢力を百倍するは水也。
一、自ら潔うして他の汚濁を洗い 然も清濁併せ容るるは水也。
一、洋々として太海充し 発しては雨となり雲と変じ 凍っては玲朧(れいろう)たる氷雪と化す 而もその性を失わざるは水也。
*王陽明:16世紀の中国の学者・政治家。
(以上、『名言の知恵 人生の知恵』より)
ほんと水は変幻自在、優しくもあり、激しく人間に襲いかかることもある。
水五訓は、戦国の武将「黒田如水」が、唱えたとも言われ、中国の王陽明の訓示から伝わったは別として、深い意味のある言葉だな、と思います。
水は人を生かし、作物を育て、船を浮かばせる。
私もそろそろ、活活と動くのではなく、ゆったりと水の如く、時間の流れに合わせて生きる生き方にしなければ、と思うこのごろです。
2014年04月20日
【日曜読書】三国志“魏”時代の5つの人物チェック、なかなか鋭い。
【日曜読書】三国志“魏”時代の5つの人物チェック、なかなか鋭い。
おはようございます。雨の日曜日、目覚めが早く、ゆっくりと朝読書です。読書からの気づきから書きます。
心の動きは、表現に密接に関係ある。
人の表情、行動は、心が決めている。
良からぬことを企てるのも“心”しだい。
陽明学に、抜本即言論がありますが、それは「良からぬことを企てる心を、考える前に抑える(考える前の状態に戻す)考え方です。もともと人間は、良心を持って世に生まれてくる。しかし、なぜ悪人が出てくるのか。古代中国では、心を律するには、(生きる道を学ぶ)学問が必要と先人は気付き、易経から生まれた「論語」が、さらに朱子学、陽明学と進化してきた。
私の浅学の知識・経験でも、人物を冷静に観察すると、以外にその人物の心情に気付くことがあります。
私は、学者ではないので、正論ばかりでは楽しいないので、エピソードや人の生きざまに興味があり、多種多様な著書や雑誌を多読をして来ました。中でも多いのが、人生訓などの古典が多い。その一つ中国古典の『十八史略』の解説書に、面白い一節があります。
〜人間鑑定のチェックリスト〜
「居てはその親しむところを視(み)、富んではその与うるところを視、達してはその挙ぐるところを視、窮してはそのなさざるところを視、貧してはその取らざるとことを視る」
【意味】
・ふだん、だれと親しくしているか見ること。
・財産がある場合、どういう人に与えているか見ること。
・長であるならば、誰を登用したかを見る。
・困っているならば、何をしないで耐えているかを見る。
・貧しいならば、何を取ろうとしないかを見る。
これは、春秋戦国時代の「魏」の訓示ですが、現代にも通じる人物鑑定チェックの方法と思います。
人間、何を欲して生きているか?
人間、周りから評価の効果の狙いは何処か・何をしているか?
人間、厳しい状況下でどんな行動を取るか?
人間社会は、微妙な人間関係(バランス)の上に成り立っている。また日本社会は、様々な思惑が織りなす欲求がぶつかり合いながらも、調和する民族。これを生き抜くには、先人の智慧である古典の「論語」を代表とする四書五経から連なる人生訓、教示、さらに江戸、明治の偉人たちの生き方を、自分の人生に照らし、自己修正を常に行いながら生きるしかないと知らされます。
朝から、気難しい話になりましたが、休日の朝、雨模様なのでウォーキングも休みで、何度か読んだ本を読み返す時間と思っています。
今日は、昼は地元の婦人会総会、夜も地元の体育協会総会に参加です。地域の方々と語ることは、自分の言動の修正に多いに役に立ちます。今日一日、謙虚に人の意見に耳を傾けたいと思います。
おはようございます。雨の日曜日、目覚めが早く、ゆっくりと朝読書です。読書からの気づきから書きます。
心の動きは、表現に密接に関係ある。
人の表情、行動は、心が決めている。
良からぬことを企てるのも“心”しだい。
