2008年03月19日

(事業の成功)天の時、地の利、人の和で、第一は「人の和」

(事業の成功)天の時、地の利、人の和で、第一は「人の和」

昔から、事業(仕事は)を成功させるためには、

① 天の時  実行のタイミング

② 地の利  立地条件・地域性

③ 人の和  内部団結・ネットワーク

この三要素は、現代でも変わらない。孟子は、優先順位を付け、最も「人の和」が大事と説いています。

「小さな城(問題)を包囲して攻撃(行動)しても、簡単に陥落しない場合がある。攻撃している以上、当然、天の時をとらえているはずだ。それでも勝て(解決でき)ないのは、天の時も地の利には、勝てないからだ。城壁も高く、堀も深い。装備も優れ、兵糧も十分ある。それでも、城を捨てて敗走する場合があるのは、地の利も人の和には及ばないからだ。」

事業も勉強も、将来を見越して事に取りかかる必要がある。この先有望な分野であるのか、伸びる事業であるのかどうか、その際の判断の基準になるのが三つの条件だが、とくに、人の和がなければ成功はおぼつかない。

時機を得て、条件を整え、協力を募って、しっかり準備をして、事業を起こすことが大事の教えは、今でも十分に通用する先人の知恵と思います。

日々、「天の時、地の利、人の和」を念頭に置き、仕事(事業)をやることは成功の条件整備に必要なことのようです。

*参考資料:守屋洋著「中国古典 一日一話」


<関連サイト>

・「ミクシィ」孟子
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3000248

・「ミクシィ」論語の言葉
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2476660



Posted by ノグチ(noguchi) at 06:32│Comments(0)
 
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