2010年11月30日

待機児童対策 認可外保育所、保育ママに補助が決定

待機児童対策 認可外保育所、保育ママに補助が決定

社会が少しづつ変わっているのかなと思える政策に

我が家の子どもたちは、認可外保育所に通った。私は、認可が良い、認可外が悪いの考えでなく、園長の理念や実践にほれて、その無認可保育所に通わせました。


■待機児童対策 認可外保育所への補助が決定(日テレNEWS24 - 11月29日 19:15)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1422333&media_id=88

>保育所に入れない待機児童の問題に取り組む政府の「待機児童ゼロ特命チーム」は29日午後、認可を受けていない保育所についても、一定の基準を満たしていれば補助金を出す方針を決めた。

この一定に基準のお陰で、認可外保育所は、現況を変えることができずにこれまで来ました。どんな基準にするのか、全国の認可外保育所の現状を検証して欲しいと思います。

我が家の子どもが通った認可外保育所の運動会、発表会は、保護者の他に熊本だけなく、九州各地に保育園関係者が見学に来ます。数日前、民主党の保育所改革の中で、認定を許可に変える動きがあることを、認可保育所の方から聞き、この動きをけん制したいと要望がありました。

その方に言ったのは、我が家の子どもたちが通った保育園の運動会、発表会を見に行った経験があるとのことですが、認可保育園が認可外でも内容の充実した保育園は、認可園が推進して認可外保育所に通う子供たちの援助をする政策を行政へ訴えるべきだと言うと、それに対する援助の案は出て来ませんでした。

ちなみに、我が家の通った保育園に、熊本市役所が援助したのは、年間に子ども一人当たり1,000円のみでした。認可保育園の百分の一にも満たない、雀の涙ほどの補助でした。今も変わらない、行政の体質の情けなさを感じます。


>また、保育士が自宅で子供を預かる「保育ママ」制度をさらに拡充させることなど、計200億円分の対策として来年度の予算を要求する方針。

難病や発達障害を持つ、幼児は保育の受け入れが、なかなか理解されず家庭での見ているケースが多いのが現実です。まだまだ、「療育」という保育・育児の認知が進まないのは、保育師、教師の大学でのカリキュラムに、障害を持つ子どもたちの「療育」あるいは「介護」の学習が、必修になっていないので、保育や教育の現場に、障害を持った子どもが来たときに、戸惑っているのが現実です。

教育過程の中に、障害を持つ子どもたちへ対応と教育の方法を学ぶカリキュラムの必修化が必要と思います。

地方では、待機児童の中に、障害持つ幼児が、認可園にも行けない(通い辛い)現実もあることを知ってほしいと思って今日は日記にしました。

  


Posted by ノグチ(noguchi) at 18:57Comments(0)私の意見

2010年11月29日

活力とは、暗闇(未来)へ一歩踏み出すか考えること

活力とは、暗闇(未来)へ一歩踏み出すか考えること

 最近、活力がないとよく聞きます。活力、活況、・・、人間からあふれ出るエネルギーの量かなとも思います。
 昨日、ある教師の夢を聞きました。ほとばしる言葉、夢膨らむ話題、前を向いている人からエネルギー(パワー)を感じる3時間でした。私は、一言二言、会話を相手する中で思ってことが、その教師を待っている居る間に読んだ本に、ハッとする言葉がありました。ご紹介します。


(「自治をつくる」より抜粋)

 いま、若い人がパソコンやインターネットをしている時間は、三時間から六時間といいます。そういうものを見ていて、教養以前にまともに人間の頭が働くか。インターネットの中に入っているものは、全部過去です。必ず過去において、人間が入れたんです。だから若い人がその中にずっと頭を突っ込んでいるということは、彼らがまったく後ろ向きに生きているということなんです。

 未来というのは、つねに暗い、まっ暗なんです。まっ暗なところに一歩踏み出して行くというのが、生きるということです。それをやっている人が一番生き生きしている。だから都会でそういうものがなくなると、賭け事にいくんです。賭け事は先行きがわかりませんから。逆にいうと、コンピューターの世界は、情報社会というのは活力の逆になっている。データーが確実なのはなぜかというと、あれは過去だから、いまさら直しようもないんです。

 われわれはデーターで生きているんじゃない。ただいま現在、前のめり、前倒しにまっ暗闇に向かって行ってるんです。政治の世界は一寸先は闇って、まさにそのとおり。一寸先は闇のほうが正しい。それが怖い、嫌だから、後ろを向くんです。いまの人はいっせい全員が後を向いている。だからぼくはお年寄りに言うんです。「NHKニュースを見ることは、時代に遅れないために大事です。だけど見終わったら、最後に一言自分でつけてください。『とはいえ、すんでしまったことだ』」と(笑)