陽明学に、抜本即言論がありますが、それは「良からぬことを企てる心を、考える前に抑える(考える前の状態に戻す)考え方です。もともと人間は、良心を持って世に生まれてくる。しかし、なぜ悪人が出てくるのか。古代中国では、心を律するには、(生きる道を学ぶ)学問が必要と先人は気付き、易経から生まれた「論語」が、さらに朱子学、陽明学と進化してきた。
私の浅学の知識・経験でも、人物を冷静に観察すると、以外にその人物の心情に気付くことがあります。
私は、学者ではないので、正論ばかりでは楽しいないので、エピソードや人の生きざまに興味があり、多種多様な著書や雑誌を多読をして来ました。中でも多いのが、人生訓などの古典が多い。その一つ中国古典の『十八史略』の解説書に、面白い一節があります。
〜人間鑑定のチェックリスト〜
「居てはその親しむところを視(み)、富んではその与うるところを視、達してはその挙ぐるところを視、窮してはそのなさざるところを視、貧してはその取らざるとことを視る」
【意味】
・ふだん、だれと親しくしているか見ること。
・財産がある場合、どういう人に与えているか見ること。
・長であるならば、誰を登用したかを見る。
・困っているならば、何をしないで耐えているかを見る。
・貧しいならば、何を取ろうとしないかを見る。
これは、春秋戦国時代の「魏」の訓示ですが、現代にも通じる人物鑑定チェックの方法と思います。
人間、何を欲して生きているか?
人間、周りから評価の効果の狙いは何処か・何をしているか?
人間、厳しい状況下でどんな行動を取るか?
人間社会は、微妙な人間関係(バランス)の上に成り立っている。また日本社会は、様々な思惑が織りなす欲求がぶつかり合いながらも、調和する民族。これを生き抜くには、先人の智慧である古典の「論語」を代表とする四書五経から連なる人生訓、教示、さらに江戸、明治の偉人たちの生き方を、自分の人生に照らし、自己修正を常に行いながら生きるしかないと知らされます。
朝から、気難しい話になりましたが、休日の朝、雨模様なのでウォーキングも休みで、何度か読んだ本を読み返す時間と思っています。
今日は、昼は地元の婦人会総会、夜も地元の体育協会総会に参加です。地域の方々と語ることは、自分の言動の修正に多いに役に立ちます。今日一日、謙虚に人の意見に耳を傾けたいと思います。
2012年04月19日
五つの心の弛み『五悪』に飲まれないように
五つの心の弛み『五悪』に飲まれないように
おはようございます。今朝も、晴れの熊本です。
昨夜は、地元のジュニアサッカー大会実行委員会の役員会で、色々話をしながらの飲み会でした。人が集まれば、色々な考えが出てくるものだと思います。
陽明学の祖、王陽明は次のようなことを述べています。
一、心がざわついて落ちつかないと、行動を誤ってしまう。
二、心がたるんでいると、物の見方が浮ついてくる。
三、心に不満があると、気力が萎え、いじけてくる。
四、心が虚ろになれば、顔形までだらしなくなる。
五、心が驕ると顔色が傲慢になってくる。
と諭している。心が引き締まる思いを持ちます。年を重ねると、様々な資格や役、地位につく機会が増えてくる。自分の実力が伴っているかは、定かでないが、人はその役に徹ししているうちに、それなりに人物ができあがるともよく聞く。
王陽明の「五悪」の教示を忘れずに、日々の行ないを見直してみたいと思います。
人と一緒に仕事をする場合、人には楽しい仕事を回し、自分は難儀な仕事を担当する。そうすると仕事そのものは苦しいけれども、気分は爽快である。
今日も一日、元気に過ごしたいと思います。そして、周りも元気になるようなこと
も考えてみたいと思います。
おはようございます。今朝も、晴れの熊本です。
昨夜は、地元のジュニアサッカー大会実行委員会の役員会で、色々話をしながらの飲み会でした。人が集まれば、色々な考えが出てくるものだと思います。
陽明学の祖、王陽明は次のようなことを述べています。
一、心がざわついて落ちつかないと、行動を誤ってしまう。
二、心がたるんでいると、物の見方が浮ついてくる。
三、心に不満があると、気力が萎え、いじけてくる。
