2008年02月19日

心のバランスをとる(緊張と弛緩)

心のバランスをとる(緊張と弛緩)

(本文)
 ぼんやりして考えがまとまらないときは、頭を冷やして集中心をとりもどさなければならない。緊張しすぎて気持ちの余裕を失ったときは、心を空っぽにして平常心をとりもどさなければならない。
 そうでなかったら、せっかくのぼんやり病は治っても、こんどは、あっちこっちうるろ、こっちにうろうろするのが落ちだ。


(解説)
 緊張と弛緩の問題である。緊張のしっぱなしではいずれ燃え尽きてしまうし、逆に緩みっぱなしでは物の用に立向かうべしとも思われない。
 バランスに留意することが望まれるのである。

*以上、守屋洋著「新釈 菜根譚」より


(感想)
 気配りは、八方に緊張を持って向かうことが大事と、何かの本で読んだのですが、一日中緊張しっぱななしでは、身体が持ちません。
 時々は、ゆったりと思考をめぐらし、挑むときは全神経を集中して望む心構えを持ちたいと思います。




Posted by ノグチ(noguchi) at 22:41│Comments(0)
 
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