2008年02月18日

日に新たに、日日に新たに、また日に新たなり。

日に新たに、日日に新たに、また日に新たなり。
~守屋洋著「修己治人の学『大学』を読む。」~

中国古典の『大学』の解説書、守屋洋著「『大学』を読む」を昨日から読んでいます。現代語訳だけですが、昨夜から読み始め、一気に読み上げました。
その一節に、殷の湯王の話がありました。

(本文)
湯王は、洗面の器に「まことに日に新たに、日日に新たに、また日に新たなり」と言う言葉を刻みつけ、毎朝読み、常に覚悟を新たにして政治に取り組んだとありました。

また、『書経』には「新しく変わろうとする人々には、手をさしのべて奮い起たせた」

また、『詩経』には「周は古い国であるが、文王のとき、徳をもって国を治めてので、新たに天命を受けて天下を治めることになった。」

それ故、君子みずからを新たにする上でも、人々を新たにする上でも、最善を尽くすのである。(中略)

毎日の仕事というのは、同じことの繰り返しが多い。うかうかしていると、すぐマンネリになり、惰性に流されてしまう。(中略)それがなぜ「民を新たにす」の例証として惹かれているのか」。それは他でもない、自らを新たにすることができ、初めて民(の気持ち)を新たにすることが出来るからである。(中略)


 日々の仕事は、マンネリ化し安いので、自らを奮い起こし挑戦する気持ちを持ちづつけることが大事と思います。偉人の名言と思いきます。

「日日に新たに、また日に新たなり」
 
の気持ちを大事にし。改善し続ける持続力も必要と思います。
今回の文が、何かのお役に経つことが出来ればと考えてます。




Posted by ノグチ(noguchi) at 00:12│Comments(0)
 
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