四、心が虚ろになれば、顔形までだらしなくなる。
五、心が驕ると顔色が傲慢になってくる。
と諭している。心が引き締まる思いを持ちます。年を重ねると、様々な資格や役、地位につく機会が増えてくる。自分の実力が伴っているかは、定かでないが、人はその役に徹ししているうちに、それなりに人物ができあがるともよく聞く。
王陽明の「五悪」の教示を忘れずに、日々の行ないを見直してみたいと思います。
人と一緒に仕事をする場合、人には楽しい仕事を回し、自分は難儀な仕事を担当する。そうすると仕事そのものは苦しいけれども、気分は爽快である。
今日も一日、元気に過ごしたいと思います。そして、周りも元気になるようなこと
も考えてみたいと思います。
2011年10月29日
自分の未来を切り開くか、決意(決断)こそ大事
自分の未来を切り開くか、決意(決断)こそ大事
おはようございます。日々、いろいろなことが起こり、いろいろな出来事に巻き込まれます。でも、人と関わらないと、何も始まらないし、事も成せない。先人たちもいろいろなことに、出会い、振り回されて来たようで、陽明学の祖、王陽明も苦労した偉人の一人です。
<四耐四不(したいしふ)の辞>王陽明、35歳の苦境の中の言葉。
「冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、激せず、躁(さわ)がず、競わず、随(したが)わず、以って大事をなすべし」。現代語に訳すと、
「冷たい扱いを受けても我慢し、もろもろの苦しみにも耐え、どんなに煩(わずら)わしく、雑用が多くとも乗り越えていく。また、時に左遷されたり、閑職におかれても、気にしないで悠々自適とする。 そして、どんなことがあってもカッとしたり、嬉しいことがあったからといって、はしゃぎまわったり、むやみやたらとライバル意識を燃やさず、といって付和雷同もしない、という姿勢を常に持っていないと、天下の大事はなせない、という意味です」
「電通十則」の解説本に、自信について解説があった。
(以下転載)自信は、心も問題である。生れた時から身についているものでもない。自らが後天的に身につけるものである。日々、細々としたことを直視して鍛えていくものだ。王陽明の言う事上磨練の決意うぃした者にのみ、自信が宿る。(略)
決意をしないと何も起こらない。行動を起さないと、何も始まらない。要は、自分の心の在り様なのだと思う。周りの性にしてばかりでは、何も好転しない。今の環境を受け入れ、どう自分の未来を切り開くか、決意(決断)こそ大事と思う。
おはようございます。日々、いろいろなことが起こり、いろいろな出来事に巻き込まれます。でも、人と関わらないと、何も始まらないし、事も成せない。先人たちもいろいろなことに、出会い、振り回されて来たようで、陽明学の祖、王陽明も苦労した偉人の一人です。
<四耐四不(したいしふ)の辞>王陽明、35歳の苦境の中の言葉。
「冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、激せず、躁(さわ)がず、競わず、随(したが)わず、以って大事をなすべし」。現代語に訳すと、
「冷たい扱いを受けても我慢し、もろもろの苦しみにも耐え、どんなに煩(わずら)わしく、雑用が多くとも乗り越えていく。また、時に左遷されたり、閑職におかれても、気にしないで悠々自適とする。 そして、どんなことがあってもカッとしたり、嬉しいことがあったからといって、はしゃぎまわったり、むやみやたらとライバル意識を燃やさず、といって付和雷同もしない、という姿勢を常に持っていないと、天下の大事はなせない、という意味です」
「電通十則」の解説本に、自信について解説があった。
(以下転載)自信は、心も問題である。生れた時から身についているものでもない。自らが後天的に身につけるものである。日々、細々としたことを直視して鍛えていくものだ。王陽明の言う事上磨練の決意うぃした者にのみ、自信が宿る。(略)
