2007年09月04日

人間は偉くても、堕落するものだから、(木内信胤語録)

有徳の人を挙げ用い、不能の者を懇ろに教え導く(論語より)

~人間は偉くても、堕落するものだから(木内信胤語録)~


政権の求心力、厳しい局面に
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=288127&media_id=2


2500年前の孔子の教えに下記の言葉があります。

<論語>より

「季康子問う、民をして敬忠にして以って勧ましむるには、之を以如何(いか)にせん」

「子曰わく、之に臨むに荘を以ってすれば則(すなわ)ち敬す。孝慈なれば則ち忠あり。善を挙げて不能を教うれば則ち勧む」


(意訳)
 季康子(魯の太夫)問う、「民に敬意と忠誠の念を以って仕事に精を出させるには、どうしたらようか」

 孔子先生が答えられた、「上に立つ者が、民に重々しい態度で臨めば、敬意を払うようになります。上に立つ者が、親に孝行を尽くし、子や弟を慈しめば、民は忠誠の念を持つようになります。有徳の人を挙げ用い、不能の者を懇ろに教え導けば、自ら励むようにんります。」


(感想)
 今回の安倍政権の内閣から、また不祥事で離脱者が出ました。これでは、信じれと言われても、民意が集まる機会をまた逸し、寂しい内閣改造と言われても仕方有りません。このようなことは、会社内でも起りえます。

 大会社の不祥事で、人事が原因と言われることを良く聞きます。自分の権力保持に、院政(会長に座る)を敷き、社長だけを挿げ替えながら、実験を握り不祥事が続いた大企業があると聞きます。
 人心一身の人事は、やはりトップの力量が問われることだと思います。今回の閣僚辞任で、国民の支持が急落する中で、国政の混迷が続くことは、日本社会にも世界の情勢にも良くないように思います。

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・論語の言葉
 http://mixi.jp/list_bbs.pl?id=2476660
「有徳の人を挙げ用い、不能の者を懇ろに教え導く」

・菜根譚
 第四十話 円満な人格になるコツ 
 http://mixi.jp/list_bbs.pl?id=2310909


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*木内信胤語録(深澤賢治の世界より)

「人間は偉くても、堕落するものだから、その事が分かる様になっていなければならない。」(昭和60年12月12日 86歳)

「政治と経済は同じものなのだから、別々に論ずる事はやめた方が良い。」(昭和62年6月11日 87歳)





Posted by ノグチ(noguchi) at 02:06│Comments(0)
 
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