2011年04月13日
一兵卒にいたるまで自分で指揮をとる意識が必要
一兵卒にいたるまで自分で指揮をとる意識が必要
ある本に、「経営者の目で自分を見直してみる」の一節があった。一部を抜粋します。
(中略)私は若いころに課長から「諸君ナポレオンの軍隊がなぜ強かったか知っているか」をいうのです。何を言うかと思ったら「君らそういってもわからんだろうけれども、ナポレオンの軍隊は、みんな背(はい)のうの中に、一兵卒になるまで元帥杖のおもちゃを入れた」と言うのです。
大将が討死にしたらその次が指揮をとる、その次が戦死したらその次が指揮をとる。最後の一兵卒にいたるまで自分で指揮をとるんだということですね。そういうことを教えたというんです。これは一人一人が責任感を持って会社のためにベストをつくすいういうことに通じますね。
先年、私は会社の最高幹部から始末書をとったことがある。このとき「一言言うけれども、オレは始末書を出す場所がないのだ」と言ったら、さすがにみんな黙って「すみません」と言って帰ったんですけれども、やはり中堅のみなさんは、上にはもちろん上司もおって相談もしなければならないけれども、自分の与えられたポストについては、自分が責任を持ってやっているんだという責任感を私は一番推奨したい」(中略)
組織であれ、地域であれ、あるいは被災地のボランティアであれ、全体を統括する幹部の補佐役は辛いものです。ただ、リーダーに何があるか分からないので、常に自分が責任者になった時にことを常に頭に置いて、日々の業務に関わることが大事と思います。
*参考資料:「男の値打ちは何で決まるか」
ある本に、「経営者の目で自分を見直してみる」の一節があった。一部を抜粋します。
(中略)私は若いころに課長から「諸君ナポレオンの軍隊がなぜ強かったか知っているか」をいうのです。何を言うかと思ったら「君らそういってもわからんだろうけれども、ナポレオンの軍隊は、みんな背(はい)のうの中に、一兵卒になるまで元帥杖のおもちゃを入れた」と言うのです。
大将が討死にしたらその次が指揮をとる、その次が戦死したらその次が指揮をとる。最後の一兵卒にいたるまで自分で指揮をとるんだということですね。そういうことを教えたというんです。これは一人一人が責任感を持って会社のためにベストをつくすいういうことに通じますね。
先年、私は会社の最高幹部から始末書をとったことがある。このとき「一言言うけれども、オレは始末書を出す場所がないのだ」と言ったら、さすがにみんな黙って「すみません」と言って帰ったんですけれども、やはり中堅のみなさんは、上にはもちろん上司もおって相談もしなければならないけれども、自分の与えられたポストについては、自分が責任を持ってやっているんだという責任感を私は一番推奨したい」(中略)
組織であれ、地域であれ、あるいは被災地のボランティアであれ、全体を統括する幹部の補佐役は辛いものです。ただ、リーダーに何があるか分からないので、常に自分が責任者になった時にことを常に頭に置いて、日々の業務に関わることが大事と思います。
*参考資料:「男の値打ちは何で決まるか」
自ら矜(ほこ)らず、故に長たり(老子二十二章)〜いばっている人は孤立する〜
「事上磨錬」(じじょうまれん)という言葉〜陽明学〜
<平和な世の中>お辞儀は無抵抗を示す姿、握手は武器を確認する行為だった。〜境野勝悟『老子・荘子の言葉100選』〜
常を知らざれば、妄(みだり)に作(な)して凶なり。〜『老子』十六章〜
「人は誰もが、大河の一滴である」〜五木寛之著『死の教科書ー心が晴れる48のヒントー』〜
本来"リベラリズム"で大事なのが人間の心なのです。〜宇沢弘文著『人間の経済学』〜
「事上磨錬」(じじょうまれん)という言葉〜陽明学〜
<平和な世の中>お辞儀は無抵抗を示す姿、握手は武器を確認する行為だった。〜境野勝悟『老子・荘子の言葉100選』〜
常を知らざれば、妄(みだり)に作(な)して凶なり。〜『老子』十六章〜
「人は誰もが、大河の一滴である」〜五木寛之著『死の教科書ー心が晴れる48のヒントー』〜
本来"リベラリズム"で大事なのが人間の心なのです。〜宇沢弘文著『人間の経済学』〜
Posted by ノグチ(noguchi) at 11:41│Comments(0)
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