2008年04月09日

逆境のあいだに力をたくわえる

逆境のあいだに力をたくわえる

長いあいだうずくまって力をたくわえている鳥は、いったん飛び立てば、必ず高く舞いあがる。他に先がけて開いた花は、散るのもまた早い。この道理さえわきまえていれば、途中でへたばる心配もないし、功をあせっていらいらすることもない。

(解説)
春秋時代の荘王は、即位した当初、いっこうにやる気がなく、「三年、鳴かず飛ばず」であった。見かねて重臣たちが諌めると、「三年飛ばずとも、ひとたび飛べば天の極みに至るであろう。三年鳴かずとも、ひとたび鳴けば世を驚かすであろう」と答えてという。
後にかれは果たして覇業を達成し、実力第一人者の地位についた。荘王のように、じっくりと力をたくわえて飛躍の時を待ちたい。

(感想)
「三年鳴かずとも、ひとたび鳴けば世を驚かす」の自信は、地道に積み上げた自力を基に語ったことだと思います。

我々も、日々の研鑽を怠らず、高い目標を持って生きることが重要と思います。



Posted by ノグチ(noguchi) at 18:23│Comments(0)
 
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