2007年10月13日

論語 学而第一」の一説、「温良恭倹譲」

論語 学而第一」の一説、「温良恭倹譲」


「子禽、子貢に問うて曰わく、夫子の是の国に至るや、必ず其の政を聞く、之を求めたるか、そもそも之をあたえたるか。」
 「子貢曰わく、夫子は温良恭倹譲(おんりょうきょうけんじょう)、以ってこれを得たり。夫子の之を求むるは、其れ諸(こ)れ人の之えを求むるに異なるか。」
              
(解説)
 子禽が、子貢に問うた。
「孔(子)先生は、どこの国に行かれても、必ず政治について聞かれるが、これは自分から求められたものか、それとも先方から持ちかけられたものでしょうか」

 子貢はこれに対して、
「孔先生はお人柄が、おだやかで素直、うやうやしくて行いにしまりがあり、それに謙虚で人に譲るところがあるので、自ら先方から求められたのである。従って先生が求められるのは、一般の人の求め方と大いに違うように思う」

(感想)
「温良恭倹譲」を肝に銘じて生きていきたいと思います。



Posted by ノグチ(noguchi) at 23:02│Comments(0)
 
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