2007年12月22日

父母へに箴言、骨折って怨み思わず

父母へに箴言、骨折って怨み思わず

「子曰わく、父母に事(つか)えては、幾(ようや)くに諌む。志の従われざるを見ては、又敬して違(たが)わず、労して怨みず。」

(解説)
 孔子先生が語られた、「父母にもし間違いがあれば、それとなしにおだやかに諌める、不幸にして聞き入れて貰えない場合には、前のように敬ってさからうことなく、父母のために骨折っても怨みには思わない。」


(感想)
 お正月の帰省時期で、久々に実家に帰れば色々な親族、兄弟が集うことと思います。しかし、日頃故郷を守る父母の思いをどう受け止めているかで、失言、箴言が、ぽろっと出るものです。

 時代は、情報化社会の中で、電話も料金も下がり、高齢者が携帯電話のメールを使う時代になりましたが、心通う言葉をメールあるいは、電話で日常に使っているかで、盆暮れの再会での言葉使いに、信頼感が出るかどうかと思います。

 人間は、日常の思いの積み重ねが、連帯感を生むと思います。父母への箴言が素直に通る親子関係を、日常から培って行きたいと願うばかりですが、なかなか日々の仕事に追われ、至らない自分を振り返り反省しきりの年末です。

 来年こそはの思いを忘れずに、来春を迎えたいと思います。日々研鑽、日々反省の今日のこのごろです。



Posted by ノグチ(noguchi) at 03:12│Comments(0)
 
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