決意をしないと何も起こらない。行動を起さないと、何も始まらない。要は、自分の心の在り様なのだと思う。周りの性にしてばかりでは、何も好転しない。今の環境を受け入れ、どう自分の未来を切り開くか、決意(決断)こそ大事と思う。
2010年04月26日
耐えて志を達成する、「四耐四不の辞」(王陽明)、
耐えて志を達成する、「四耐四不の辞」(王陽明)、
私は、安岡正篤氏の著書(語録)が好きで、時々本を開くのですが、安岡語録の「一燈照隅、萬燈照国」の一節に、陽明学の祖、王陽明の「四耐四不の辞」がある。これは、高い志を持っていれば、多難の状況でも耐え、諦めずに目標に至るまで、全うすることが大事と説いたものです、
・四耐四不の辞
「冷えに耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、激せず、躁(さわ)がず、競わず、随(したが)わず、以って大事をなすべし」(王陽明)
「冷たい扱いを受けても我慢し、もろもろの苦しみにも耐え、どんな煩(わずら)わしく、雑用が多くとも乗り越えていく。また、時に左遷されたり、閑職におかれても、気にしないで悠々自適とする。
そして、どんなことがあってもカッとしたり、嬉しいことがあったからといって、はしゃぎまわったり、むやみやたらとライバル意識を燃やさず、といって付和雷同もしない、という姿勢を常に持っていないと、天下の大事はなせない」(平井外四元)
何事も忍耐が大事と思います。
騒ぎ、目立とうとする人は、長くその地位に居られない。
驕り、昂ぶらず、謙虚に自分の目標を秘め、地道に進み続けることが必要と思います。
一人、一人の向上心こそ、地域を明るく、元気にして行く基のように思います。
*参考資料:「安岡正篤一日一話」
植田正也著「電通 鬼十則」
私は、安岡正篤氏の著書(語録)が好きで、時々本を開くのですが、安岡語録の「一燈照隅、萬燈照国」の一節に、陽明学の祖、王陽明の「四耐四不の辞」がある。これは、高い志を持っていれば、多難の状況でも耐え、諦めずに目標に至るまで、全うすることが大事と説いたものです、
・四耐四不の辞
「冷えに耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、激せず、躁(さわ)がず、競わず、随(したが)わず、以って大事をなすべし」(王陽明)
「冷たい扱いを受けても我慢し、もろもろの苦しみにも耐え、どんな煩(わずら)わしく、雑用が多くとも乗り越えていく。また、時に左遷されたり、閑職におかれても、気にしないで悠々自適とする。
そして、どんなことがあってもカッとしたり、嬉しいことがあったからといって、はしゃぎまわったり、むやみやたらとライバル意識を燃やさず、といって付和雷同もしない、という姿勢を常に持っていないと、天下の大事はなせない」(平井外四元)
何事も忍耐が大事と思います。
騒ぎ、目立とうとする人は、長くその地位に居られない。
驕り、昂ぶらず、謙虚に自分の目標を秘め、地道に進み続けることが必要と思います。
一人、一人の向上心こそ、地域を明るく、元気にして行く基のように思います。
*参考資料:「安岡正篤一日一話」
植田正也著「電通 鬼十則」
2009年11月24日
常に自分を反省しなければならない
学ハスベカラク己ニ反ルベシ
心を育てる言葉④(王陽明語録より)
(本文)
「学ハスベカラク己ニ反ルベシ。若シ徒ニ人ヲ攻ムレバ、タダ人ノ不是ヲ見得テ、自己ノ非ヲ見ズ。若シ能ク己ニ反ラバ、方ニ自己ニ許多ノイマダ尽クサザル処アルヲ見ン。ナンゾ人ヲ責ムルニ暇アランヤ。」
(意訳)
学問をする上でも、常に自分を反省しなければならない。いたずらに人をとがめだてするなら、人のアラばかり目について、自分の欠点に気づかない。逆に、自分を反省することができるなら、自分には不十分なところがたくさんあることに気づくであろう。人の欠点などとがめだてしている暇はないのである。
(注釈)
