2007年09月06日

自分を決してかくせるものではない

自分を決してかくせるものではない

「子曰く、其の以(な)す所を視(み)、其の由る所を観(み)、其の安(やす)んずる所を察(み)れば、人いずくんぞかく(隠)さんや。人いずくんぞかく(隠)さんや。」

(解説)
 孔子先生は語れた「その人が何をしているのか、その人が何によって行っているのか、そしてその人がどこに安らぎをもっているのか。そういうことを観察すれば、人の値打ちはわかるものだ。
 従って自分をかくそうと思っていも、決してかくせるものではない」

(感想)
 故事に、人知れず「賄賂」を送ろうと、夜に自宅へ出かけた人が、官僚に向かい「二人だけしか、知りませんから」と、差し出すと、受けての人は「私もあなたも知っていて、天も知っている」から、私は受け取らないと拒否した話を思い出します。
 一人で居ても、曲がってことは決してしないことが、真っ当の自信になると感じます。最近の政治スキャンダル、「天は、必ず見ている」と言う緊張感を持って欲しいものです。



Posted by ノグチ(noguchi) at 23:48│Comments(0)
 
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