おてもやんTOPへおてもやんトップへ
おて姫からのお知らせ
今すぐブロガーになろう!メンバー登録はこちら

2009年05月09日

人間は、地上に何か残そうと思わずにはいられない

人間は、地上に何か残そうと思わずにはいられない

 私は、何のために地上に来たのか?
 私は、何をするために生きているのか?
 私は、後世に何を残し伝えるのか?

 5月5日、平和・環境活動家の先輩が亡くなった。
 その志は、友人知人によって長く語り続けて行くと思う。
 一般人は、物体を残すことは出来ないので、志(心)を後世へ伝えて行くことが大事と思います。五木寛之の言葉に、次の一節がありました。

(五木寛之語録)

「人間はただ生きているだけではなく、自分が何かこの地上に残そうと思わずにはいられない存在なのだ。」

「人間の生活なんてものは、雑然としているのが当たり前なんだよ」

 歴史上、大きな遺物が世界各地にあります。

 ギリシャのパルテノン神殿、

 ローマのコロシアム、水道橋、

 エジプトのピラミッド

 インドのタジマール宮殿(墓殿?)

 中国の紫禁城

 日本の伊勢神宮、法隆寺、大阪城、熊本城、

 大変な労力と時間をかけて建設されてきた。権力者の思いつきで始まるのでしょうが、住民の労苦を考えると、やりきれない思いを持ちます。
 現代の権力者たちは、何の未来へ残そうとしているでしょうか。

*参考資料:五木寛之ことばの贈り物


<関連コミュ>
・「他力(TARIKI)」五木寛之
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4176735


同じカテゴリー(故事、名言、訓示、スピーチ)の記事画像
「他はこれ吾にあらず」最後に報いを受けることができるのは行なった人です。
同じカテゴリー(故事、名言、訓示、スピーチ)の記事
 自ら矜(ほこ)らず、故に長たり(老子二十二章)〜いばっている人は孤立する〜 (2025-04-01 21:59)
 「事上磨錬」(じじょうまれん)という言葉〜陽明学〜 (2025-03-02 07:08)
 <平和な世の中>お辞儀は無抵抗を示す姿、握手は武器を確認する行為だった。〜境野勝悟『老子・荘子の言葉100選』〜 (2024-11-26 11:03)
 常を知らざれば、妄(みだり)に作(な)して凶なり。〜『老子』十六章〜 (2024-10-29 06:45)
 「人は誰もが、大河の一滴である」〜五木寛之著『死の教科書ー心が晴れる48のヒントー』〜 (2024-10-16 10:02)
 本来"リベラリズム"で大事なのが人間の心なのです。〜宇沢弘文著『人間の経済学』〜 (2024-09-30 19:50)

Posted by ノグチ(noguchi) at 15:42│Comments(1)故事、名言、訓示、スピーチ
この記事へのコメント
私は何を残そうか? 

 論文の一部の内容が100年後に残る まあ そんなものか

病名もつけたし。

 148キロのシャコガイを拾ったって、別に名前がのこるわけではない

何かを命名するのもいいかな。私の友人に2種の新種を発見し命名した人がいる。

 Wikipediaに精を出して書いたら、100年後に残るかな。

 もっとも世界が100年後まで あればの話だ。

 Ichiro

 
Posted by Ichiro at 2009年05月09日 22:15
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。