2007年10月23日

志向を、前向きに変える言葉

志向を、前向きに変える言葉

先週購入した、スーザン・ヘイワード編/山川絃矢・亜矢子訳「人生を思い通りに生きる知恵の言葉」(PHP文庫)の一節です。



どうして我々は幸福で、豊かで、健康で、
かつ成功した人生を送れないのだろうか?

実は、いくら情報時代だからといっても、
情報だけでは十分でない。
私たちが必要としているのは、よいアイデアと積極的な思考法だけでもない。
もしそうなら、私たちはみんな子供の時から子馬を持っていただろうし、今頃は夢のような人生を送っていることだろう。

行動こそ、すべての大成功を呼込む鍵だ。
行動こそが結果を生む。
それをどのようにして効果的な行動に移せるかを知っている人の手に渡るまでは、知識は単なる可能性にすぎない。
                  ~アンソニー・ロビンス~



この世に、不屈の精神にまさるものはない。
才能でなない。
才能に恵まれていながら
成功できない人はいくらでも居る。
天才でもない。
報われない天才というのは、
ほとんど決まり文句になっている。
教育だけでもだめだ。
学歴のある
おちこぼれはそこら中にいる。
不屈の精神と決断だけが全能なのだ。
             ~カルビン・クーリッジ~



上記の言葉を読みながら思うことは、

 公の場では語らずに、会議・講演会後や関係ないところで、ウジウジと文句を言ったり、批評したりする人がいかに多いことか。
 情報を持った(識見した)だけで、影で意見を言っている限り、「信頼」を持つ言葉(生き物)にはならない。やはり、しかるところで、精神の緊張状況の在る公の空間で語ることしか、生きた言葉に変ることが出来ないと思います。

 私の尊敬する師である政治評論家の内田健三先生や、現熊本県知事の潮谷義子氏は、大観衆あろうとなかろうと、朗々と思いを語り、質問にたいしても、間を取ることなく、誠実に自分の意見を述べられます。若い頃から、緊張した公の場で、自分の心と語りながら意見を述べて来られた「すごさ」と考えます。

 情報をどう扱うかは、本人の見識によりますが、これを生きた言葉に変え、周囲を動かす「信頼」を得るには、高い志と緊張感のある精神状態から繰り出される、言葉(決断・行動)しかないように思います。有言実行(=知行合一)こそが、信頼をえる唯一の手段なのだと感じています。

 情報をどう料理(決断)し、効果的な言葉(行動)に移せるかを知っている人の手に渡るまでは、「知識は単なる可能性」にすぎないと言う意識を、常に胆に吸えて、人と語って行きたいと思います。



Posted by ノグチ(noguchi) at 21:13│Comments(0)
 
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