人間関係は、自分に厳しく、人には寛容であることが大事と言う教えと思います。学問をする上でも、この気持ちを大切にして、仲間と学び、語り合う心が大事であると思います。
心を育てる言葉④(王陽明語録より)
(本文)
「学ハスベカラク己ニ反ルベシ。若シ徒ニ人ヲ攻ムレバ、タダ人ノ不是ヲ見得テ、自己ノ非ヲ見ズ。若シ能ク己ニ反ラバ、方ニ自己ニ許多ノイマダ尽クサザル処アルヲ見ン。ナンゾ人ヲ責ムルニ暇アランヤ。」
(意訳)
学問をする上でも、常に自分を反省しなければならない。いたずらに人をとがめだてするなら、人のアラばかり目について、自分の欠点に気づかない。逆に、自分を反省することができるなら、自分には不十分なところがたくさんあることに気づくであろう。人の欠点などとがめだてしている暇はないのである。
(注釈)
人間関係は、自分に厳しく、人には寛容であることが大事と言う教えと思います。学問をする上でも、この気持ちを大切にして、仲間と学び、語り合う心が大事であると思います。
2009年11月19日
人生ノ大病ハタダコレ一ノ傲ノ字ナリ
人生ノ大病ハタダコレ一ノ傲ノ字ナリ
(本文)
「人生ノ大病ハタダコレ一ノ傲(ごう)ノ字ナリ。謙ハ衆善ノ基ニシテ、傲ハ衆悪ノ魁ナリ。」
(意訳)
人生における最大の病気は、傲の一字、すなわち傲慢であることだ。謙虚はあらゆる善のもとであり、傲慢はもろもろの悪の始まりである。
(注釈)
まず、おれは偉いのだという意識と顔付きで、時流に乗って居る時は良いのですが、落ち目になってきた時は、不満が噴出してきて足を引っ張りに来ることも多々有ります。
また、狭い世界で生きていると、小山の大将になり、視野が狭くなり成長を止めてしまうことになることが多々あり、逆効果になりがちです。
人と接する時は、謙虚で有ることが大事ですし、私が先輩から指導されたことは、上の地位になるほど、謙虚と謙譲の心を持つことが大切することが大事である。
故事にも、「驕れるもは久しからず」とあります。まず、自分の言動を検証し、足りないところは直し、日々言動に最善を尽くすことが大事と学んだ言葉でした。
心を育てる言葉③(王陽明語録より)
(本文)
「人生ノ大病ハタダコレ一ノ傲(ごう)ノ字ナリ。謙ハ衆善ノ基ニシテ、傲ハ衆悪ノ魁ナリ。」
(意訳)
人生における最大の病気は、傲の一字、すなわち傲慢であることだ。謙虚はあらゆる善のもとであり、傲慢はもろもろの悪の始まりである。
(注釈)
まず、おれは偉いのだという意識と顔付きで、時流に乗って居る時は良いのですが、落ち目になってきた時は、不満が噴出してきて足を引っ張りに来ることも多々有ります。
また、狭い世界で生きていると、小山の大将になり、視野が狭くなり成長を止めてしまうことになることが多々あり、逆効果になりがちです。
人と接する時は、謙虚で有ることが大事ですし、私が先輩から指導されたことは、上の地位になるほど、謙虚と謙譲の心を持つことが大切することが大事である。
故事にも、「驕れるもは久しからず」とあります。まず、自分の言動を検証し、足りないところは直し、日々言動に最善を尽くすことが大事と学んだ言葉でした。
心を育てる言葉③(王陽明語録より)
2009年11月12日
人ハマサニ事上ニ在ッテ磨練シ、巧夫(工夫)ヲ為スベシ
心を育てる言葉シリーズ②(王陽明語録より)
人ハマサニ事上ニ在ッテ磨練シ、巧夫(工夫)ヲ為スベシ
「人ハマサニ事上ニ在ッテ磨練(まれん)シ、巧夫(くふう)ヲ為スベシ。スナワチ益アリ。若シタダ清ヲ好マバ、事ニ遭ッテ便(すなわ)チ乱レ、終ニ長進ナク、那(か)ノ清時ノ巧夫モマタ差(たが)ワン。」
*事上:実生活(実学)、磨練:練磨に同じ
(意訳)
人間は仕事を通して自分を練磨し、修養を積まなければならない。そうあってこそはじめて修養の効果もあがるのである。ただ静かな環境だけでは修養を積んでも、何か事件にぶつかってときに、たちまち心が乱れてしまう。そうでは、はかばかしい進歩など期待できず、せっかくの修養も役に立たなくなる 。
