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2020年07月15日

「地風升(ちふしょう)」徳に順(したが)い、小を積み重ねてもって高大なり。〜易経〜

「地風升(ちふしょう)」徳に順(したが)い、小を積み重ねてもって高大なり。〜易経〜

朝活終えて、帰宅して毎日開く本『易経一日一言』7月15日の訓示が、

小を積み重ねる。

の見出しで、解説を読むと、

(以下、転載)

 地風升は昇り進む時を表す卦(か)である。
「升」とは小さな芽が昇り進んで、大木に成長することを意味する。
 昇り進むためには、徳を養い、些細に見えても小さな事を日々刻々積み重ねていくことだ。
 そうすれば、いつの間にか、高く、大きく成長する。
(以上、ほんより)

何事も小さなことをコツコツと、継続するとが大事となる。

ただ、中身が大事です。

自らを磨く、人徳を積むことが必要となる。

横井小楠の漢詩「大義を四海」の末尾は、

「君子の道は身を修むるに在り」

要は、本人自身の志と行動にあるということになります。

いつの時代も、本人の日々の生き方が大事ということになります。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 08:33│Comments(0)故事、名言、訓示、スピーチ
 
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