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2008年01月05日

(休み最終日)心を洗われた一日

(休み最終日)心を洗われた一日


 今日は、朝から「親子論語教室」に参加して来ました。私の仕事場の正月休みは今日まで、午後は久々の父と所有の里山に、出かけようかと昼食に間に合うように帰ったのですが、親戚の来訪で山仕事は中止、しかたなくお昼のNHK-BSで、若者たちが「日本語で語る『世界会議in中国』(北京大学)」のフォーラムが放映されていたのです、はじめからじっくり見ました。


 7ヶ国9名の若者(22歳)が、国の小平気を越えた交流をテーマに語るものでした。

その最後に、一言づつ語ったのですが、思いは次のような言葉でした。

「国も地域も、そして個人も、それぞれ文化があり、互をまず理解し会うには、一歩踏み出して語ることが必要」と、各国の学生が語っていました。

また、日中の歴史認識と感情について、中国の学生が語った言葉が印象に残りました。

「色々な人と話すときには、『誠意』を込めて語ろう。」と訴えていました。また、

「民族や宗教、国の仕組みは違うが、人間としての持っている『美しい心』は、人類共通にあると思う。」の言葉には、嬉しくなってしまいました。

午前中は、中国古典の「論語」で心を洗われ、午後は世界に学生たちの「平和な未来」を構築しようとする「誠意」ある言葉で、また心を洗われました。

今の世界は、貧困、水、エネルギー、食料等の問題で、いがみ合い、不信感、紛争、難民と混迷を極めています。

しかし、この若者たちの「志」があれば、少しづつ互いを理解しようとする人たちが増えると信じられます。

今後、自国(私)の視点からだけでなく、世界(公)の多様な問題を語る場(会)を、いくつも重ねることが必要と感じます。その基本が、一人ひとりの交流にあると思います。

今朝の論語教室の塾長の年始の挨拶に、次の論語の言葉が紹介されました。孔子の弟子の曹子が語ったことばです。

「君子は文を以って友を会し、友を以って仁を輔(たす)く。」

(意味)
君子(立派な人となろうと志す人)は、文事(詩書礼楽等)によって友と会し、その友達同志の切磋琢磨によって仁の道を実行して人間向上の助けとする

 文事(詩書礼楽等):学問、文化、芸術、等
 仁:思いやり、あわれみ、徳が優れた、いつくしむ、他


朝の「親子論語教室」しかり、テレビの「国際会議」しかり、同じ目標をもつ同志(友)が集い、学び、語ることから、「相互理解」と言う発想が生まれるのかもしれません。

お正月の最後の休日は、そんな日でした。これから、娘を学校まで迎えに行くのが今日最後の用です。

皆様の正月休みはいかがだったでしょうか?



Posted by ノグチ(noguchi) at 18:23│Comments(0)
 
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