2007年09月14日

形にこだわらない

形にこだわらない(菜根譚)

 財産や地位を浮雲のようにみなす心構えがあれば、それで十分だ。必ずしも深山幽谷に居を構える必要はないのである。
 酒を愛で詩を解する風流心があれば、それでうよい。肝心の仕事を投げ出してまで風流にのめり込む必要なないのである。

(解説)
 普通の人にとっては、まず生活があり仕事がある。これを軽視することは許されない。ただし、俗の世界にどっぷりつかっていると、俗事に振り回されて、心の安らぎは得られない。そこである程度距離をおきたいのだが、離れすぎると、今度は生活や仕事に差し障りが出てくる。不足不離といきたい。


 趣味は、ほどほど、習い事も人並み程度が良いと、江戸の商家の確認にもあります。まずは、日々も暮らしを、贅沢する必要はないですが、貧しいながらも楽しく生きれる糧を持ち、残りに少しを社会へ還元できることができればと良いなと思っています。
 「不足不離」は、これから色々と使える言葉と思います。



Posted by ノグチ(noguchi) at 18:22│Comments(0)
 
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