 活力あるミッションは、暗闇でどうやって一歩前へ出るか考えることです。(中略)
 (以上、「自治をつくる」より転載)


 養老猛氏、塩川正十郎氏、片山義博氏の対談を記録した本の一節です。本は、「自治を考える」(藤原書店)で、議論のテーマは、「自治から公共へ」です。
 インターネットを利用しているものとしては、耳の痛い話です。しかし、当たっているなと思うことがあります。自分の時間がないとき、ネット上にヒントを探しています。自分で考えなのです。故木内信胤氏の遺訓の中に、「物事は自分で考える。分かるまで考える」「専門家は宛てにならない。物事は総合的に考える」と残されています。

 未来を考えるヒントは、過去にあります。しかし、過去を参考してばかりいては、未来へ踏む込むことはできません。まっ暗闇(未知)の世界へ踏む込む勇気こそ、未来を切り暗く事につながります。そしてその行動も、直ぐ過去になります。一寸先は闇、だからこそ目指す目標が必要ですし、行動する勇気が必要な気がします。
 
>活力あるミッションは、暗闇でどうやって一歩前へ出るか考えること

前に進むためには、考えたことを行動に起こすことが、未来を切り開く唯一の方法と思います。

*参考資料:対談集「自治を考える」(藤原書店)  


Posted by ノグチ(noguchi) at 08:36Comments(0)意見・異見

2010年11月28日

「龍馬と政治」第3回吉野公民館(大牟田市)の生涯学習

「龍馬と政治」第3回吉野公民館(大牟田市)の生涯学習

 大牟田から、眠気と戦いつつ帰って来ました。実は、先週土曜日から、大牟田市の吉野公民館の社会人向けの講座で講話をしています。テーマは、「龍馬と政治」です。

 先週は「土佐の身分制度に学ぶ人権学習」で、今週は『世界における日本の立場「現代の黒船とは」』がテーマでした。今週は、諸用がつづき、今日の講話のレジュメは、昨夜の異業種交流会+2次会を終えて帰宅した深夜1時過ぎから書き始め、4時前にやっとめどが立ちました。テーマが、テーマだったのでギリギリまで考え続けて、仮眠を2時間して大牟田へ出かけました。

 緊張の講話のはじまりでした。末尾に、今日のレジュメに抜粋を付けました。話をして、質問時間になり、受講者は熟年世代で、全て年が上です。先週から、大牟田友人も聴講に来ていて、前回よりも相当緊張した瞬間でした。
 人生経験豊富な方々は、どんな質問をするかと思いきや、話題と違うリーダー論に展開がなり、一時、しどろもどろの場面もあったのですが、話がかみ合い始めどうにか、一部が終わりました。

 二部は、アメリカの先進自治体のビデオと話しになり、みなさん「何?」の顔になりましたが、意図が分かったようで、大牟田市の現状と照らし合わせて意見が出ました。
「市議は志を忘れずに」とか、
「市議に8割は就職活動に見える」とか、
ぽつぽつ意見が出始めて、市民参加のまちづくりに興味を持ってもらいました。テネシー州チャタヌーガ市の市民参加型の政策決定の手順と、鹿児島市の取り組み地域のコミュ二ティー再生取り組み「校区公民館制度」などを紹介しました。

 大牟田市の生涯学習課が初めて取り組む課題のようで、準備段階では「こんなテーマで話をしてくれる人がいるだろうか」と意見が別れたようです。私は、九州の龍馬社中の先輩から要請され、龍馬会の仲間として、打ち合わせに行きだいぶ内容に戸惑ったのですが、どうにか今日も終えることができました。

 来週は、薩長連合がテーマです。「龍馬伝」でも、2週にわたって放映されたもので、一般に理解もあるので、私は違った視点(多様な藩の意見)も含め、話をしてみたいと思っています。歴史は好きで、色々調べることが好きですから、後5回の講話をどうにか乗り切るように頑張りたいと思います。

 聴講は自由のようですから、近くの方は参加してみませんか? マイミクシィの方にも会えると良いなと思っています。今日は、活動日記になりました。


(レジュメ)

 吉野公民館歴史講座「龍馬と政治」  2010.11.27
 <第3回> 世界における日本の立場「現代の黒船とは」
「幕末の黒船」
 1.幕末何をしに日本に来たか
 2.徳川幕府の世界認識と諸藩の動向
 3.開国と大政奉還後の明治政権の対応
 4.一等国を目指した明治・大正の日本

「昭和・平成の経済変化とは何か」
 5.太平洋戦争の戦後処理、アメリカ文化の流入
 6.円ドルレート、固定から変動相場制へ
 7.1980年の好調日本とプラザ合意
 8.冷戦崩壊と日本バブル崩壊
 9.EU誕生と経済の多極化
10.二国間協議時代から多国間協議へ、G7、G20

