2007年09月05日

志立つたざれば、舵なきの船、轡(くつわ)のない馬の如し。

志立つたざれば、舵なきの船、轡(くつわ)のない馬の如し。


(全文)
「志立タザレバ、舵ナキノ船、轡(くつわ)ノナイ馬ノ如シ。漂蕩奔逸(ひょうとうほんいつ)シテ、終ニマタ何ノ底ル所ゾヤ。」

(意訳)
志をしっかりと立ててかからないとのは、゛舵のない船、轡のない馬゛のようなもので、どこに流されて行くかわからない。


 現代の厳しい世の中では、望み通りに志をとげることはむずかしのですが、躓いたり、回り道をしたりと常に軌道修正をしながら進むことになります。
 仮に逆境に陥り、気が滅入る状況にも、志をしっかり持っていれば、試行錯誤の工夫し、どうにか目標に達しようと努力をします。志とは、「道標」のようなものに考えています。企業経営や人生設計にもつながるものと思います。
 志が高ければ、苦労の多くつきまといます。志を念頭に日々の暮らしで実践して行くことが大事と思います。

王陽明の、志を持つ大切さを説いた一説です。






Posted by ノグチ(noguchi) at 18:43│Comments(0)
 
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