2022年10月14日

蟹(カニ)は甲に似せて穴を掘る。人は心に似せて家を営む。さらば、家に大小あれば、心に大小あり。〜沢庵和尚〜

蟹(カニ)は甲に似せて穴を掘る。人は心に似せて家を営む。されば、家に大小あれば、心に大小あり。〜沢庵和尚〜

沢庵和尚は、漬物もの"たくわん"の方が有名ですが、いろんな示唆を与える言葉を残しています。

蟹の甲羅と人の心の大きさから、人間のスケールについて語った言葉ですが、人間分析の鋭さを感じます。

沢庵和尚曰く、

「とかくに身に縛られて心を狭くするなかれ、常に広い心を持て」

ということだと思います。人生は短い、さて、私は心を広く持って生活しているのか?

そんなことを考えた朝です。

*参考資料:半藤一利著『この国のことば』
  


2022年10月05日

調子が良いときこそ、謙虚に振る舞い、すべての面に慎重に。〜韓非子〜

調子が良いときこそ、謙虚に振る舞い、すべての面に慎重に。〜韓非子〜

調子が良くなっていくと、良いポジションも回ってくる。地位が高くなると、人を見下す心が生じてくる。すると勝手な振る舞い、道理も踏み外す。そうなると、我が身の破滅も近い。

以前に見た、何処かの魚屋さんは、若い人材を育てることに長けていた。人は育てるが、店の構えは立派とは言えないが、毎日商品は売り切れる。自宅も質素、贅沢とはほど遠い生き方。この店から育った若者たちが、独立して成功している。

何故か?

冒頭の『韓非子』の本に、以下の訓示を見つけました。

1.幸福や繁栄は脆いものである。浮かれていると、すぐに逃げていってしまう。すべての面で慎重に対処する。

2.特に弱い立場や恵まれない立場の人に対しては謙虚に振る舞う。
(以上、『韓非子を見よ!』より)

「登るほどに首を垂れる」

自らの感覚で"調子が良い!"と思った時こそ、

"ちょっと待て、俺は大丈夫か?"

自分を、正面の鏡だけでなく、上から、後ろから、斜め上から検証を一日考えて観る。

私はなんで今調子が良いのか?

この調子はいつまで続きそうか?

私の好調は、周りに迷惑や悪影響をかけていないか?

一日に三度反省する。〜一日三省〜

調子が良いときこそ、謙虚に振る舞い、すべての面に慎重に対処する。

好調は、不調の始まりと思い、一日三省して、"私は大丈夫か?"を、やらなければと学びました。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 08:03Comments(0)故事、名言、スピーチ、等韓非子