「現代の黒船(TPP)とは何か」
11.TPPは、日本の一次産業を潰すか?
12.「一次産業」の大型化と国際競争力強化
13.鎖国から明治維新へ、護送船団国家からグローバル経済へ
15.これから起こる黒船は、化石燃料枯渇、人口爆発、地球温暖化
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 08:09Comments(0)講演テーマ

2010年11月25日

歴史ウォーク(宇土市網田地区)、男女共同参画(農山漁村)

歴史ウォーク(宇土市網田地区)、男女共同参画(農山漁村)、他


・11月23日 歴史ウォーク(宇土市網田地区)

 朝から晴天で、歴史ウォークラリーの日、お弁当を持って妻と出かけました。熊本県宇土市網田校区の西エリアの歴史の勉強を兼ねた健康ウォークです。距離は、約9kmと聞いていいたので心配でしたが、最後まで歩き通しました。

 (島原大変、肥後迷惑)
 私は、220年前に雲仙の噴火で、山の斜面が崩れて有明に崩落して津波を起し、対岸の宇土・秋田・玉名地域の海岸に大きな津波被害賀ありました。それを詳しく知るために参加しました。妻も一緒出かけたので、話をしながらのんびりウォークになりました。
 雲仙普賢岳の噴火の200年前の津波災害ですが、熊本で4500名を越える死者を出し、特に網田地区だけで1000名を越える溺死者が出ました。津波に高さは、高いところで20mを越え、入り江近くではもっと高かったと言われています。夕方の襲来で、一家団欒の家も多かったそうです。

 (最大の津波被害地区)
 初めに、打ち上げられた遺体を300体以上眠る埋葬地に行き、津波被害のことを聞き、慰霊碑に手を合わせました。今、管理産れ、命日には花や線香をあげていると聞きました。次に、一地区で500名を越える死者を出した地区に行き、細川藩が立てた慰霊碑は、当時の災害を想像できる歴史の現場に立ちました。被害の様子を記した解説板もあります。
 午後は、全国渚100選の「おこしき海岸」で昼食、あいにく満潮で大きな干潟の文様は見ることができませんでした。神社に建立に経緯を聞き、疫病で何度の苦しんだ歴史を知り、それでもこの地で頑張った先人たち居たことを知ると、郷土への思いが強くなった気がしました。

 夜は、熊本県サッカー協会の記念式典に参加しました。私も参加する宇土市サッカー協会の会長が、功労者表彰を受けるので、協会メンバー6名で参加。会場は、熊本県のサッカー関係者200名を越える盛況でした。
 

・11月24日、平成22年度農山漁村男女共同参画推進セミナー

 午前中は霧島市長など、来年から再会する「南部九州市長サミット」の関係自治体へ、「本来農業への道」の本を送る準備をして、熊本の事務所へ寄り、昼食もせず26日の異業種交流会の打ち合わせをホテル担当者として、九州農政局が主催する「平成22年度農山漁村男女共同参画推進セミナー」に10分遅れで参加しました。
 
1.熊本市植木町の専業農家の婦人グループ
 熊本市植木町の専業農家の婦人たち10名で運営する食品加工の実践報告がありました。年齢が平均30代中で、果物からお菓子やゼリー、パンなどの加工をして、実際に販売まで手掛けています。新しい農業の姿を見た気がします。

2.東京から農業実習生になり、農産加工所の運営に挑戦
 五島の旧福江市の農業実習生になり、そのまま農業を福江市で初めた女性。30代はじめに農業員も務める行動派で、古い商家を農業中で借り、改装も自分たちでやって、直売所「かたし」をオープンした。今は、週末1日の開店ですが、将来は色々人が集まり語る場に、更には雇用もできるようになりたいと抱負を語った。

3.宮崎県都城市の女性農業員
 まずは、今年の口蹄疫への支援のお礼の言葉から始まった。農家の心労を考えると、言葉に詰まる気持ちになった。
 さて、自治体にある農業委員会とご存知でしょうか。だいたいこれまでは、男性が農業委員をやって来ました。しかし、上記の2つの実践報告からも、女性の活躍が最近目立った来ました。実際、農家は夫婦で農作業を切り盛りしています。なぜ男性だけが農業員から、都城市の農業団体の女性たちが、議会推薦4名の農業員の内、まず2名を女性代表にして欲しいと請願し続け、平成11年に2名の女性農業員を誕生させた。次に、残りの議会推薦も女性に振り向けてもらい現在4名の議会推薦の女性農業員と、発表した女性は一般の男性たちと選挙をして農業員になった。ですから5名の女性農業員がいて、5人が回をつくり、女性農業員ならではの活動をして注目を集めている。
 私の住む宇土市は、女性農業員は一人もいません。現在、3名の議会推薦枠がありますが、この内、1人でも2人でも、女性農業員を誕生させたいと思っています。都城市の情勢農業員の会「きらり会」の代表に、一度宇土市へ来てもらい、お話をしてもらう会を開こうかと思っています。


