2010年12月16日
老化は何で気付くか、気付かないか
老化は何で気付くか、気付かないか
逆に老人(老化)は、若さと同じで、年齢ではないと言えます。自分の不満は、周りの性と言い続ける若者、生活の苦しさを夫、あるいは妻の行動に注文を付ける人、安定志向、逆に無関心の人が増えているようにも思います。
曽野綾子さんの言葉を集めた「善人は、なぜまわりの人を不幸にするのか(救心録)」の一節に次の言葉があります。
「年寄りになると、誰それは私の心がわかっているとか、誰それは私の見方だとか、幼稚な表現をするようになる。気合った仲というのはあるが、それは相手が正しい人だから好くのではない。なんとなく物の感じ方、おろかしさ、性質、趣味などにているから仲よしになのである。味方だから受け入れ、自分を非難するようになったら拒否する、という形に思考形態が変わってきたら、老化がかなり進んでいると、みずから自覚したい」
(以上、曽野綾子「救心録」より)
鋭い感覚だと思います。果たして、私自身、曽野さんの言われるように、自分で自覚できるだろうか、自分の変化を自覚できなくなることが老化なのかもしれない。
逆に老人(老化)は、若さと同じで、年齢ではないと言えます。自分の不満は、周りの性と言い続ける若者、生活の苦しさを夫、あるいは妻の行動に注文を付ける人、安定志向、逆に無関心の人が増えているようにも思います。
曽野綾子さんの言葉を集めた「善人は、なぜまわりの人を不幸にするのか(救心録)」の一節に次の言葉があります。
「年寄りになると、誰それは私の心がわかっているとか、誰それは私の見方だとか、幼稚な表現をするようになる。気合った仲というのはあるが、それは相手が正しい人だから好くのではない。なんとなく物の感じ方、おろかしさ、性質、趣味などにているから仲よしになのである。味方だから受け入れ、自分を非難するようになったら拒否する、という形に思考形態が変わってきたら、老化がかなり進んでいると、みずから自覚したい」
(以上、曽野綾子「救心録」より)
鋭い感覚だと思います。果たして、私自身、曽野さんの言われるように、自分で自覚できるだろうか、自分の変化を自覚できなくなることが老化なのかもしれない。
自ら矜(ほこ)らず、故に長たり(老子二十二章)〜いばっている人は孤立する〜
「事上磨錬」(じじょうまれん)という言葉〜陽明学〜
<平和な世の中>お辞儀は無抵抗を示す姿、握手は武器を確認する行為だった。〜境野勝悟『老子・荘子の言葉100選』〜
常を知らざれば、妄(みだり)に作(な)して凶なり。〜『老子』十六章〜
「人は誰もが、大河の一滴である」〜五木寛之著『死の教科書ー心が晴れる48のヒントー』〜
本来"リベラリズム"で大事なのが人間の心なのです。〜宇沢弘文著『人間の経済学』〜
「事上磨錬」(じじょうまれん)という言葉〜陽明学〜
<平和な世の中>お辞儀は無抵抗を示す姿、握手は武器を確認する行為だった。〜境野勝悟『老子・荘子の言葉100選』〜
常を知らざれば、妄(みだり)に作(な)して凶なり。〜『老子』十六章〜
「人は誰もが、大河の一滴である」〜五木寛之著『死の教科書ー心が晴れる48のヒントー』〜
本来"リベラリズム"で大事なのが人間の心なのです。〜宇沢弘文著『人間の経済学』〜
Posted by ノグチ(noguchi) at 10:35│Comments(0)
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