2023年03月08日

胸臆虚明(きょうおくきょめい)なれば、神光四発す。〜言志四録161〜

胸臆虚明(きょうおくきょめい)なれば、神光四発す。〜言志四録161〜

朝から佐藤一斎の訓示録「言志四録」から、

【訳】
 心の内にわだかまりがなく明瞭であれば、心の霊妙な働きが四方に輝きわたるものである。
(以上、『佐藤一斎一日一言』3月8日より)

未明の月明かりは、快晴の空にあり、下界を照らす。心も快晴のように澄み渡っていれば、周りの風景もよく見える。心に悩み事があれば、良いこともぼやけて見える。

未来の目標に向かい、目の前の仕事をしっかりやっていけば、悩み事やわだかまりも、少しずつですが消えていくものです。背伸びせず、地道に与えられたことに取り組むことに、3・4月は専念したい。

胸臆虚明(きょうおくきょめい)の心境で、取り組みたいと思います。