・11月24日夜、人吉・球磨地域の政策グループと車座談議

 夕方近くから、人吉・球磨地域の中球磨に在る多良木町に出かけました。後輩の計らいで、私と似たような考えを持って議会活動をしている人を紹介すると連絡がありました。後輩に連れらて、人吉駅から球磨川鉄道に乗り、30分かけて多良木駅に到着すると、会場はブルートレインを改装した食堂でした。
 行くと、多良木町議、五木町議、錦町議が人づつ集まったくれていました。計5人の車座での夜なべ談義が始まりました。この3人に加え、人吉・球磨地域の市町村議員の若い有志が集まり、自分の自治体だけでなく、人吉・球磨全体を考えつつ、自分の足元で何をするかを考え、行動している語ってくれました。私も似たようなことを準備しているので、話はどんどん弾み、時間がアッと言う間に過ぎました。
 遅くなったので、友人の家で仮眠を取り、早朝に帰って来ました。


<10月・11月は、動き回った2ヶ月>

 11月は、色々なところへ行き、色々な方と語りました。これは、来年、再来年の準備ありますが、12月の議会でどんな質問をするか、語りながら考えをまとめる作業を続けていました。
 今日、やっと質問内容をまとめて、明日、議長へ提出することができます。選挙後のお礼のあいさつ回りから、これからの4年間の活動の下準備、質問の素材探しと意見を集約と、全てが初めてのことで、戸惑うことも多いのですが、兎に角市議としての初めての質問、緊張もありますが、選挙で一票を投じて下さった市民の方々の期待に、すこしでも応えられるようにがんばりたいと思います。

今回の質問は「教育」と「保育」を中心に、地元のことの入れた質問を考えています。後日詳しく報告を致します。
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 23:13Comments(0)宇土の出来事

2010年11月21日

「教育」昔も今も率先垂範が重要

「教育」昔も今も率先垂範が重要

 中国の晋時代の名宰相・謝安(しゃあん)の夫人がわが子を教えながら、日常一向に夫がわが子を教えないのに不満であったろ見えて、「貴方は、初めから子を教えなさるところを見たことがありませんね」と絡みました。
 ところが謝安曰く「われは、常に子を教えている。これある哉(か)」と答えた。いつも一緒に暮らしているから、四六時中お手本を示しておる。別に事新しく説教するまでもない。
 (安岡正篤著「孟子」より)

教育は、昔も今も先導する大人たちの率先垂範が重要と言う故事からの教えです。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 12:54Comments(0)故事、名言、スピーチ、等

2010年11月18日

女性が私たちを詩人に、子どもたちが私たちを哲学者にする 

女性が私たちを詩人に、子どもたちが私たちを哲学者にする 


「女性が私たちを詩人にします。子どもたちが私たちを哲学者にします」(M.シャザル)


(解説)

 愛する妻と子供を得たことで、本当の自分自身を大きく成長することができるのです。奥さんと恋愛することで、恋の感性や相手を思いやることの意味を知り、子どもができたことで、一つの命の誕生と成長を目の当たりにします。
 どんな本よりも家族は生きた教訓となりうるのです。
 (以上、「10秒で心が癒される言葉」より)


(感想)

 結婚、育児、そして地域へ参加し、色々なことを気付き、学び続けています。人は縁でつながっているとよく言いますが、実は夫婦、親子も地上では、最も大切な出会いの一つです。

 家族を持つことで、大人たちは自覚・自立し、前進しつづけるエネルギーが湧きます。しかし、「自分とは何か?」悩むことも事実です。

 今、子どもたちが進学で家を出て、置いた両親の存在をあらためて気付かされます。老いていく身内をどう向き合うか、子どもから学ぶことより、今後の人生を考える良き機会を与えられていると感じます。

 生きるとは、哲学なり。
 生きるとは、苦労なり。
 生きるとは、学ぶなり。

 色々な教示、表現はありますが、人生は自分自身で切り開くしかありません。その傍に寄りそうのが家族であり、特に伴侶は得難い人です。家族は生きた教訓、日々考え学び、これからも前へ進み続けるしかありません。

