2011年12月11日

こんな人とは出来る限り付き合いを持ちたい

こんな人とは出来る限り付き合いを持ちたい

 谷沢永一氏の『人間の見分け方』の続きを読み、人間分析は昔の人ほどやっていたのに、更に面白く読み進んでいます。

今、読んでいるのは、「こんな人とは出来る限り付き合いを持ちたい」で、始めなタイトルは、(男性が多く読む本と思います。)

「女にもてる男」は世間を動かす力がある
(以下転載)
「女」は「世間というもの」の代表である。つまり、「女にもてる」ということは「世間にもてる」ということてあり、女を動かせるのなら世間を動かせる。(略)

何か、幕末の志士たちの代表の坂本龍馬のことを、語っているように感じます。
 この章をまとめて、箇条書きにしたのが次のものです。

・女は世間の代表。女にもてる男は世間にもてる。女に嫌われるようでは駄目である。
・人を喜ばせる嘘は人間関係で大事である。
・運が良くても将来への展望がない人は頼りにならない。
・「ピンとくるものがある」「ウマが合う」という感覚があったら、必ず付き合いを持ちたい。
・「この人と付き合いたい」と思う人に出会ったら幸せである。
・好きな人、付き合いやすい人には無理がない。頼りにしようと思って付き合うのは無理がある。(略)

 簡単で分かりやすい訓示です。人と語るとき、心休まるような気分になると、時が過ぎるのを忘れてしまう。好意ある、仲間たちと、これからも出会いたいですね。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 00:45│Comments(0)故事、名言、訓示、スピーチ
 
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