2013年12月18日
【猪瀬知事と100条委員会】上げ潮の時ほど謙虚に、奢りは、滅亡のはじまり。
【猪瀬知事と100条委員会】上げ潮の時ほど謙虚に、奢りは、滅亡のはじまり。
おはようございます。今朝は、冷たい雨で、山沿いは降雪が降る予報で、12月は寒い日が続そうです。
さて、人の絶頂期は長くない。特に登る速さが早い程、落ちるスピードも早くなる?
猪瀬知事は、石原知事時代に副知事として脚光を浴び始め、国の政策論争の中で、石原知事が退陣し政党を立ち上げ、後を引き継ぐ形で都知事になった。石原都政の課題だったオリンピック承知に成功し、日本を湧かせたのはつい数ヶ月前、しかし今は糾弾される政治家になった。
近々、東京都議会で、猪瀬知事の政治資金問題「徳洲会疑惑」で、100条委員会が設置される。100条委員会については、昨日のブログで紹介しましたが、調査(捜査権)のある議会の特別委員会で、当事者の尋問はもちろんだんが、証人も出てもらうことができる。資格の剥奪もできる強い権限もある。
さて、猪瀬知事は100条委員会の審議の場で、さらに選挙資金疑惑の追求を受けることになった。数か月前まで、都政の責任者として、輝きを放っていたが、その影すらなくなってきた。人の絶頂期は短いものです。「奢れるもには久しからず」・・・
中国古典の『左伝』に、次の一節があるそうです。
「富みて驕らざるものは鮮なし。驕りて亡びざる者は、いまだこれに有らざるなり」
その人が調子の波に乗っている時はまだ良いのです。勢いがありますから、その勢いで、周りの反発を一応押えることができます。しかし、人生、調子のいい時ばかりあるわけではありません。落ち目になり、下り坂になった途端、今まで押さえつけてきて反発が表に出てきて、寄ってたかって足を引っ張られます。その結果、あっけなく自滅していくことになります。
地位ある時期、企業の業績が良い時期は短いものです。好調になる以前から、いっそうの謙虚な姿勢を心がけ、できる範囲で、恵まれない人々に対して無償の恩を施して、金持ちとしても義務を果たして行く、こういう生き方を心がければ、自ずからまわりの信頼を集め、今ある繁栄を長持ちさせることができるのではないか、先人たちの訓示を読むと、人の生業が変わらないと気づかされます。
ノーブレスオブリージ(高貴なる者の責任)~イギリスの訓示~
人は、上げ潮の時ほど謙虚になる。訓示にもある「奢りは、滅亡のはじまり」を常に心に置き、様々な周りにおこる出来事、誘い、事件等も含めて、思慮を駆使し、最善の対処をすることが大事と思います。
今日は、地元の神社の越年の祭があり、先輩たちと地域の課題を語る日です。いろいろ地域の課題、想いを語り合う楽しく、大切な場です。週末のもう一つの政治的集まりにも関連し、年越しの祭りは、昔から続く地域課題の解決の場だったことを気づかされます。
おはようございます。今朝は、冷たい雨で、山沿いは降雪が降る予報で、12月は寒い日が続そうです。
さて、人の絶頂期は長くない。特に登る速さが早い程、落ちるスピードも早くなる?
猪瀬知事は、石原知事時代に副知事として脚光を浴び始め、国の政策論争の中で、石原知事が退陣し政党を立ち上げ、後を引き継ぐ形で都知事になった。石原都政の課題だったオリンピック承知に成功し、日本を湧かせたのはつい数ヶ月前、しかし今は糾弾される政治家になった。
近々、東京都議会で、猪瀬知事の政治資金問題「徳洲会疑惑」で、100条委員会が設置される。100条委員会については、昨日のブログで紹介しましたが、調査(捜査権)のある議会の特別委員会で、当事者の尋問はもちろんだんが、証人も出てもらうことができる。資格の剥奪もできる強い権限もある。
さて、猪瀬知事は100条委員会の審議の場で、さらに選挙資金疑惑の追求を受けることになった。数か月前まで、都政の責任者として、輝きを放っていたが、その影すらなくなってきた。人の絶頂期は短いものです。「奢れるもには久しからず」・・・
中国古典の『左伝』に、次の一節があるそうです。
「富みて驕らざるものは鮮なし。驕りて亡びざる者は、いまだこれに有らざるなり」
その人が調子の波に乗っている時はまだ良いのです。勢いがありますから、その勢いで、周りの反発を一応押えることができます。しかし、人生、調子のいい時ばかりあるわけではありません。落ち目になり、下り坂になった途端、今まで押さえつけてきて反発が表に出てきて、寄ってたかって足を引っ張られます。その結果、あっけなく自滅していくことになります。
地位ある時期、企業の業績が良い時期は短いものです。好調になる以前から、いっそうの謙虚な姿勢を心がけ、できる範囲で、恵まれない人々に対して無償の恩を施して、金持ちとしても義務を果たして行く、こういう生き方を心がければ、自ずからまわりの信頼を集め、今ある繁栄を長持ちさせることができるのではないか、先人たちの訓示を読むと、人の生業が変わらないと気づかされます。
ノーブレスオブリージ(高貴なる者の責任)~イギリスの訓示~
人は、上げ潮の時ほど謙虚になる。訓示にもある「奢りは、滅亡のはじまり」を常に心に置き、様々な周りにおこる出来事、誘い、事件等も含めて、思慮を駆使し、最善の対処をすることが大事と思います。
今日は、地元の神社の越年の祭があり、先輩たちと地域の課題を語る日です。いろいろ地域の課題、想いを語り合う楽しく、大切な場です。週末のもう一つの政治的集まりにも関連し、年越しの祭りは、昔から続く地域課題の解決の場だったことを気づかされます。