*参考資料:根本浩著「10秒で心が癒される言葉」  


Posted by ノグチ(noguchi) at 09:22Comments(0)意見・異見

2010年11月17日

「人物たること」(安岡正篤)、~宮崎訪問~

「人物たること」(安岡正篤)、~宮崎訪問~

安岡正篤先生の教示より、

「人物たること」

一、活力・気魂・性命力を旺盛にすること。
一、真の元気は、理想精神を持った志気であること。
一、自ら義利を弁え、見識と胆識を養成すること。
一、自ら清廉・正直であり、普遍の気節を操守すること。
一、自ら絶えず練磨して、器度や識量を大きくすること。
一、自らの性命を躍動させ、薀藉(うんしゃ)・風格を具備すること。

また、安岡正篤先生は「人を離れて、事は無い」とか、「一国の興亡は、すべて人物の有無による」という主旨の意義をよく力説され、人物学の重要性を教示されています。

自分の行動を省み、常に前向きに生きること。識見のある人物と交流し、自分自身の見識を高める交遊が必要と思います。

今日は、20年近くご縁のある宮崎県西都市の橋田市長と面談のために、早朝から出かけます。今夏の口蹄疫事件で、本当に苦労され、乗り切られたことへの尊敬の思いです。長い一日になりますが、久々の再会で、有意義な意見交換をして来たいと思います。
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 06:20Comments(0)安岡正篤語録

2010年11月15日

京都熊本県人会との交流訪問団に参加しました。

京都熊本県人会との交流訪問団に参加しました。

・参加者は熊本県下各地から、佐賀からも
 金曜日の夕方から、京都へ幕末の歴史顕彰と、京都熊本県人会との意見交換・交流を目的に、3年前に始まった熊本と九州の有志による京都訪問団に、始めて参加しました。熊本県は、天草市、宇土市、宇城市、熊本市、荒尾市、佐賀県の唐津市など、総勢22名の京都訪問。参加者は、熊本駅から少しづつ席が埋まり始め、博多駅で全員集合し、自己紹介から始まり、地域の色々なことが語られました。
 夜10時前にホテルに到着し、その日は何もなく、同室の宇城市の人と熊本のことなどを色々語り休みました。

・伏見の景観地区と寺田屋
 2日目は、幕末の志士で今年の大河ドラマ「龍馬伝」で、話題となっている「寺田屋を訪問した。150年前に起きた事件の歴史の現場ウォッチングだが、何せ訪問者の多さに驚きました。寺田屋のスタッフに話を聞くと、「昨年からすると、数倍に訪問者が増えている」とあった。テレビの影響力の凄さを感じます。
 寺田屋のある伏見界隈は、酒造会社がいくつかあり、月桂冠、黄桜など、観光目的に外観を整備し、内部には資料館や説明スタッフを置き対応している。私が以前手がけた、熊本県山都町(旧矢部町)の通潤酒造の改修、(旧蘇陽町)の馬見原地区の景観形成「白壁のまちづくり」の参考にしたのが、月桂冠近くの町並みを参考しました。私自身は、伏見は初めての訪問で、まちづくりの参考になることがたくさんありました・
 *通潤酒造改修(平成6年度熊本県景観賞・奨励賞(建築))
  馬見原地区景観整備事業(平成20年度熊本県景観賞・景観大賞)

・京都熊本県人会との交流会、前熊本県副知事も参加
 その後は、宇治平等院鳳凰堂、清水寺界隈を見学しました。兎に角、観光客の多さに驚きでしたが、どうにか見学・調査の1日目が終り、今回のメイン企画の京都熊本県人会との交流会へ向いました。総勢40名を越える参加者、来賓には前熊本県副知事で、現兵庫県副知事の金澤和夫氏も参加され、賑やかな中にも、多様な話題が飛び交っていました。

・私の訪問団参加の最大の関心「九州新幹線全線開業」
 私の訪問団の調査・情報交換の最大の関心は、「九州新幹線の全線開通で、九州へ関西から向う人たちは、飛行機から新幹線に乗り換えるか?」でした。
 実は12日に、名古屋から来た友人は、「名古屋-熊本は、九州新幹線が開通すれば、確実に利用する」と語っています。京都県人会の人たち、金澤氏とも話したのですが、九州新幹線の効果は、九州に確実に起こる。その動きを一過性にするのではなく、持続する利用増加、観光客の誘致をすることが重要と感じました。
 京都熊本県人会は、会員数は約200名でおられるそうで、13日の交流会には、荒尾市、熊本市、天草市、合志市、葦北郡津奈木町、などの出身者が参加され、祇園などに22店舗を経営する飲食店グループの役員(荒尾市出身)の店でありました。

・京都の龍馬ファンも参加
 荒尾市の方が今回の企画をされたのですが、その方は坂本龍馬ファンで、私が横井小楠顕彰事業に関わったことなど、元熊本県副知事の金澤和夫氏との出会いも九州龍馬社中だたったので、京都祇園龍馬会の方が来賓で参加されていました。中には、大阪の堺市や滋賀からも参加がされ、関西の色々な情報が聞けて、有意義な交流会になりました。

