2008年04月07日

「益者三楽、損者三楽」<論語3シリーズ>

「益者三楽、損者三楽」<論語3シリーズ>

 
 論語の教えで、「三(3)」の数字で表した教えがいくつかあります。
 今日は、人生の楽しみの話です。



「益者三楽、損者三楽」

人生に於いて、有益な楽しみが三つある。
又、有害な楽しみも三つある。

礼楽を調節することを楽しみ、
人の美点を言うことを楽しみ、
学徳の優れた友の多いことを楽しむのは有益である。

おごって(驕って)わがままにすることを楽しみ、
怠けて遊ぶのをたのしみ、
酒もりにふけるのを楽しむのは有害である。


(感想)
人間は、常に楽を求める傾向がある。
「春眠暁をおぼえず」とありますが、朝寝は良いものですが、始まりが遅いと何ごとも遅れてしまいます。

何度も経験することですが、なかなか深夜まで起きていることの多い職業がら、朝が辛いこともありますが、明日から新学期で、早朝、娘を送る仕事があり、いやでも起きることなります。やはり習慣は、良いものと思います。

友人知人が活躍する時、すごいなと思い、おれもやろうと思うようになると、友人知人の活躍が励みなって行きます。

知らないことを知る喜びこそ、人生の楽しみに一つと思うようになったら、しめたものと思います。崇高な学問は、理解しがたいですが、身近に居る友人知人から、ちょっとレベルの高い話を聞き、教えてもらうと、意外に長続きするものです。

その中でも、「礼楽の調節」が一番大事と思います。
無理をせず、出来こと、興味あることから、少しづつ続けることが秘訣のようです。

みなさんも、良き3つの「楽しみ」になるように、日々自分を考える見ることが必要と思います。





Posted by ノグチ(noguchi) at 22:42│Comments(0)
 
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