2021年09月15日

突然の出来事にどう対処するのか。〜『易経』〜

<我行かん>突然の出来事にどう対処するのか。〜『易経』〜

昨日からまた読み始めた『易経一日一言』に、今日の言葉があった。

(以下、本より)

独立して懼(おそ)れず、世を遁(のが)れて悶(うれ)うることなし。〜沢風大過の卦〜

「沢風大過」は、危急存亡に瀕した時のこと。

本日の『易経一日一言』の訓示「我行かん」です。

解説に、以下とあった。

(以下、本より)

 危機の時、リーダーは自分の力量を超え、過ぎた行いをしなければ、危機からは逃れられない。周りや世間がどんなに非難しても、苦闘せず、良しとした志を懼れず流されず貫き通すことである。
 大変な非常時には逃げるのでなく、「我行かん」と勇気を持って進んで行かなければならないと教えている。
(以上、『易経一日一言』9月15日より)

突然の出来事にどう対処するのか。

日頃から考えておかなければならない、と思った朝です。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 06:18Comments(0)易経