2007年11月01日

『志とは・・』、鮮明な目的と強烈な意欲

『志とは・・』、鮮明な目的と強烈な意欲
~志ある者は、事終(つい)に成る~(「後漢書」より)

 日々の仕事もそうですが、大事業もそうかもしれませんが、当初の「志」の高さと目的達成のために続ける努力こそが、実現の力の源と思います。では、その志とは何か。人に説明するいは、意外と難しい。故事の解釈本に、次の一節がありました。

『志とは・・』

一、心の中に自覚されている鮮明な目的

一、それを成し遂げようとする強烈な意欲

 志とは、「目的」と「意欲」が合体したもと説いています。目的・目標が高ければ高いほど、努力と持続が必要です。また、故事に次の二つの訓示があります。

「志立たざれば、舵なきの船、轡(くつわ)なき馬の如し」

「志を立つること高からざれば、即ちその学みな常人の事のみ」

 テレビ報道等で、色々な事件を検証すると、色々な欲望の誘いに乗り、最後は後悔と他への責任追及の風景を見ます。志を持っていると、その誘いを一歩下がって検討できる識見する心構えができると思います。
 人それぞれ生きる目的は違えど、「志」を持って日々生きると、艱難の多い今日でも、明るく元気に過ごせるのかもしれません。




Posted by ノグチ(noguchi) at 06:47│Comments(0)
 
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