・「霊山歴史館」、横井小楠、坂本龍馬、中岡慎太郎
 3日目は、幕末維新の志士たちを祀った「霊山墓地」に行き、熊本出身者で幕末に活躍した志士たちの墓を訪問し、横井小楠先生をはじめ、熊本藩の場所を掃除したり、コケを洗い落としたりしました。11月15日が坂本龍馬が暗殺された命日であり、京都観光のシーズンでもあり、墓地は来訪者がひっきりなしで、志士たちの資料を集めた「霊山歴史館」は、人でごったがえしていました。龍馬伝の人気の高さを感じます。

・年齢が30代~70代の訪問団
 後は、それぞれの日程で、熊本へ向いました。私が帰宅したいのは、夜の10時過ぎで、片付け、夕食、入浴をし終ったのは12時近くになっていました。年齢が30代~70代の訪問団でしたが、京都の人から「やっは熊本弁は良いな」とあり、郷土との交流が毎年続けられるようにお願いもあり、来年もまた京都へ行こうかと考えています。

・他県からも尊敬されている横井小楠
 エピソードを一つ、横井小楠の墓掃除をしていたとき、若い女子大生が小楠のお墓に頭を下げて手を合わせました。「どこから来たの?」と聞くと、「三重県です。小楠先生のお墓参りにきました。横井小楠先生のことを勉強しています」とあり、熊本の思想家は、他県の人たちからも尊敬されていることを知り、誇りに感じた訪問団一行でした。
 深夜に、留守にした間のメールやブログの書き込みを確認して休みました。

・いろいろ学んだ京都訪問、関西との交流は大事
 坂本龍馬、横井小楠、勝海舟、宮部鼎蔵、木戸孝允、などなど多くの志士が眠る「霊山墓地」は、これからも忘れのことのできない、明治維新実現の日本の重要な歴史の出来事と思います。
 未来は、過去を顕彰し進むことが大事と学びました。先人たちの功績を学び、未来の世代に伝える事が、現代の私たちの大切な仕事だと感じる、京都訪問の3日間でした。




  


Posted by ノグチ(noguchi) at 09:26Comments(0)私の意見

2010年11月11日

「進処進退」力をたくわえながら時を待つ

「進処進退」力をたくわえながら時を待つ

「君子は、じっくりと力をたくわえながら、世に出るチャンスを待っている。だが、待っているとはいえ、じたばたしないで、いつも落ち着きはらっている。それというもの、つまらぬことに心が惑わされないからだ。静かに待っているように見えても、気持ちは揺れ動くのは、つまらぬことに惑わされている証拠である。」(近思録)

日々の生業(進処進退)について、中国古典の『荀子(じゅんし)』にも、「遇と不遇とは時なり」ということばがあります。世に認められるかどうかは、時勢のいかんによるというのです。認められるには、時を待つ以外にない。その待ち方は、出処進退の大きなポイントになる。

<三つの言動>

1.へんにじたばたしないこと。
また、情けない顔をしたり、物欲しそうな態度をしない。

2.実力をたくわえることである。
  志を得ないときこそ、じっくりと力をたくわえて将来の飛躍に備える。

3.志を捨ててはならない。

 泰然、備蓄、向上心

日々の行動が、次の飛躍につながるという訓示と思います。志を忘れず、冷えに耐え、閑に耐え、向上心を失わず、謙虚に学び続けることが大事と思います。

*参考資料:守屋洋著「『近思録」の読み方」
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 11:02Comments(0)故事、名言、スピーチ、等

2010年11月08日

熊本師友会、「中庸」「日本精神の研究」「論語と算盤」

熊本師友会、「中庸」「日本精神の研究」「論語と算盤」

 昨日の午前中は、3月ぶりに熊本師友会の勉強会に参加した。そもそも、10年前に友人から誘われた中国古典輪読会「中澄会」に参加するようになり、さらに3年前に宇土親子論語教室にの立ち上げに関わり、その縁のなかで昭和の東洋哲学者の故安岡正篤先生の教えを学ぶ、関西師友協会・熊本支部「熊本師友会」に誘われて今春から参加させてもらっています。8月・9月は選挙、10月選挙後の整理等で、参加できませんでしたが、やっと11月の学習会に参加できました。

 実は、熊本師友会の学習会前に、来年熊本で行われる「ねんりんピック」のプレ大会にボーリングの試合があり、市議の仕事で開会式に参加しましたので、少し遅刻して参加しました。