陽明学の実学と言われる「真髄」の言葉と思います。本を読むことは重要であることは間違いありませんが、日々の暮らしに実践してこそ、学問の意味がある思います。師匠から教授されることよりも、自己の境遇の中で自分を高め、事が起こったとき、予想外の事件が発生した時に、心が動揺しないように、日々の精進が大事と言う教えです。
孔子の教えの重要なものに、「修己治人」と言う言葉あります。周りに人々のことを咎めるより、まずは自分の生き方を直視し、日々行う仕事の中で、己の修養を高めることが、周りの人々に影響を及ぼすと言う教えと思います。
人ハマサニ事上ニ在ッテ磨練シ、巧夫(工夫)ヲ為スベシ
「人ハマサニ事上ニ在ッテ磨練(まれん)シ、巧夫(くふう)ヲ為スベシ。スナワチ益アリ。若シタダ清ヲ好マバ、事ニ遭ッテ便(すなわ)チ乱レ、終ニ長進ナク、那(か)ノ清時ノ巧夫モマタ差(たが)ワン。」
*事上:実生活(実学)、磨練:練磨に同じ
(意訳)
人間は仕事を通して自分を練磨し、修養を積まなければならない。そうあってこそはじめて修養の効果もあがるのである。ただ静かな環境だけでは修養を積んでも、何か事件にぶつかってときに、たちまち心が乱れてしまう。そうでは、はかばかしい進歩など期待できず、せっかくの修養も役に立たなくなる 。
陽明学の実学と言われる「真髄」の言葉と思います。本を読むことは重要であることは間違いありませんが、日々の暮らしに実践してこそ、学問の意味がある思います。師匠から教授されることよりも、自己の境遇の中で自分を高め、事が起こったとき、予想外の事件が発生した時に、心が動揺しないように、日々の精進が大事と言う教えです。
孔子の教えの重要なものに、「修己治人」と言う言葉あります。周りに人々のことを咎めるより、まずは自分の生き方を直視し、日々行う仕事の中で、己の修養を高めることが、周りの人々に影響を及ぼすと言う教えと思います。
2009年11月11日
志立つたざれば、舵なきの船、轡(くつわ)のない馬の如し。
志立つたざれば、舵なきの船、轡(くつわ)のない馬の如し。
を育てる言葉シリーズ①(王陽明語録より)
(全文)
「志立タザレバ、舵ナキノ船、轡(くつわ)ノナイ馬ノ如シ。漂蕩奔逸(ひょうとうほんいつ)シテ、終ニマタ何ノ底ル所ゾヤ。」
(意訳)
志をしっかりと立ててかからないとのは、゛舵のない船、轡のない馬゛のようなもので、どこに流されて行くかわからない。
現代の厳しい世の中では、望み通りに志をとげることはむずかしのですが、躓いたり、回り道をしたりと常に軌道修正をしながら進むことになります。
仮に逆境に陥り、気が滅入る状況にも、志をしっかり持っていれば、試行錯誤の工夫し、どうにか目標に達しようと努力をします。志とは、「道標」のようなものに考えています。企業経営や人生設計にもつながるものと思います。
志が高ければ、苦労の多くつきまといます。志を念頭に日々の暮らしで実践して行くことが大事と思います。
王陽明の、志を持つ大切さを説いた一説です。
を育てる言葉シリーズ①(王陽明語録より)
(全文)
「志立タザレバ、舵ナキノ船、轡(くつわ)ノナイ馬ノ如シ。漂蕩奔逸(ひょうとうほんいつ)シテ、終ニマタ何ノ底ル所ゾヤ。」
(意訳)
志をしっかりと立ててかからないとのは、゛舵のない船、轡のない馬゛のようなもので、どこに流されて行くかわからない。
現代の厳しい世の中では、望み通りに志をとげることはむずかしのですが、躓いたり、回り道をしたりと常に軌道修正をしながら進むことになります。
仮に逆境に陥り、気が滅入る状況にも、志をしっかり持っていれば、試行錯誤の工夫し、どうにか目標に達しようと努力をします。志とは、「道標」のようなものに考えています。企業経営や人生設計にもつながるものと思います。
志が高ければ、苦労の多くつきまといます。志を念頭に日々の暮らしで実践して行くことが大事と思います。
王陽明の、志を持つ大切さを説いた一説です。