2013年08月16日

最後は”MBA流戦略論”より星一徹(巨人の星の父)根性論

最後は”MBA流戦略論”より星一徹(巨人の星の父)根性論

自分のことは後回し、やることは増えるばかりだが、時間の使い方がまずいのだろう思います。難問が起こるほど、人間は成長すると言われます。

しかし一般人は、難しい世界へなかなか踏み込めないのが現状です。一歩踏み出させるのは、「心の力」をパワーアップさせることが必要です。「心の力」を支えるものに、自分を鼓舞する”言葉”があると言われています。

例えそれが、漫画の名言だろうが、パンクロックの歌詞だろうが、任侠映画の台詞だろうが、何でもいい。その人の信じる何かが、生きることへの「強い志」を生み出せば、危機や困難を乗り越える(心の)力となる。

松山淳著『バカと笑われるリーダーが最後に勝つ』に一節に、災害から生還した人や人生の逆境を克服した経験者(サバイバー)を研究するアメリカの心理学者アル・シーバート氏のことが紹介されている。

(以下、本から転載)

その研究プロセスにおいて、サバイバーたちが、「臆病であり大胆」「ユーモアがあり真面目」「自身過剰であり自己批判的」など、相反する性格的要素を兼ね備えていることに気づく。この矛盾する性格を「二相性」と表現し、二相性的性格は、あらゆる状況でどのようにも反応できるから、生存確率(サバイバビリティ)をたかめる。(略)
(以上、『バカと笑われるリーダーが最後に勝つ』より)

凝り固まった知識や考えでは、想像を超える自然災害には対応できない。目の前に迫り来る危機をどう切り抜けるか、自分の知識に加え、周りにいる人材を活用し、刻刻とかわる状況に合わせ、仲間を時には和ませ、時には勇気を奮い立たせ、果敢に困難に立ち向かうリーダーが必要と思います。

人間、危機の時、本性が出る。逃げるリーダーか、立ち向かうリーダーか。それを最後に決めるのは、学歴でもなくMBAなどの資格ではなく「心の力」だと思う。日本風に言えば、諦めない「(ど)根性」が、リーダーの真骨頂なのだと思います。

我々は、『巨人の星』を見て育った世代。日本社会は「失われた10年」とか、「失われた20年」とか下げすむ批評の学者いるが、私たちはバブル後、どうにか世界の一員として、経済大国を維持して来た。もっと誇りを持ち、星飛雄馬の父(星一徹)の「ど根性」で、困難に立ち向かって、これからも生きて行くことが必要思います。

参考資料:松山淳著『バカと笑われるリーダーが最後に勝つ』


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Posted by ノグチ(noguchi) at 09:39│Comments(0)故事、名言、訓示、スピーチ
 
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