 勉強は、関西師友会の月刊誌の刊頭言を読み、安岡正篤先生の「日本精神の研究」、明治の実業家渋沢栄一の著書「論語と算盤」、最後は孔子の教えをまとめた「中庸」を学びました。約2時間の勉強ですが、「私たち日本人は、幕末以来これまで、どんな思いで、どんなことをして来たか」渋沢栄一は、論語を重要視し、企業経営に、経済運営に重要視しました。その考えをまとめたのが「論語と算盤」です。示唆多い言葉を、読むと先人たちが、未来の日本のことをいかに考え、仕組み作りに努力をしたかが分りまます。

 四書五経の名著「中庸」の解説を何度も読むのですが、人間はどう日々行動するべきか、先人の教えを読みながら、自分の行動を検証できます。ただ、理解が難しいのが現実です。「心法」ともいわれる中庸は、学び続けなければいけない課題の一つです。

 自分の考えを持つことは大事ですが、人は人の群れの中で生きています。「自分の立ち位置は何処か?」、常に検証しつつ生活することが重要と思います。中庸の「中」は、真中ではなくて、ちょうど良い位置、人との付き合いのバランス感覚を教えているように私は感じます。

 人間のエネルギーの根本には、怒りがあるとある先輩からお話を聞きました。しかし、怒りを前面に出しては、人との交流はうまくいきません。怒りにパワー(志)は心に秘めて、自分の欲望を社会に要望に限りなく近づけるような言動が必要と思います。

 人は縁の中で生きています。縁尋機妙(えんじんきみょう)は、良き縁は良き縁を結ぶの教えですが、10年前に出会った論語を中心とする中国古典輪読会からの人の縁、私にとってはとても重要な縁尋機妙のつながりと思います。

 関西師友会の「師友」は、幕末の指導者吉田松陰先生の教示から、安岡先生が取られました。

「徳を成し材を達するには、師の恩・友の益、多きに居る。故に君子は交遊を慎しむ」

から取られた吉田松陰先生の直筆「師恩友益」から、師友会となったと知りました。

 「朋遠方よりあり、また楽しらずや」の論語の冒頭の言葉が、人の縁をつなぐ大事な気持ちのように思います。「熊本師友会」年齢は、40代~70代の10数名に教学の朋ですが、私も50代になり「人生の示唆」を頂く会話がとても楽しみく参加しています。、



『聞学起請文』
一、かくの如く我れ聞く、或いは一国に生まれ、或いは一郡に住み、或いは一県に居り、或いは一村に居り、一樹の下に宿り、一河の流を汲み、一夜の同宿、一日の夫婦、一所の聴聞、暫時の同道、半時の笑い、一言の会釈、一座の飲酒、同杯同酒、一時の同車、同畳同座、同床同臥、軽重異るあるも、親疎別あるも、皆これ先世の結縁なり。(説法 明言論)
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 08:20Comments(0)安岡正篤語録

2010年11月05日

「仁、義、礼」環境を受け入れ実践を怠らない

「仁、義、礼」環境を受け入れ実践を怠らない

 日々の新聞・テレビの報道を読みながら、人々はこのような事件・出来事を知り、どんな思いを持っているのだろうと考えます。思わぬ災害に遭遇した時、事件に巻き込まれた時、当事者としてどう動くか、語るか、その人の真価が問われると思います。

・行動の原理は「義」の一字

『孟子』に次の言葉があります。

「天下の広居におり、天下の正居に立ち、天下の大道を行く。志を得れば民とこれに由(よ)り、志を得ざれば独りその道を行なう。富貴も淫することも能(あた)わず、貧賎も移すこと能わず、威武も屈すること能わず。これ大丈夫と謂う」

訳を読むと、次のうようになります。

「仁という広大な世界に住み、礼という公正な立場を守り、義という大きな道を歩む。要路(職)に登用されたときは、人民にも仁、義、礼、を実践させ、野にあるときは、自分一人で実践する。金にも地位にも心を惑わされず、貧苦にも節操をかえず、権力にも屈しない。このような人物こそ、男のなかの男と言ってよい」

これは、今にも通じる人間の理想と思います。日々の煩雑の生活では、この3つの教え「仁」「義」「礼」をつい忘れがちです。心を洗う先人の教示を読み、反省するゆとりが大事とつくづく思います。

また孟子に、「仁は人の心なり、義は人の道なり」とあります。

「義」:人間として当然踏まなければならない正しい道のこと。

 2日前から、地域を1月ぶりに回りながら、言葉をかけてもらえるありがたさを感じます。3つの人の教えを忘れず、続けてきた活動を続け、日々暮らすことが必要と思います。
 
*参考資料:守屋洋著「『近思録』の読み方」
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 13:00Comments(0)孟子の教え

