2009年11月14日
(悪口)夫婦とは、お互を低めあう性質がある
(悪口)夫婦とは、お互を低めあう性質がある
男同士で一個人の悪口を言っている姿は、あまり好きでない。また家の中で、何処かの家庭や、個人の悪い噂話をしながら食事しても、笑いは出るかもしれないが、美味しくは感じられない。務めて、そんな風景を子供たちに感じさせることをして来なかった。
女性は、悪口に対してどんな感覚を持っているのだろうか。作家の田辺聖子さん、著書に次の一節があった。
(本文より)
女が女のワルクチ(悪口)をいうなんて、夫婦が同腹で口を揃えてヒト(人)のワルクチをいう、その次くらいに、いやらしいことだった。夫婦が一緒になってヒトのワルクチをいってはいけないのは、夫婦というものはもともと、お互いに低めあう性質があるから。 ――だから、汚いことをすると、よけいに汚くなってしまう……のだ、と私は思う。
(以上、『九時まで待って』)
>夫婦というものはもともと、お互いに低めあう性質がある
似た者夫婦と良く言うが、どこかしら共通点があるから、同じ家に棲むのだと思う。
ましてや、ヒトの悪口を言う共通点では、思考(志向)が良い方向へは向うとは思えない。やはり、良き縁は、良き思考から生れるように思います。
「多逢聖因」:聖なる本、聖なる人、聖なる場所を求めると、良きことに出会える。
密室である夫婦、家庭でも、多逢聖因につながる会話を気をつけたいものです。、
*参考資料:田辺聖子語録集『女のおっさん箴言週』(「九時まで待って」)
男同士で一個人の悪口を言っている姿は、あまり好きでない。また家の中で、何処かの家庭や、個人の悪い噂話をしながら食事しても、笑いは出るかもしれないが、美味しくは感じられない。務めて、そんな風景を子供たちに感じさせることをして来なかった。
女性は、悪口に対してどんな感覚を持っているのだろうか。作家の田辺聖子さん、著書に次の一節があった。
(本文より)
女が女のワルクチ(悪口)をいうなんて、夫婦が同腹で口を揃えてヒト(人)のワルクチをいう、その次くらいに、いやらしいことだった。夫婦が一緒になってヒトのワルクチをいってはいけないのは、夫婦というものはもともと、お互いに低めあう性質があるから。 ――だから、汚いことをすると、よけいに汚くなってしまう……のだ、と私は思う。
(以上、『九時まで待って』)
>夫婦というものはもともと、お互いに低めあう性質がある
似た者夫婦と良く言うが、どこかしら共通点があるから、同じ家に棲むのだと思う。
ましてや、ヒトの悪口を言う共通点では、思考(志向)が良い方向へは向うとは思えない。やはり、良き縁は、良き思考から生れるように思います。
「多逢聖因」:聖なる本、聖なる人、聖なる場所を求めると、良きことに出会える。
密室である夫婦、家庭でも、多逢聖因につながる会話を気をつけたいものです。、
*参考資料:田辺聖子語録集『女のおっさん箴言週』(「九時まで待って」)
自ら矜(ほこ)らず、故に長たり(老子二十二章)〜いばっている人は孤立する〜
「事上磨錬」(じじょうまれん)という言葉〜陽明学〜
<平和な世の中>お辞儀は無抵抗を示す姿、握手は武器を確認する行為だった。〜境野勝悟『老子・荘子の言葉100選』〜
常を知らざれば、妄(みだり)に作(な)して凶なり。〜『老子』十六章〜
「人は誰もが、大河の一滴である」〜五木寛之著『死の教科書ー心が晴れる48のヒントー』〜
本来"リベラリズム"で大事なのが人間の心なのです。〜宇沢弘文著『人間の経済学』〜
「事上磨錬」(じじょうまれん)という言葉〜陽明学〜
<平和な世の中>お辞儀は無抵抗を示す姿、握手は武器を確認する行為だった。〜境野勝悟『老子・荘子の言葉100選』〜
常を知らざれば、妄(みだり)に作(な)して凶なり。〜『老子』十六章〜
「人は誰もが、大河の一滴である」〜五木寛之著『死の教科書ー心が晴れる48のヒントー』〜
本来"リベラリズム"で大事なのが人間の心なのです。〜宇沢弘文著『人間の経済学』〜
Posted by ノグチ(noguchi) at 06:52│Comments(0)
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