2010年11月04日

「進処進退」力をたくわえながら時を待つ

「進処進退」力をたくわえながら時を待つ

「君子は、じっくりと力をたくわえながら、世に出るチャンスを待っている。だが、待っているとはいえ、じたばたしないで、いつも落ち着きはらっている。それというもの、つまらぬことに心が惑わされないからだ。静かに待っているように見えても、気持ちは揺れ動くのは、つまらぬことに惑わされている証拠である。」(近思録)

日々の生業(進処進退)について、中国古典の『荀子(じゅんし)』にも、「遇と不遇とは時なり」ということばがあります。世に認められるかどうかは、時勢のいかんによるというのです。認められるには、時を待つ以外にない。その待ち方は、出処進退の大きなポイントになる。

<三つの言動>

1.へんにじたばたしないこと。
また、情けない顔をしたり、物欲しそうな態度をしない。

2.実力をたくわえることである。
  志を得ないときこそ、じっくりと力をたくわえて将来の飛躍に備える。

3.志を捨ててはならない。

 泰然、備蓄、向上心

日々の行動が、次の飛躍につながるという訓示と思います。志を忘れず、冷えに耐え、閑に耐え、向上心を失わず、謙虚に学び続けることが大事と思います。

*参考資料:守屋洋著「『近思録」の読み方」
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 07:36Comments(0)故事、名言、訓示、スピーチ

2010年11月02日

<幼保一体化>幼稚園と保育所10年後めどに廃止 政府原案

<幼保一体化>幼稚園と保育所10年後めどに廃止 政府原案
(毎日新聞 - 11月01日 02:43)

■幼稚園と保育所 現行制度廃止
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1392128&media_id=2

>政府が13年度から実施予定の幼保一体化に関する制度原案が明らかになった。現在の幼稚園と保育所の制度は10年程度の経過措置の後に廃止し、新たに創設する「こども園」に一本化する。幼稚園は文部科学省所管の「教育施設」なのに対し、保育所は厚生労働省所管の「児童福祉施設」で、共働きなどで家庭で保育できない世帯を対象としている。新制度は教育・福祉両方の性格を併せ持つ施設と位置づけ、親の働き方に関係なく利用できる仕組みとする。

>1、4両日に開く政府の「子ども・子育て新システム検討会議」のワーキングチームで政府側が示す。年内に最終案をまとめ、来年の通常国会に関連法案を提出する。ただ、政府原案には幼稚園と保育所双方の関係者の激しい反発が予想され、調整は難航しそうだ。

>政府が6月にまとめた「基本制度案要綱」では、「幼稚園・保育所・認定こども園の垣根を取り払い、こども園に一体化する」とし、現行制度を否定していなかった。だが、政府原案は現行制度の「廃止」を明示。現在の幼稚園と保育所がこども園に移行するまでの期間も「10年程度」と区切った。


我が家の子どもたちは、無認可保育所に通った。私は、認可・無認可ではなくて、保育内容を検討し、その保育園を子どもたちを通わせた。
親が働こうが、働いていまいが、子どもに発達障害があろうが、なかろうが、その保育園は受け入れました。

地元、保育園は、扱いやすい子ども、それも働いているいる親たちの子どもを優先的に受け入れているような話もききます。少子化の時代、地域のニーズに応えるのが、保育サービスと思います。

地方に必要な考えに、「子どもは地域の宝」として、次世代の地域運営を担う役割をしっかりできるような人材育成の視点で、幼時から周りが配慮して育成していくことが重要と思います。

  


Posted by ノグチ(noguchi) at 08:06意見・異見

2010年11月01日

不易流行(ふえきりゅうこう)

<言葉の解説>

不易流行(ふえきりゅうこう) [ 日本大百科全書(小学館) ]

俳論(はいろん)用語。晩年の芭蕉(ばしょう)が、蕉風俳諧(はいかい)の本質をとらえるための理念として提起したもの。「不易」は時代の新古を超越して不変なるもの、「流行」はそのときどきに応じて変化してゆくものを意味するが、両者は本質的に対立するものではなく、真に「流行」を得ればおのずから「不易」を生じ、また真に「不易」に徹すればそのまま「流行」を生ずるものだと考えられている。俳諧の本質的な性格を静的(不易)・動的(流行)の二つの面から把握しようとしたものであるが、新しみを生命とする俳諧においては、その動的な性格――新しみを求めて変化を重ねてゆく流行性こそが、そのまま蕉風不易の本質を意味することになる。結局、「不易」と「流行」の根本は一つのものなのであり、芭蕉はそれを「風雅の誠(まこと)」とよんでいるのである。

http://100.yahoo.co.jp/detail/%E4%B8%8D%E6%98%93%E6%B5%81%E8%A1%8C/
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 07:39Comments(0)故事、名言、訓示、スピーチ